どうも、Naokuroです。
本記事の内容は、MTGの新セット「ストリクスヘイヴン:魔法学院」のカードレビュー結果です。
主にリミテッド視点(シールド・ドラフト)で評価した内容となります。
今回は「多色カード編」です。
- 収録カード(多色)を一通り確認できる!
- 弱いカード、強いカードを把握できる!(注:管理人視点)
なお、各カードの評価点数は以下の基準で付けています。
- 5点1枚でゲームに勝てるカード
いわゆるボムレアと呼ばれるカード
- 4点必ず採用したいカード
カードパワーが強く、積極的にデッキに採用・ピックしたいカード
- 3点平均的なパワーのカード
枠があれば採用したい平均的なカードパワーのカード
- 2点条件によって採用したいカード
お互いのデッキや場面によって強い/弱いが大きく変化するカード
- 1点アンプレイアブルなカード
カードパワーが低すぎてどんな場合でも採用したくないカード
本記事に掲載しているカード情報は、以下の公式カードギャラリーの情報を基にしています。
- カードタイプ×レアリティ別分布表を更新(2021.04.04)
- 14枚のカード情報を追加→全カード情報(2021.04.04)
- 16枚のカード情報を追加(2021.04.03)
- 15枚のカード情報を追加(2021.04.02)
- 14枚のカード情報を追加(2021.04.01)
- カード情報を追加(2021.03.31)
- ストリクスヘイヴンの新メカニズム
- カードタイプ×レアリティ別分布
- 162《霊気のらせん》
- 163《ベレドロス・ウィザーブルーム》
- 164《生物数学者》
- 165《刃の歴史家》
- 166《血の研究者》
- 167《空の覆い隠し》
- 168《研究体》
- 169《締めくくりの声明》
- 170《詰め込み期間》
- 171《創造の発露》
- 172《選別の儀式》
- 173《研究の集大成》
- 174《デーモゴスのタイタン》
- 175《デーモゴスの悲哀喰らい》
- 176《死に至る醸造》
- 177《断固たる否定》
- 178《魂浸し、ダイナ》
- 179《二科目専攻》
- 180《劇的な終焉》
- 181《精霊表現者》
- 182《精霊の傑作》
- 183《精霊召喚学》
- 184《ひらめきの瞬間》
- 185《元気づける雄弁術》
- 186《表現の反復》
- 187《フラクタル召喚学》
- 188《断割》
- 189《ガラゼス・プリズマリ》
- 190《黄金比》
- 191《無限性の支配》
- 192《霊鍛冶のホフリ》
- 193《侮辱》
- 194《活力の注入》
- 195《墨獣召喚学》
- 196《謎の賢者、カズミナ》
- 197《墨の決闘者、キリアン》
- 198《ロアホールドの初学者》
- 199《ロアホールドの命令》
- 200《ロアホールドの発掘》
- 201《ロアホールドの誓約魔道士》
- 202《大渦の詩神》
- 203《マグマ・オパス》
- 204《生きた証》
- 205《顕現の賢者》
- 206《腐りゆくカローク》
- 207《定命の槍》
- 208《針棘ドレイク》
- 209《オグヤールの戦予見者》
- 210《オーリンの盾魔道士》
- 211《害獣召喚学》
- 212《実践研究》
- 213《プリズマリの初学者》
- 214《プリズマリの命令》
- 215《プリズマリの誓約魔道士》
- 216《クアンドリクスの初学者》
- 217《クアンドリクスの命令》
- 218《クアンドリクスの栽培者》
- 219《クアンドリクスの誓約魔道士》
- 220《実地歴史家、クイントリウス》
- 221《光輝の巻物使い》
- 222《歴史の再構築》
- 223《秘宝のナマケモノ》
- 224《蘇りし過去招き》
- 225《引き裂き》
- 226《エクスタスの隆盛》
- 227《気まぐれな芸術家、ルーサ》
- 228《大急ぎの再誕》
- 229《影翼の桂冠詩人》
- 230《シャドリクス・シルバークイル》
- 231《シルバークイルの初学者》
- 232《シルバークイルの命令》
- 233《シルバークイルの誓約魔道士》
- 234《シルバークイルの口封じ》
- 235《壮大な魔道士》
- 236《スピリット召喚学》
- 237《悪意に満ちた部隊》
- 238《四角の構え》
- 239《石繋ぎの導師》
- 240《ターナジール・クアンドリクス》
- 241《実例指導》
- 242《害獣の世話》
- 243《身震いする発見》
- 244《消失の詩句》
- 245《ヴェロマカス・ロアホールド》
- 246《尊い戦歌い》
- 247《ウィザーブルームの初学者》
- 248《ウィザーブルームの命令》
- 249《ウィザーブルームの誓約魔道士》
- 250《クアンドリクスの神童、ジモーン》
- まとめ
ストリクスヘイヴンの新メカニズム
「ストリクスヘイヴン:魔法学院」には以下4つの新メカニズムが収録されています。
- 履修
- 講義
- 魔技
- 護法
カードの内容を確認する前に、これら4つの新メカニズムのポイントを把握しておきましょう。既に把握済みの方は読み飛ばしてください。
カードタイプ×レアリティ別分布
カードタイプ×レアリティ別のカード枚数を以下の表に記載します。
レアリティ表記:C(コモン)、U(アンコモン)、R(レア)、M(神話レア)
カード タイプ | C | U | R | M | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
クリーチャー | 15 | 15 | 7 | 6 | 43 |
エンチャント | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 |
アーティファクト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
インスタント | 6 | 7 | 6 | 2 | 21 |
ソーサリー | 9 | 7 | 4 | 2 | 22 |
プレインズウォーカー | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
合計 | 30 | 30 | 18 | 11 | 89 |
162《霊気のらせん》
評価点数:
- パーマネントのバウンス&自分の墓地からパーマネントを回収するスペル
- バウンスの対象は相手でも自分のパーマネントでもよい
- 相手の邪魔なパーマネントをどかしながら自分のリソースを回復できる
- 自分のパーマネントの再利用なども可能
163《ベレドロス・ウィザーブルーム》
評価点数:
- 7マナ 4/4 飛行と単体の性能としてはエルダー・ドラゴン内では最弱か
- 各アップキープ開始時に邪魔者トークンを生成する強力な能力を持つ
- 10点のライフを支払うことで全土地をアンタップすることが可能!
- ライフゲインでライフを増やして何度も使用したり、大量のマナをXコスト系のカードに使用したりと大量のマナを使える先を用意しておきたい
164《生物数学者》
評価点数:
- 3マナで2体のクリーチャー(2/2と1/1)を展開できる
- ETB能力でフラクタルタイプのクリーチャーに+1/+1カウンターを置ける
- 複数枚採用して、(フラクタルの)全体強化を繰り返す動きも強力
165《刃の歴史家》
評価点数:
- アタッククリーチャー全てに「二段攻撃」付与という怒涛の攻めが可能
- サイズ差で多少負けていても強気に攻められる
- インスタント除去で二段攻撃が無くなり、返り討ちにされないように注意
166《血の研究者》
評価点数:
- 3マナ 2/2 威迫持ちクリーチャー
- ライフゲインするたびに+1/+1カウンターを置ける
- 序盤に出せればフィニッシャー級に進化させやすい
- このカードと絆魂などライフゲイン出来るカードを組み合わせるだけで1つの勝利プランが出来上がる
167《空の覆い隠し》
評価点数:
- 墨獣(2/1 飛行トークン)をXコスト分生成するスペルカード
- 飛行持ちのクリーチャーなので、一気に勝負を決められる可能性が高い
- X:6以上の場合は、クリーチャーや土地以外のすべてのパーマネント除去も可能
- X:3,4位で十分強い
168《研究体》
評価点数:
- トリプルシンボル×2種とマナ拘束が厳しいものの超大型クリーチャーを生成可能なスペル
- ライブラリーのカード枚数に等しい+1/+1カウンターを置いたクリーチャーが登場する
- 普通に2桁パワー&タフネスのクリーチャーがしれっと出てくる
- トランプルを付与してGood Game!!
169《締めくくりの声明》
評価点数:
- 通常5マナ、自分の終了ステップの場合は3マナで唱えることが可能な除去&単体強化スペル
- 相手のクリーチャーやプレインズウォーカーを破壊しながら、自分のクリーチャーのサイズを上げられるのでテンポよく攻め易い
170《詰め込み期間》
評価点数:
- ライフゲインの弾となるカード
- 履修もあるので気軽に採用しやすい
171《創造の発露》
評価点数:
- 任意のターゲットに5点ダメージを与える火力スペル
- ライブラリートップから5枚見て、1枚を手札に加えられるオマケつき
- 7マナとコストが重たいので、スペル軽減系のカードと組み合わせたい
- 2マナ+本カードを捨てると宝物トークンを出せるので、序盤の色マナケアが可能
172《選別の儀式》
評価点数:
- マナ総量2以下のパーマネントを全て破壊する全除去カード
- さらに破壊したパーマネントの数分、黒または緑まなを加えられる
- 全除去後に2アクションして大型クリーチャーを展開することも可能
173《研究の集大成》
評価点数:
- ランダム性が高いが、Xコスト分のカードを追放して以下の効果を得るスペル
- 土地カード→宝物トークン
- 青のカード→ドロー
- 赤のカード→相手プレイヤーへの火力ダメージ
- 青赤の多色カードならドロー&火力ダメージとしてカウント可能
- このカードを使用する際はデッキを可能な限り2色にしておきたい(青または赤が含まれている多色カードはOK)
- 大量のXコストを支払うとライブラリーアウトの危険性がある点に注意
174《デーモゴスのタイタン》
評価点数:
- 4マナ 11/10!?という超大型クリーチャー
- アタック/ブロックするたびにクリーチャー1体を生贄に捧げる必要があるので、トークン生成系のカードと組み合わせたい
- トランプルや飛行などの回避能力を付けても良い
175《デーモゴスの悲哀喰らい》
評価点数:
- 4マナ 7/6の大型クリーチャー
- 維持コストとして、自分のアップキープの開始時にクリーチャー1体を生贄に捧げる必要あり
- 自分を生贄に捧げると、相手のディスカード、自分のドロー、2点ライフゲインの効果を得られる
- 邪魔者トークンなど、トークン生成系のカードと組み合わせたい
176《死に至る醸造》
評価点数:
- 相手の盤面クリーチャー数が少ない場合に有効な除去カード
- 全プレイヤーがクリーチャー/プレインズウォーカー1体を生贄に捧げる
- 自分のクリーチャーを生贄に捧げた場合、墓地からパーマネントカードを回収できる
- トークンを生贄に捧げて、強力なパーマネントを回収したい
177《断固たる否定》
評価点数:
- 格闘&打ち消し(クリーチャー以外)という緑と青を代表する効果を持つスペルカード
- 打ち消しは3マナ追加で要求するので、終盤以外は確定カウンターとして打つことが可能
- 格闘除去(バットリとしてもOK)もあるので手札で腐ることは無いだろう
178《魂浸し、ダイナ》
評価点数:
- 出ました!ライフゲイン誘発のたびに相手が1点のライフを失うカード
- 他のクリーチャーをサクって、自身のパワーを上げて殴りかかることも可能
- ライフゲインを大量に誘発して勝利を勝ち取ろう
179《二科目専攻》
評価点数:
- 自クリーチャーのコピートークンを生成するスペル
- インスタントなのでバットリとしても使用可能
- 伝説クリーチャー(通常は1体のみ)もコピー可
- サイズが大きいクリーチャーやシステムクリーチャーをコピーして大きなアドバンテージを獲得しよう!
180《劇的な終焉》
評価点数:
- すべてのトークンを全体強化(+1/+1)できるエンチャント
- 本セットにはトークン生成可能なカードも多く、シナジーを得やすい
- 非トークン・クリーチャーが死亡すると、1ターンに1度だけ墨獣(2/1飛行)トークンに生まれ変わり全体強化の恩恵を受けられる
181《精霊表現者》
評価点数:
- 4マナ 4/4の高ステータス
- 魔技によってクリーチャー1体に以下の能力を付与する
- 戦場を離れる→追放に置換する(墓地に置かない)
- 追放時に4/4トークンを生成する
- 能力を付与するために魔技を誘発する必要あり、スペル(本能力はインスタントがベスト)の弾数が必要
182《精霊の傑作》
評価点数:
- 7マナ 4/4×2体(8/8相当)のトークンを生成可能なスペル
- 生成されるトークンは飛行なし
- コストが重たいので軽減などのシナジーを狙いたい
- 序盤は宝物トークン生成でサポートするのもあり
- クリーチャー兼スペル(魔技などのシナジー狙い)として、クリーチャーカードのスロットに採用してOK
183《精霊召喚学》
評価点数:
- 《精霊の傑作》のマナコスト軽減版、生成されるトークンも4/4×1体
- クリーチャー兼スペル(魔技などのシナジー狙い)として、クリーチャーカードのスロットに採用してOK
184《ひらめきの瞬間》
評価点数:
- 《成長のらせん》を彷彿とさせるスペルカード
- 4マナと重たい分、1ドローが追加されている
185《元気づける雄弁術》
評価点数:
- 単体強化&全体強化の組み合わせスペル
- クリーチャーを横に展開し、全体強化でフルアタックする勝ち筋を持てる
- 通常の全体強化はターン終了時で効果が無くなるが、1体のみ+2/+2したままにできる
186《表現の反復》
評価点数:
- 2マナのドローカード
- ライブラリートップから3枚掘れる
- 1枚を手札に加える
- 1枚をライブラリーボトムへ
- 1枚を追放→ターン中ならプレイ可
- 追放したカードもターン中なら唱えられるので、なるべく序盤にプレイせず中盤以降にプレイしたい
187《フラクタル召喚学》
評価点数:
- 緑青にも存在するトークン生成スペル
- 魔技のトリガーとしても使え、マナフラ受けも良い
- 終盤に使えばフィニッシャーにもなり得る
- 講義カードなのでサイドボードでスタンバイ可能
188《断割》
評価点数:
- 構築では強そうだがリミテではクリーチャー除去を優先したい
- リミテの環境次第ではメインから積むのもありだが、現時点は低評価
189《ガラゼス・プリズマリ》
評価点数:
- 4マナ 3/4 飛行クリーチャー
- ETB能力で宝物トークンを1つ生成する
- コントロールしているアーティファクトすべてに「タップ:好きな色1点のマナ生成(インスタント・ソーサリーのみに使用可能)」という能力を持たせられる
- スペルであれば宝物も生贄にせず色マナが出せる
190《黄金比》
評価点数:
- 自クリーチャーのパワーの種類数に応じてドロー枚数が変化するスペル
例:パワー1、パワー2、パワー3がいる場合は3ドロー - クリーチャーがいないと腐ってしまう点に注意(終盤に盤面空の状態で引いても効果なし)
191《無限性の支配》
評価点数:
- 終盤に使うことで、墓地のカードを全て再利用して大逆転を狙えるカード
- 相手ターンのエンドで唱え、自ターンでマナをフルに使えるようにしよう
192《霊鍛冶のホフリ》
評価点数:
- スピリットのロード(+1/+1、トランプル、速攻)
- 自身も高ステータス
- 他のトークン以外のクリーチャーが死亡してもスピリットのコピートークンとして生まれ変わる(スピリットは強化対象)
- 赤と白のカードにはスピリットタイプのクリーチャーやトークンを生成できるカードが多くシナジー大
193《侮辱》
評価点数:
- 土地でないカードを捨てられるハンデスカード
- クリーチャーカードも捨てられるのでリミテでも積極的にデッキに採用したい
- ハンデス効果に加えて自分の盤面の強化も可能(+1/+1カウンター)
194《活力の注入》
評価点数:
- 強力なコンバットトリックカード
- 接死+死亡しても再度場に出せる効果を付与できるので、不用意にアタックやブロックしたクリーチャーを一方的に打ち取ることが可能
- ライフゲインの誘発も狙える
195《墨獣召喚学》
評価点数:
- 3マナで墨獣(2/1飛行)トークンを生成可能なスペル
- 各大学に収録されているスペル兼盤面強化カード
- 飛行を持っているので相手のライフを詰めやすい
- 講義カードという点も○
196《謎の賢者、カズミナ》
評価点数:
- リミテッドではプレインズウォーカーが複数並ぶことがほぼ無いので常在能力は役に立たず
- 奥義は、条件に合う強力なスペルがあれば狙っても良い程度
- 基本は占術1を繰り返しながら、トークンを生成し続ける使い方となりそう
197《墨の決闘者、キリアン》
評価点数:
- 2マナ 2/2 絆魂&威迫と化け物クリーチャー
- 単体強化(+1/+1カウンターなど)するとライフレースが壊れ、単体で相手を圧倒することができるポテンシャルを持つ
- クリーチャーを対象とするスペル(除去など)のマナクリとしての役割も優秀◎
- このカードを序盤に展開するとスペルでテンポよく攻められる
198《ロアホールドの初学者》
評価点数:
- 大学毎の初学者シリーズ
- 魔技で自分の全スピリットクリーチャーが対戦相手に1点ダメージを与えることが可能
- スピリットクリーチャー(トークン含む)が多数場に展開できるカードがあれば非常に強力
- フルスポイラーまで評価保留
199《ロアホールドの命令》
評価点数:
- 大学毎の命令シリーズ
- 以下からその場に有効な2つを選ぶことが可能(6パターン)
- 盤面の強化(トークン生成)
- 全体強化(+1/+0、破壊不能、速攻)
- 火力ダメージ(任意ターゲット)&ライフゲイン
- リソース回復(パーマネント1つを2ドローに変換)
- 例えば、先攻5ターン目に全体強化でアタック+火力ダメージ(プレイヤーへのダメージまたはブロッカー除去)
200《ロアホールドの発掘》
評価点数:
- 自身のライブラリーを1枚削って1点ゲイン or 1点ダメージを継続的に実施する
- 墓地に落ちたクリーチャーカードを再利用できる(スピリットシナジーあり)
- マナフラ受けとしての価値も高い
- ライブラリーアウトに注意
201《ロアホールドの誓約魔道士》
評価点数:
- コモンの優秀なアタッカー
- 魔技でパワーを強化でき、先制攻撃を持っているため積極的にアタックできる
- +1/+1カウンターなどで単体強化するのも○
202《大渦の詩神》
評価点数:
- スペルシナジーの申し子
- 4マナ 2/4 飛行と本体のスペックも申し分ない
- 攻撃するたび、スペル限定ではあるが最低2マナのコスト軽減が可能(スペル限定のマナクリとも呼べる)
- 飛行が付いているのでアタック時の能力も誘発させやすい◎
203《マグマ・オパス》
評価点数:
- 8マナで除去、疑似除去、盤面強化、ドローと盛り沢山のアドバンテージを得られるスペル
- 4点を任意のターゲットに振り分けられる
- パーマネント2体をタップ
- 4/4エレメンタルトークンを生成
- 2ドロー
- コスト軽減用のカードも使って早期に唱えたい
- 序盤の色事故(緊急事態)の際は宝物を出しても良い→墓地からスペルを回収するカードもあるとよい
204《生きた証》
評価点数:
- 1マナ +1/+0の修正という効果自体は弱めのコンバットトリックカード
- 対象としたクリーチャーが死亡すると3/2スピリットトークンが生成される
- 以下のユースケースを想定するが、わざわざ1枚使ってやることではない(コンバットトリック本来の使い方としては一方的に相手のクリーチャーを倒したい)
- 自クリーチャーのチャンプブロックや相打ち時に使うケース
- 相手のクリーチャーがチャンプブロックしてきたときに使うケース
- 意図的にスピリットを生成したいときに使うことになりそう
205《顕現の賢者》
評価点数:
- 4マナでクリーチャー2体を展開できる(クリーチャー+トークン)
- トークンは手札枚数分の+1/+1カウンターを置く
- ドローカード、ドロー能力が多めにあれば高バリューを得られる
- 反面、手札が少ない場合は《生物数学者》同等、もしくは弱いカードとなってしまう
206《腐りゆくカローク》
評価点数:
- 4マナ 3/3 トランプル&絆魂という強力なステータス
- 絆魂も付いているので、単体強化して積極的に殴れる状態になれば一気に勝負を決められる
207《定命の槍》
評価点数:
- 4マナで土地以外のパーマネントを破壊できる優秀な除去カード
- ライフゲインしているとコスト軽減され2マナで唱えられる
208《針棘ドレイク》
評価点数:
- 2マナ 1/1 飛行、接死と能力多めの優秀な飛行クリーチャー
- 2マナ域に積極的に採用できる
- 序盤ダメージを稼ぎつつ、相手の大きいクリーチャーの牽制も可能
209《オグヤールの戦予見者》
評価点数:
- 5マナ 3/4 速攻を持つクリーチャー
- 毎ターン占術1を使用できる(速攻持ちのため出たターンから使うことが可能)
- パワーが低めなので戦闘よりも占術を使ったドロー操作要員としての運用になりそう
- 5マナ圏のクリーチャーとして採用枠があるかどうか
210《オーリンの盾魔道士》
評価点数:
- 5マナ 3/3 飛行と相手にとっては厄介なクリーチャー
- 護法(3点ライフ)があるので、迂闊に呪文の対象にしづらく大きなプレッシャーを与えることができる
211《害獣召喚学》
評価点数:
- 講義カード
- 1/1トークン×2体を生成し、ブロッカーやサクリファイス、ライフゲイン誘発など多々活用できる
212《実践研究》
評価点数:
- 5マナのドローカード
- インスタント・ソーサリーカードを捨てる→4枚ドロー(手札としては+3枚)
- インスタント・ソーサリーカードを捨てない→2枚ドロー(2枚捨てる)
- 終盤のリソース回復として最適
213《プリズマリの初学者》
評価点数:
- 大学毎の初学者シリーズ
- 魔技の誘発でアンブロッカブル能力を持つ優秀なアタッカー
- 誘発させた呪文のマナ総量が5以上ならクロック増(+1/+1)も狙える
214《プリズマリの命令》
評価点数:
- 大学毎の命令シリーズ
- 以下から2つの効果を選べる(6パターン)
- 2点火力(任意ターゲット)
- 2枚ルーティング
- マナサポート(任意の色マナ生成)
- アーティファクト除去
215《プリズマリの誓約魔道士》
評価点数:
- 2マナ 3/3という強力ステータス
- 通常は防衛があるのでアタックできないが、魔技によってアタック可能になる
- 先攻はスペルを使いながらテンポよく攻めることができそう、後攻でも序盤の相手のアタックを止められる
216《クアンドリクスの初学者》
評価点数:
- 大学毎の初学者シリーズ
- 2マナ 2/2の標準ステータス+土地カードを探す能力を持つクリーチャー
- 青緑のマナ・コストがスムーズに払えれば、その後のマナベースの安定化に貢献可能
- 土地以外のカードはライブラリー下に送られる(切り直すではない)ので、デッキ圧縮の効果(土地以外のカードを引きやすくする)は望めない
217《クアンドリクスの命令》
評価点数:
- 大学毎の命令シリーズ
- 以下から2つの効果を選べる(6パターン)
- バウンス(任意のクリーチャー or プレインズウォーカー)
- 打ち消し(アーティファクト or エンチャント限定)
- 単体強化(+1/+1カウンター2個)
- 墓地回収(ライブラリー回復)
- バウンス+単体強化によるバットリもしくはテンポを取る動きが強そう
218《クアンドリクスの栽培者》
評価点数:
- 場に出た時に土地カード(森か島)をサーチしてセットまでできる強力なクリーチャー
- このカード自身の色マナ拘束が厳しいので、色事故ケアとしては役に立たない
- 土地シナジーが多めの場合は〇
219《クアンドリクスの誓約魔道士》
評価点数:
- 3マナ 2/2と若干弱めのステータスながら、魔技によって永続強化(+1/+1)できる強力なコモンクリーチャー
- 序盤に展開してスペルで育成すると十分フィニッシャークラスになり得る
- トップコモンにノミネートされるか!?
220《実地歴史家、クイントリウス》
評価点数:
- 5マナ 2/4と自身のステータスは弱め
- スピリットのロード(霊鍛冶のホフリの劣化版)
- スピリットの生成能力を持つが、”墓地を離れるたび”という条件を誘発させるカードがコモンやアンコモンにどれくらいあるのか…
221《光輝の巻物使い》
評価点数:
- インスタントやソーサリーに絆魂を付与するという特殊な常在能力を持つ
- 絆魂なので何かしらダメージを与える必要あり=火力系のスペルと相性○
- 自分のアップキープの開始時に墓地のスペルを再利用可能(無作為に選ぶ点に注意)
- 魔技との相性も良い
- 色々とシナジーが多数あり、面倒な条件も必要ないのでただ盤面にいるだけで役立つ存在
222《歴史の再構築》
評価点数:
- 最大5枚のリソース回復が可能なカード
- アーティファクト
- エンチャント(オーラ含む)
- インスタント
- ソーサリー
- プレインズウォーカー
- デッキの採用カードにも依存するが、平均2枚くらい(インスタント、ソーサリー)は回収できるだろう
223《秘宝のナマケモノ》
評価点数:
- 5マナ 4/4 警戒&威迫持ちとシンプルに強力なクリーチャー
224《蘇りし過去招き》
評価点数:
- 6マナと少し重たいが、4/2 飛行というフィニッシャーサイズのクリーチャー
- ETB能力で墓地からカードを回収可能な点が強力
- スピリット
- インスタント
- ソーサリー
225《引き裂き》
評価点数:
- 2マナと軽く汎用的に使える除去カード
- 土地以外のパーマネントに対処できる
226《エクスタスの隆盛》
評価点数:
- 6マナと重たいがクリーチャーおよび墓地のカードを追放できる除去カード
- 履修もあり手札を減らさずに使える場合あり
227《気まぐれな芸術家、ルーサ》
評価点数:
- 3マナ 1/4とタフネスが高めのクリーチャー
- 序盤のブロッカーとして優秀
- 2マナ+手札に戻すことでスペルをコピー可能
- とりあえず盤面にクリーチャーとして出しておき、コピーしたいスペルが手札にくるまでクリーチャーとしての役割がある点が◎
- スタック上で連続使用はできないが、再度場に展開することで何度でもスペルコピーが可能
228《大急ぎの再誕》
評価点数:
- 死亡したクリーチャーのマナ総量よりも小さいコストのクリーチャーをリアニメイトするスペル
- 大型のクリーチャーを除去されても次なる脅威を場に出せる
229《影翼の桂冠詩人》
評価点数:
- 3マナ 2/2 飛行という優秀なステータス
- 他の飛行クリーチャーが死亡したときに、自分のクリーチャー1体を強化(+1/+1カウンター)できる
- 白黒なので主に墨獣トークン(飛行持ち)とのシナジーが大きい
230《シャドリクス・シルバークイル》
評価点数:
- 5マナ 2/5飛行、二段攻撃持ちの強力クリーチャー
- 自分のターンの戦闘開始時に以下から2つの能力を選んでもよい(選ぶ際は自分と相手に1つずつ対象とする必要あり)
- 2/1飛行トークン生成
- 1ドロー+1点ルーズ
- クリーチャーの全体強化(+1/+1カウンター)
231《シルバークイルの初学者》
評価点数:
- 大学毎の初学者シリーズ
- 魔技で任意のクリーチャーを+1/+0できる(一時的)
232《シルバークイルの命令》
評価点数:
- 大学毎の命令シリーズ
- 以下から2つの効果を選べる(6パターン)
- 飛行+強化(+3/+3)
- リアニメイト(マナ総量が2以下)
- 1ドロー
- クリーチャー除去(対象は取れない)
233《シルバークイルの誓約魔道士》
評価点数:
- 3マナ 3/1とタフネスが低いクリーチャー(黒によく収録されているサイズ)
- 魔技によって飛行または絆魂が付与できるのでライフレースで役立つ
- 魔技×2回誘発すると飛行&絆魂を付与可能
234《シルバークイルの口封じ》
評価点数:
- 構築級のカード、リミテでは相手のデッキに何が入っているのか不明なことが多く有効活用できない可能性あり
- 環境の理解が深まりアーキタイプや主流のカードが判明すると強さが増すだろう
235《壮大な魔道士》
評価点数:
- 3マナ 2/2飛行という優秀なクリーチャー
- コモンというレアリティが嬉しい◎
- 大型スペルのマナクリにもなる、複数採用するメリットあり
236《スピリット召喚学》
評価点数:
- 3マナ 3/2 スピリットトークン生成という普通のカード
- 講義カードなのでサイドボードで控えておくことが可能
- 赤白カラーのスピリットシナジーあり
237《悪意に満ちた部隊》
評価点数:
- 4マナ 2/2(+1/+1カウンター2個)とステータスが低いものの、接死を持っているので相手の牽制に役立つ
- 死亡時に置かれているすべてのカウンターを他のクリーチャーに受け継ぐことが可能
238《四角の構え》
評価点数:
- クリーチャー1体を4/4に修正するスペル
- 弱いクリーチャーを4/4にサイズアップ、強いクリーチャーを4/4にサイズダウンする
239《石繋ぎの導師》
評価点数:
- 3マナ 3/3という高ステータス
- 占術1を持っているが条件的にどれくらい誘発させやすいか
240《ターナジール・クアンドリクス》
評価点数:
- 5マナ 4/4 飛行、トランプルとシンプルに強いドラゴン
- ETB能力で自クリーチャーの+1/+1カウンターの個数を2倍にできる
- 攻撃するたびに自軍のパワーとタフネスを自身の値に変更できる(クアンドリクスを強化するとより強力な能力になる)
241《実例指導》
評価点数:
- 《気まぐれな芸術家、ルーサ》の下位互換(スペル版)
- コピーしたいスペルと一緒に手札に揃えておく必要あり
242《害獣の世話》
評価点数:
- 2マナでトークンを大量生成できるスペル
- 追加コストでクリーチャーを生贄に捧げ、そのクリーチャーのパワーに等しい数の邪魔者トークンを生成する
- 邪魔者トークンからのライフゲインシナジーも◎
243《身震いする発見》
評価点数:
- 日本語版の文章では分かりづらいですが、カード2枚を捨てた場合は3枚引けるという効果
- リリースノートで補足説明があるものの、英文をそのまま日本語訳すべき
244《消失の詩句》
評価点数:
- 本セットでは多色カードが種類・強さ共に多いが、単色パーマネント除去は十分に役立つ
245《ヴェロマカス・ロアホールド》
評価点数:
- 7マナ 5/5 飛行、警戒、速攻持ちのドラゴン
- 攻撃するたびにインスタントやソーサリーをコスト踏み倒して唱えられる
- ライブラリートップから7枚なので不発の可能性あり
- 素の状態だとマナ総量5以下の呪文が対象、パワーを強化すると条件変更可
- 速攻持ちなので場に出たターンから誘発可能
246《尊い戦歌い》
評価点数:
- 3マナ 3/3 警戒+トランプルと破格のコスパ
- さらにプレイヤーに与えた戦闘ダメージをXとして、マナ総量がX以下のクリーチャーカードをリアニメイト可能!赤白のカラー???
247《ウィザーブルームの初学者》
評価点数:
- 大学毎の初学者シリーズ
- 魔技によって1点ドレインが可能、履修&講義も含めて魔技をどれだけ誘発させられるかがポイント
- ライフゲインシナジーも狙える
248《ウィザーブルームの命令》
評価点数:
- 大学毎の命令シリーズ
- 以下から2つの効果を選べる(6パターン)
- ライブラリー破壊 or 墓地肥やしからの墓地回収(土地)
- マナ総量2以下のパーマネント(土地・クリーチャー以外)除去
- クリーチャー弱体化(-3/-1)
- 2点ドレイン
249《ウィザーブルームの誓約魔道士》
評価点数:
- 5マナ 5/5とガッチリしたクリーチャー
- ライフゲインシナジーも狙える
250《クアンドリクスの神童、ジモーン》
評価点数:
- 2マナ 1/2と戦闘では役に立たないがサポートクリーチャーとして万能
- マナ加速とドロー能力を持つ
- 終盤の毎ターン2ドローのアドバンテージ差は脅威
- マナフラ受けも良い(手札の土地が多い→場に出せる→土地が多くなる→ドロー能力を使える)
まとめ
「ストリクスヘイヴン:魔法学院」のカードレビュー”多色カード編”の内容を紹介しました。
他のカードレビュー記事もありますので、よろしければ読んでみてください。
本記事の内容が少しでも皆さんのお役に立てたのであれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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コメント入力欄
身震いする発見ですが、「」付きのため、手札が2枚なければドローを選ぶことができません。
英文だととてもわかりやすいのですが・・・
「じん」さん
指摘ありがとうございます。
私もTwitter上でフォロワーさんと何度かやり取りしており把握していたのですが、記事の更新が漏れていました。
英文だとシンプルなので、そのまま日本語訳して欲しかったです。。
今回のテキストに関しては目的が不明瞭で、初心者から熟練者まで幅広く混乱させていますよね。