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【MTG】基本セット2021リミテッド環境分析

リミテッド
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こんにちは。Naokuroです。

基本セット2021の発売まで1週間を切りました。いよいよですね。

みなさんはプレリリースイベントに参加する予定ですか?(食い気味で)私はもちろん参加します。

「イコリア:巨獣の棲処」のプレリリースはCOVID-19の影響で開催されませんでしたが、今回は各所で開催される予定のためとても楽しみです。

プレリリースは、MTG(マジックザギャザリング)を始めたばかり・これから始めたい初心者の方にも参加しやすいイベントです。デッキなどの用意も不要で、気軽に参加できちゃいます。興味のある方は、近くのカードショップに問い合わせしてみるといいですよ。

プレリリースイベントの紹介記事はコチラ

テーブルトップはちょっと・・・という方にはMTGA(マジックザギャザリングアリーナ)でのプレイをおすすめします。

6/26のアップデートで「macOS対応版」もリリースされるとのことですので、Macユーザにもおすすめです。これで私も快適にプレイできるはず (๑•̀ㅂ•́)و✧

また、MTGA上でのパック開封も良いですが、対戦を楽しみながらカード資産を集められる「プレミア・ドラフト」というイベントの参加をおすすめします。

プレミア・ドラフトの紹介記事はコチラ

・・・というわけで、今週末から基本セット2021の新しい環境が始まります。構築フォーマットだけではなく、プレリリース含めてリミテッドフォーマットも大いに盛り上がることでしょう。

今回はリミテッドの勝利のために、事前に基本セット2021のリミテッド環境の情報を把握・分析してみました。

みなさんの勝利の助けになれば嬉しいです。

ただし、私自身は競技プレイヤーではないため、優しい気持ちで読んでいただけると助かります。

情報に誤りなどありましたら、コメント欄やTwitterなどで連絡していただけるとありがたいです。

それでは順番に情報を紹介します。

まずは収録カードの枚数を確認しよう

まずは基本セット2021の収録カードの枚数を確認してみましょう。基本セット2021の収録カードは全部で「274種類」あります。(別デザインなどを除く)

レアリティも含めて表にまとめました。

シールド・ドラフトではこれらのカードの内、パック開封・ピックしたカードでデッキを組みます。

種類コモンアンコモンレア神話レア総計
20128343
19138242
19138343
19138343
19138242
多色0103013
00011
アーティファクト553114
土地2607033
総計127795315274
ポイント
  • 白のカードは、他の色と比較してコモンの枚数が1枚多く、アンコモンの枚数が1枚少ない
  • 青と緑のカードは、他の色と比較して神話レアの枚数が1枚少ない
  • 基本セットなのか、多色カードが少ない(友好色・対抗色それぞれアンコモン1枚あり、一部の多色はレアあり)

とはいえ、神話レアの枚数が少ない=弱い色という判断ではありません。

プレリリース(シールド)では、この中から6パックに入っているカード(15枚×6=90枚)+プレリリースFoilレア以上カード1枚でデッキを組みます。ドラフトは45枚をピックしてデッキを組みます。

1パックの内訳は以下の通り(Foil枠は割愛)となるため、それぞれのレアリティ毎に以下の枚数を獲得できます。

  • レア or 神話レア:1枚×6パック=6枚
  • アンコモン:3枚×6パック=18枚
  • コモン:10枚×6パック=60枚
  • 土地(レア以外):1枚×6パック=6枚

以下の表に記載している割合は、重複カードが無い前提としての単純計算結果です。要は全部異なるカードを引けたという場合の数値です。実際のところは以下の表の割合よりも低くなるでしょう。

・・・と考えるとやはりレアリティが低いカード基準でデッキ構成を考えた方がよいということになります。

レアリティ入手できる枚数収録枚数(種類)割合
レアor神話レア668約9%
アンコモン1879約23%
コモン60101約59%
土地626約23%
合計90274

(プレリ参加後、参考値として実際の入手カード情報も更新予定)→参加してきた際の開封結果などを紹介します。

プレリ参加結果の紹介記事はコチラ

全カードを確認してみよう

リミテッド環境の分析のためコモン・アンコモン主体としますが、まずはレアなども含めて全カードを眺めてみましょう。

ある程度カードプールを把握した上で、以降の分析結果に関してみなさんの考えと比較・検討してみてください。

白のカードレビュー

青のカードレビュー

黒のカードレビュー

赤のカードレビュー

緑のカードレビュー

多色、無色、アーティファクトのカードレビュー

土地のカードレビュー

クリーチャーの枚数とマナカーブ

次にコモン・アンコモンクリーチャーのマナカーブを分析してみましょう。

表にまとめましたので、まずは見て下さい。

  • 行:色(多色は除外)
  • 列:マナコスト
  • クリーチャーの枚数はコモン・アンコモンのみ
1コスト2コスト3コスト4コスト5コスト6コスト7コスト総計
355330019
133321215
254311117
153321116
335422019
総計10212016105486
ポイント(クリーチャーカードの枚数)
  • 平均のクリーチャー枚数は約17枚
  • 白と緑は平均よりもクリーチャー枚数が多い
  • 青と赤は平均よりもクリーチャー枚数が少ない(特に青が少ない)

クリーチャーカードの枚数を踏まえると、白と緑はクリーチャー主体のデッキ、青と赤は呪文主体のデッキを組みやすそうです。

ポイント(マナカーブ)
  • 白:2・3マナを頂点に前寄りのマナカーブ
  • 青:マナカーブが平坦
  • 黒:2マナを頂点に、最大7マナまで綺麗なマナカーブ
  • 赤:2マナを頂点に、最大7マナまで綺麗なマナカーブ
  • 緑:3マナを頂点として後ろ寄りのマナカーブ

マナカーブを見る限り、1or2ターン目から順番にクリーチャーを出していく環境のようです。序盤モタモタ(土地、色事故)するとあっという間に敗北してしまうかもしれません。基本的なデッキとしては、1〜2ターン目の序盤からしっかりクリーチャーを展開できる構成が良いでしょう。

青緑デッキは序盤から展開できるクリーチャーの確保が難しいかもしれません。白黒赤の何れかと組み合わせてマナカーブを整える必要がありそうです。

ダブル・トリプルシンボルのカードが多い!?

基本セット2021の収録カードを眺めながら思いませんでしたか?

そうです。今回は、ダブル・トリプルシンボルのカードが多数収録されています。

リミテッドではダブルシンボル以上のカードを採用する際に、構築よりも土地配分に注意が必要です。多色土地も多く採用できないため、余り考えずにデッキを組むと色事故が多発します。

晴れる屋の参考記事
超簡単にマナベース計算できちゃう早見表を作ってみた | 【晴れる屋】記事|MTGに関する読み物を更新

色ごと(全レアリティ含む)のダブルシンボル以上の枚数を、以下の表にまとめました。青が特に多いですね。。

ダブシン以上の枚数全枚数割合
843約19%
1642約38%
1243約28%
1043約23%
842約19%

クリーチャーは、基本的にマナコスト通りに展開するのが強いです。よって、2コストであれば2ターン目、3コストであれば3ターン目に唱えたいです。

対してクリーチャー以外の呪文はマナコストと同じターンで打つ必要がないため、クリーチャーほど気にしなくてよいです。とはいえ、低マナかつダブル・トリプルシンボルであるほど事故が起きやすいため、注意してください。

《闇の掌握》が強いからと言って大量に採用すると、黒マナが引けず唱えることができなかった・・・なんてことになります。

次に、コモン・アンコモンのクリーチャーの内、ダブルシンボル以上のマナコストのカードを見てみましょう。

白の対象カードは以下の3枚です。

5マナ域は許容範囲無いですが、4マナの《バスリの侍祭》を採用する場合は、白マナを生み出せる土地の枚数を気にしましょう。

青の対象カードは以下の5枚です。

何れも5マナ以上のため、そこまで気にしなくてもよいでしょう。

黒の対象カードは以下の2枚です。

黒も特段気にしなくてよいでしょう。

赤の対象カードは以下の2枚です。

赤も気にしなくてよいでしょう。

緑の対象カードは以下の5枚です。

《節くれ拳の樫》《打ち壊すブロントドン》を採用する場合は、緑マナを生み出す土地枚数を気にしましょう。

序盤を支える2マナ以下のクリーチャー

次に序盤を支えるクリーチャーを分析してみましょう。

マナカーブ的な配分上は緑と青が遅めの感じでしたが、序盤を支えられるクリーチャーがいるのでしょうか。

1マナ1/1、2マナ2/2というステータスが標準的な基準ですよね。

今回の2マナ以下のクリーチャーカードの内、パワーとタフネスのそれぞれの最大値を調べました。結果としてはそれぞれ以下の結果となりました。

  • パワーは3が最大値
  • タフネスは4が最大値

順番に実際のカードを見ていきましょう。

パワーが3のクリーチャー(2マナ以下)

ステータスのみを見ると、《うたた寝するティラノドン》がダントツですね。2マナ3/3という最高ステータスのクリーチャーです。防衛のため通常は攻撃できませんが、自身に+1/+1カウンターを置くことも含め、パワー4以上のクリーチャーがいれば序盤を制圧できるでしょう。

タフネスが3以上のクリーチャー(2マナ以下)

タフネス4が《ルーンの壁》のみだったため、3以上のクリーチャーを列挙します。

一通り見てみると、意外と序盤は緑が最も強いのでしょうか。

先程紹介した《うたた寝するティラノドン》に加えて、《罠紡ぎ》もいますね。《罠紡ぎ》は飛行ブロック時は3/3となるため、全レアリティ含めた2マナ以下の飛行クリーチャーを受け止めることが可能です。

《チャンドラの紅蓮獣》も能力を誘発させられれば序盤を有利に進められるでしょう。

除去カードを把握しよう

次にリミテッドで重要となる除去カードを見ていきましょう。

除去カードもコモン・アンコモンに限定して紹介します。

結論としては、赤>黒>白>青>緑=アーティファクトの順に強力と判断しています。

コモン・アンコモンクリーチャーのタフネス

まずはコモン・アンコモンクリーチャーのタフネス情報を把握し、与えるダメージによってどの程度のクリーチャーを除去できるのか見てみましょう。

タフ0タフ1タフ2タフ3タフ4タフ5タフ6タフ7総計
0648100019
0145111215
0364121017
0273121016
1356201119
総計1152626654386
ポイント
  • タフネス3以下の割合が78%→3点火力で約8割を除去可能
  • タフネス2以下の割合が48%→2点火力で約5割を除去可能
  • タフネス1以下の割合が18%→1点火力でも除去として活躍するハズ

注:タフ0のクリーチャを1体カウントしていますが、XマナでX/Xとなるクリーチャーです。ここではX:1〜3マナという前提で割合を出しました。

白の除去カード

白の除去カードは以下の5枚です。

《天使への昇天》は除去カードとして分類してよいか悩みましたが、4/4飛行よりも驚異となるクリーチャーやプレインズウォーカーの非常事態の除去として分類しました。

白はほぼ条件付きや疑似除去ですね。コストが重めなので序盤はしっかりとコンバットトリックも狙う必要があるでしょう。

青の除去カード

青の除去カードは以下の5枚です。バウンスも含めています。

青はいつもどおり場に出たカードに対する除去が苦手ですね。そして全体的に青もコストが重く、序盤は苦しい戦いを強いられそうです。

黒の除去カード

黒の除去カードは以下の6枚です。

今回は黒の除去が少ないですね。コモンだけだと3種類(1種類はクリーチャー)しかありません。

《死に至る霞》が唯一の全除去ですが、自クリーチャーも効果を受けることに注意してください。

《闇の掌握》を多く採用できると強力ですが、ダブルシンボルということを忘れずに。

赤の除去カード

赤の除去カードは以下の10枚です。

軽量かつインスタント火力の《ショック》《焦熱の竜火》を始め、死亡時や生け贄時に火力変換するクリーチャーと多彩な火力があります。

大型クリーチャーの除去に困るものの、大多数のクリーチャーを焼き払うことができますので、今回の除去は赤最強説が有力そうです。

緑の除去カード

緑の除去カードは以下の3枚です。といいながらほとんど《狩人の刃》のみですね。。

緑はいつにも増して除去がありませんね。

アーティファクトの除去カード

アーティファクトの除去カードは以下の2枚です。

《隕石》は2点火力ですが、5ターン以降だと2点では心もとないです。《隕石》よりを採用するのであれば、《静かな隠し矢》の方が良いでしょう。発動できるのが早く、かつ火力も3点と充分です。

何れにせよ、除去カード不足の場合の補填用ですね。。

コンバットトリックカードを把握しよう

つぎに各色のコモン・アンコモンのコンバットトリックカードを紹介します。基本セット2021の環境では除去が少ないため、コンバットトリックによって戦闘を制する必要があるでしょう。

各色のコンバットトリックの効果やマナコストを把握しておきましょう。

白のコンバットトリックカード

白のコンバットトリックカードは以下の3枚です。

《天使への昇天》は、相手が有利な盤面でアタックしてきた際に4/4飛行で迎え討つことが可能です。

《抵抗の妙技》はコンバットトリックとしてだけではなく、プロテクションによって除去からクリーチャーを守ることにも使用できる優秀なカードです。

青のコンバットトリックカード

青のコンバットトリックカードは以下の1枚です。

《初心者の過ち》はパワーが増やせないため、相手のクリーチャーを倒しづらいです。

黒のコンバットトリックカード

黒のコンバットトリックカードは以下の1枚です。

《錬金術師の贈り物》はステータスも強化しつつ、「接死」or「絆魂」を付与できる強力なカードです。

赤のコンバットトリックカード

赤のコンバットトリックカードは以下の3枚です。

全体強化、全体トランプル、単体強化+先制攻撃と何れも強力なカードです。

赤はコンバットトリックも強いですね。

緑のコンバットトリックカード

緑のコンバットトリックカードは以下の3枚です。

緑は全体的にシンプルな強化呪文ですね。

アーキタイプ考察

最後に、2色ベースでのシナジーやアーキタイプを考察します。

各色の組み合わせに紐付いた多色カードを踏まえて考えます。以降のカードは、シナジー効果を優先して紹介していますので、シナジーに関係なく強力なカードもある点を留意してください。

2色の組み合わせ
友好色
  • 白青
  • 青黒
  • 黒赤
  • 赤緑
  • 緑白
対抗色
  • 白黒
  • 黒緑
  • 緑青
  • 青赤
  • 赤白

全体の概要

今回の色のデッキタイプは以下と判断しています。マナカーブの分析結果とも同様です。

  • 白:アグロ
  • 青:ミッドレンジ〜コントロール
  • 黒:オールレンジ(採用カードによる)
  • 赤:オールレンジ(採用カードによる)※除去が特に強い
  • 緑:ミッドレンジ〜コントロール

各色の組み合わせの特徴・シナジーや、デッキタイプを一覧化しました。

特徴・シナジーデッキタイプ
白青飛行アグロ
ミッドレンジ
青黒墓地参照・リアニメイトミッドレンジ
コントロール
黒赤サクリファイスミッドレンジ
コントロール
赤緑パワー4参照ミッドレンジ
緑白+1/+1カウンターアグロ
白黒ライフ回復ミッドレンジ
コントロール
黒緑死亡時参照コントロール
緑青ドロー参照ミッドレンジ
青赤スペル参照ミッドレンジ
赤白アグロ

シールドは開封結果に依存ですが、ドラフトはメタゲームの読み合い要素も多少含まれていますので、デッキタイプやどの色が人気なのか把握しておくとよいでしょう。

今現在、私の印象としては白と赤が人気だと感じています。

友好色:白青

白青の多色クリーチャーは《天球の見張り》です。

白青は、飛行クリーチャー参照によるシナジーがあります。

《天球の見張り》を場に出せると、後続の飛行クリーチャーを1ターン早く召喚することが可能なため、非常に強力です。

序盤は白青ともに除去がほぼ無いため、クリーチャーを横並べしつつ、飛行クロックで少しずつ相手のライフを削ることになるでしょう。

中盤以降、盤面が優位であれば、全体強化にて一気にライフを詰め切るチャンスを狙いましょう。

ただし、緑の《罠紡ぎ》に注意してください。飛行に対しては到達3/3のため、序盤の飛行クリーチャーが全て止まってしまいます。サイズ的にバットリを1枚使用したとしても、3ターン目に突破することは困難でしょう。

友好色:青黒

青黒の多色カードは《偏執的な縫い師》です。

青黒は、墓地参照・リアニメイトによるシナジーがあります。

友好色:黒赤

黒赤の多色カードは《凶兆艦隊の戦争屋》です。

黒赤は、サクリファイスによるシナジーがあります。

友好色:赤緑

赤緑の多色カードは《枝葉族の報復者》です。

赤緑はパワー4参照によるシナジーがありますが、シナジーカード自体の種類が少ないです。赤緑はパワー4シナジーというよりも、中型〜大型クリーチャーと多彩な火力除去にて盤面を制圧し、相手のライフを詰め切るミッドレンジ的なデッキが強いでしょう。

友好色:緑白

緑白の多色カードは《議事会の導師》です。

緑白は、+1/+1カウンター参照によるシナジーにて、自軍のクリーチャーを大量強化し殴り切るデッキです。

キーカードは《議事会の導師》です。このカードが場に出ているだけで+1/+1カウンターを追加で1個置けるため、小型クリーチャーも一気にサイズアップすることが可能です。

シナジーのあるカードを以下に列挙しましたので、参考にしてみて下さい。

クリーチャーは1 or 2ターン目から展開できるよう、2マナを頂点にアグロよりのマナカーブを形成できると良いでしょう。

序盤からクリーチャーを横に展開しつつ、徐々にサイズアップし、最後は《誇り猫》や《バスリの結束》で一気に勝負を決めましょう。

除去としては、《狩人の刃》が+1/+1カウンターを乗せつつダメージを与えられるため、強く使うことができるでしょう。

対抗色:白黒

白黒の多色カードは《耽溺する貴族階級》です。

白黒はライフ回復シナジーにより、相手のライフにダメージを与えたり、トークンやクリーチャーを場に出したりと、多角的に攻めるデッキです。白と黒のカードには絆魂などライフ回復手段も多いため、容易に誘発できるでしょう。

《グリフィンの高楼》によって毎ターントークンを生み出せる場合は、黒の死亡時参照系のカードとのシナジーも見込めそうです。

白黒の各種除去を多く採用できる場合は、ドレインやトークンを生成する能力を用いてじっくり戦う構成が良いでしょう。

除去が少ない場合は、白のアグロ寄りのクリーチャーや強化呪文と組み合わせて、アグロ・ミッドレンジ寄りの構成が良いでしょう。

対抗色:黒緑

黒緑の多色カードは《双刃の暗殺者》です。

黒緑は死亡時参照です。

対抗色:緑青

緑青の多色カードは《知識鱗のコアトル》です。

緑青は、ドロー参照シナジーによってアドバンテージを獲得して戦うデッキです。

また、《テフェリーの後見》がある場合は、相手のライブラリーアウトによる勝ち手段も狙えるでしょう。

色の特性上、除去カードが少ないためコンバットトリック主体で戦っていくことになりそうです。

対抗色:青赤

青赤の多色カードは《実践的過負荷》です。

青赤は、墓地含めたスペル参照シナジーにより、火力やバットリで相手クリーチャーを除去しつつ、クロックを上げて戦っていくミッドレンジデッキです。

呪文カードを多用する動きが主体となるため、デッキ内の呪文枚数の比率を上げるとよいでしょう。

対抗色:赤白

赤白の多色カードは《高山の犬師》です。

赤白は、「犬」の部族シナジーです。

基本セット2021のシールドでは、意図的にカードを集められないため、構築するのが運任せのため難しいでしょう。ドラフトの場合は、赤白(というか犬)が薄ければ構築することも可能だと思います。

ドラフトの1-1で《群れを導くもの》がある場合は、赤白犬デッキを組めという神の啓示かもしれません。

実際のところは必ず「犬」クリーチャーが必要なわけではなく、他の2マナ・3マナの赤白クリーチャー主体のアグロデッキという構成でよいでしょう。

赤白の優秀なコンバットトリックや、赤の多彩な火力除去で盤面を制圧しつつ、全体強化で一気にライフを詰め切る動きが強いでしょう。

まとめ

基本セット2021のリミテッド環境向けに分析した情報を紹介しました。

プレリリースやリミテッドイベントに向けた参考情報となりましたでしょうか。

みなさんの勝利に少しでも役立てたのであれば、今後も新セットの分析情報を提供していこうと思います。

それではお互いがんばりましょう!!

情報が役に立った/立たなかった、このカードや組み合わせ・アーキタイプが強かったなど、コメント欄やTwitterで感想や情報を提供していただけると助かります。

今後の記事作成にフィードバックしたいと考えています。

基本セット2021の商品情報はコチラ

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