どうも、Naokuroです。
本記事の内容は、MTGの新セット「ストリクスヘイヴン:魔法学院」のカードレビュー結果です。
主にリミテッド視点(シールド・ドラフト)で評価した内容となります。
今回は「赤カード編」です。
- 収録カード(赤)を一通り確認できる!
- 弱いカード、強いカードを把握できる!(注:管理人視点)
なお、各カードの評価点数は以下の基準で付けています。
- 5点1枚でゲームに勝てるカード
いわゆるボムレアと呼ばれるカード
- 4点必ず採用したいカード
カードパワーが強く、積極的にデッキに採用・ピックしたいカード
- 3点平均的なパワーのカード
枠があれば採用したい平均的なカードパワーのカード
- 2点条件によって採用したいカード
お互いのデッキや場面によって強い/弱いが大きく変化するカード
- 1点アンプレイアブルなカード
カードパワーが低すぎてどんな場合でも採用したくないカード
本記事に掲載しているカード情報は、以下の公式カードギャラリーの情報を基にしています。
- 《色素の嵐》のカード名を訂正(2021.04.24)
- カードタイプ×レアリティ別分布表を更新(2021.04.04)
- 2枚のカード情報を追加→全カード情報(2021.04.04)
- 4枚のカード情報を追加(2021.04.03)
- 10枚のカード情報を追加(2021.04.02)
- 4枚のカード情報を追加(2021.04.01)
- カード情報を追加(2021.03.31)
- ストリクスヘイヴンの新メカニズム
- カードタイプ×レアリティ別分布
- 091《学術論争》
- 092《献身的な塵語り》
- 093《血の時代の将軍》
- 094《陰謀の理論家》
- 095《弾ける力》
- 096《ドラゴンの介入》
- 097《ドラゴンの接近》
- 098《イフリートの炎塗り》
- 099《熱心な研究》
- 100《爆発的歓迎》
- 101《白熱の熟達》
- 102《授業初日》
- 103《発煙する肖像》
- 104《にやにや笑いのイグナス》
- 105《講堂の監視者》
- 106《白熱する議論》
- 107《炎血の発想》
- 108《歴史解明学》
- 109《著名な歴史家》
- 110《マスコットの横取り》
- 111《色素の嵐》
- 112《柱落としの番人》
- 113《回収するフェニックス》
- 114《ご破算》
- 115《嵐窯の芸術家》
- 116《突然のひらめき》
- 117《秘本破り》
- 118《双巻物のシャーマン》
- まとめ
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- naokuroshopのご案内
ストリクスヘイヴンの新メカニズム
「ストリクスヘイヴン:魔法学院」には以下4つの新メカニズムが収録されています。
- 履修
- 講義
- 魔技
- 護法
カードの内容を確認する前に、これら4つの新メカニズムのポイントを把握しておきましょう。既に把握済みの方は読み飛ばしてください。
カードタイプ×レアリティ別分布
カードタイプ×レアリティ別のカード枚数を以下の表に記載します。
レアリティ表記:C(コモン)、U(アンコモン)、R(レア)、M(神話レア)
カード タイプ | C | U | R | M | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
クリーチャー | 6 | 4 | 3 | 0 | 13 |
エンチャント | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
アーティファクト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
インスタント | 4 | 2 | 0 | 0 | 6 |
ソーサリー | 2 | 3 | 3 | 1 | 9 |
プレインズウォーカー | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
合計 | 12 | 9 | 6 | 1 | 28 |
091《学術論争》
評価点数:
- ブロックを強制+到達を付与(してもよい)するコンバットトリックカード
- 相手のクリーチャーに使用して戦闘で除去できる(到達を付けて飛行クリーチャーで打ち取ることも可能)
- 相手のアタッククリーチャー(飛行)に対して、自分のクリーチャーに到達を付与して返り討ちにするという使い方もできる
- 履修のオマケ付き
092《献身的な塵語り》
評価点数:
- 5マナ 3/4と比較的弱めのステータス
- 攻撃するたびに墓地のスペルをライブラリーボトムに送ることが可能
- さらにライブラリートップから2枚追放し、ターン中にプレイ可能というアドバンテージを得る
- 素の状態だと積極的に殴りづらいので、強化して可能な限り能力を誘発させたい
093《血の時代の将軍》
評価点数:
- 2マナ 2/2という平均ステータス
- タップすると攻撃している全スピリットの強化(+1/+0)が可能
- タップ起動なので、自身(スピリット)を攻撃に参加させることはできない
- スピリットシナジーのあるデッキで採用したい
094《陰謀の理論家》
評価点数:
- ディスカードのデメリットをメリットに変える能力を持つ(土地以外)
- 攻撃するたびルーティング可能
- 2つ目の能力は常在能力なので、自身が攻撃しなくても誘発可能〇
095《弾ける力》
評価点数:
- 3X+赤2マナを支払い、任意のターゲットX個に対して「5X」のダメージを与える超強力な火力呪文
- X:1→5マナ支払い、ターゲット1個に5点ダメージ!!
- X:2→8マナ支払い、ターゲット2個に10点ダメージ!!
- X:3→11マナ支払い、ターゲット3個に15点ダメージ!!
096《ドラゴンの介入》
評価点数:
- 墓地にあるスペルを1枚追放し、それを全体火力に変換するスペル
- 火力ダメージはドラゴン以外という点に注意(本セットのドラゴンはエルダードラゴンのみ?であれば実質の全体除去)
097《ドラゴンの接近》
評価点数:
- 3マナで相手プレイヤーに3点ダメージの火力スペル
- 墓地に同名カードが4枚あるとライブラリーからドラゴンカードを場に出すことができる
- デッキに同名カードを何枚入れても良い(リミテッドの場合は4枚制限が無い)がリミテッドの場合は厳しいだろう
- リミテよりも構築向けのカード
- 盤面には触れない火力スペルなのでリミテでは評価低い
- リミテの場合はアグロなど終始攻めるデッキでなら採用可(最後の詰め)
098《イフリートの炎塗り》
評価点数:
- 4マナ 1/4と控えめなステータスだが「二段攻撃」を持っているので、同色の《熱心な研究》とも相性が良い→4/5 二段攻撃&トランプル
- 更に相手プレイヤーにダメージを与えるたび、墓地のインスタントやソーサリーの再利用が可能という驚異のアドバンテージ能力を持つ
099《熱心な研究》
評価点数:
- 先攻ビートダウン、攻めるデッキ(アグロ)を支えるバットリとなりそうな予感!
- +3/+1にトランプルが付いているため、相手のブロッカーを崩しながらダメージを通しやすい
- 履修があるのでリソース切れも起こしにくい◎
100《爆発的歓迎》
評価点数:
- 同じ対象を選べないが5点、3点それぞれの火力ダメージを飛ばせる強力なスペル
- 8マナとコストが重たすぎる点が難点、他のカードで軽減やマナ加速を狙いたい
- 赤3マナがオマケで出る点を忘れずに
101《白熱の熟達》
評価点数:
- ライブラリーから最大3枚を探して手札に加え、カード3枚をランダムに選んで捨てるという特殊なドローカード
- 手札の枚数が多いほど、選んだカードが生存する(手札に残る)可能性が高い
- もちろん手札0枚のときに使うと全く意味が無いので注意
- つまり序盤に使うほど強く、終盤であればあるほど弱い(腐る)カード
- 基本は相手のルーティングに目をつぶって最速で唱えた方がよい
- 手札が強くなった返しのディスカードに注意
102《授業初日》
評価点数:
- 《熱心な研究》と同評価
- 《授業初日》の方が1マナ軽く、+1/+1カウンターなので使いやすい印象(今後評価を上げそう)
- 速攻付与なので、終盤に中・大型、回避持ちのクリーチャーで奇襲を仕掛ける動きが可能
103《発煙する肖像》
評価点数:
- 墓地からカードが離れる(追放、ライブラリー、手札など)たび、相手に1点ダメージを与える
- ポン置きしておくと、意外とダメージを稼いでくれそう
104《にやにや笑いのイグナス》
評価点数:
- 最近「時のらせんリマスター」でも見かけたカード
- 3マナ 2/2と平凡なステータスだがマナブーストが可能
- 1マナと《にやにや笑いのイグナス》を手札に戻すと3マナ(実質+無色2マナ)出せる
- 例えば、3ターン目に《にやにや笑いのイグナス》、4ターン目に能力を使うと6マナの大型クリーチャーやスペルを唱えることが可能
105《講堂の監視者》
評価点数:
- 1マナ 1/1 速攻というアグロ向きのクリーチャー
- 起動能力で相手のクリーチャー1体をブロック不可にすることが可能
- 先攻含め、攻めている場合のみ有効活用できる
106《白熱する議論》
評価点数:
- 赤のトップコモン・除去カードになると推測
- 3マナ インスタント 4点火力除去と申し分ない
- 打ち消しや護法も気にせずに打てる
107《炎血の発想》
評価点数:
- 相手プレイヤーにも飛ばせる任意対象の火力3点スペル
- 除去だけでなく、相手プレイヤーのライフを詰め切ることもできる優秀な火力
- 履修付きなので手札を減らさずに使用できる◎
108《歴史解明学》
評価点数:
- 4マナ(ダブルシンボル)で好きな枚数のルーティングが可能なカード
- 同時に墓地肥やしもでき、墓地のカードが7枚以上になっていると3/2スピリットトークンも生成可能
109《著名な歴史家》
評価点数:
- 2マナ 2/1という標準ステータスのクリーチャー
- 墓地から5マナ+追放することで3/2スピリットを生成できる(スピリットシナジー)
- 1枚で2回使えるので低マナ域を埋める良いクリーチャー
110《マスコットの横取り》
評価点数:
- 一時的なコンマジ(相手のコントロールを奪う)スペル
- トークンの場合はわずか1マナで唱えることが可能(本セットはトークンが多く生成される環境)
- 相手の盤面のクリーチャーが1体の場合は一気にライフを詰め切ることも可能
111《色素の嵐》
評価点数:
- マナコストが重たいものの、5マナ 5点の火力スペル
- 余剰ダメージを相手プレイヤーに与えることができるので無駄が無い
112《柱落としの番人》
評価点数:
- 4マナ 1/5 到達とブロッカーとしては優秀
- 自身を生贄に捧げることで墓地からスペルを回収することもできる
- 重めのコントロールデッキでは強く使えるか
113《回収するフェニックス》
評価点数:
- 4マナ 2/2 飛行&速攻という優秀なクリーチャー
- ETB能力で履修が可能
- 履修カードがある限り、墓地から何度でも復活できる
- 追放には要注意
- サイズが2/2と小さいので止まってしまうことが多いかもしれない
114《ご破算》
評価点数:
- 赤のアーティファクト破壊カードに小火力のオマケが付いたスペル
- 講義カードなのでプレイアブル、魔技の弾にも使える
115《嵐窯の芸術家》
評価点数:
- 魔技の誘発によって、疑似的なマナクリ+自身の強化が可能なクリーチャー
- 強化される点がパワーのみという点に注意、相手のパワー2で止まってしまう
- 基本はマナクリで、チャンスがあればライフを削るアタッカー(トランプルや回避付与も◎)として運用を想定
- タフネスも上がっていたらボムアンコだった
116《突然のひらめき》
評価点数:
- 2マナのコンバットトリックカード
- +2/+0とパワーのみ強化されるが、先制攻撃も付与されるので問題なし
- おまけに宝物トークンが生成され、色事故の解消やマナ加速、2アクションするなどの用途に有効活用できる
117《秘本破り》
評価点数:
- 3マナ 2/2 速攻持ちのクリーチャー
- 平凡なステータスだが墓地のスペルを追放することで単体強化(+1/+1カウンター)が可能
- 速攻持ちなので相手の盤面次第ではすぐに強化から入れる点は優秀
118《双巻物のシャーマン》
評価点数:
- 3マナ 1/2 二段攻撃、単体では弱いが+1/+1カウンターやコンバットトリックとの相性は良い
まとめ
「ストリクスヘイヴン:魔法学院」のカードレビュー”赤カード編”の内容を紹介しました。
他のカードレビュー記事もありますので、よろしければ読んでみてください。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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コメント入力欄
「色素の嵐」の名前が「マスコットの横取り」になっています
毎回気づかなくて探してたw
指摘ありがとうございます。訂正しておきました・ω・