PR

「イニストラード:真夜中の狩り」のカードレビュー(リミテッド環境:緑)

リミテッド
この記事は約14分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

この記事では、MTGの新セット「イニストラード:真夜中の狩り」ののカードレビュー結果を紹介します。レビュー結果は、主にリミテッド視点(シールド・ドラフト)で評価した内容となります。

本記事のポイント
  • 収録カード(緑)を一通り確認できる!
  • リミテッド環境におけるカードの強弱を把握できる!(注:管理人視点)
  • 自己評価と他者評価を比較して楽しめる!

各カードの評価点数は以下の基準で付けています。

評価点数の基準
  • 5点
    1枚でゲームに勝てるカード

    いわゆるボムレアと呼ばれるカード
    色タッチなど多少無理してでもデッキに入れたいカード

  • 4点
    必ず採用したいカード

    カードパワーが強く、積極的にデッキに採用・ピックしたいカード

  • 3点
    平均的なパワーのカード

    枠があれば採用したい平均的なカードパワーのカード

  • 2点
    条件によって採用したいカード

    使用するアーキタイプや場面によって強い/弱いが大きく変化する(ブレ幅が大きい)カード

  • 1点
    アンプレイアブルなカード

    カードパワーが低すぎてどんな場合でも採用したくないカード

本記事に掲載しているカードは、以下の公式カードギャラリーの情報を基にしています。

公式ページ
更新情報
  • 2021.09.22 全体的に評価点数を見直し
  • 2021.09.18 参考資料(自作カードリスト)を追加
  • 2021.09.12 公式カードギャラリーの更新分を反映(フルスポイラー)
  • 2021.09.10 公式カードギャラリーの更新分を反映
  • 2021.09.09 公式カードギャラリーの更新分を反映
  • 2021.09.08 公式カードギャラリーの更新分を反映
  • 2021.09.05 新規投稿

評価点数の一覧表

カード毎の評価点数を一覧表にまとめました。

Noカード名レア点数
168秋の占い師R4.0
169鳥の称賛者
翼裂き
C3.0
170跳ねる狼C3.0
171棘茨の鎧C2.0
172茨橋の追跡者R3.5
173群れの織り手U3.5
174筋骨隆々の破壊者
凶兆の血の破砕獣
U3.5
175蝋燭明かりの騎兵C3.0
176直接射撃U4.0
177消化の泥塊M5.0
178曲芸師の一座U4.0
179ドーンハルトの導師U4.0
180ドーンハルトの再生者C3.0
181シボウタケの若芽
巨大シボウタケ
U3.5
182セレスタス防衛U3.0
183ドライアドの蘇生U3.5
184支配を懸けた決闘C3.5
185風変わりな農夫C3.5
186収穫祭の歩哨C3.0
187猟犬調教師
調教されていない仔狼
U4.5
188狩りの遠吠えC2.5
189旧き道の力C2.5
190辺境地の罠外し
激情の罠破り
U3.5
191収穫祭への道C2.5
192伝染病の狼C3.0
193垂直落下C2.0
194原初の敵対者M4.5
195自然への回帰C2.0
196蟻の隆盛U4.0
197バイパーの牙、サリスR4.0
198影野獣の目撃C3.5
199うなる狼C2.5
200収穫祭の襲撃R4.0
201窓を叩くC3.5
202森林地の先達C3.0
203不屈の運び屋
凶兆の血の喧嘩屋
C3.5
204トヴォラーの猟匠
トヴォラーの群れ率い
R5.0
205掘り返しU2.0
206不自然な成長R5.0
207柳の霊R4.0
208レンと七番M4.5

カード毎の評価

168《秋の占い師》

コメント
  • デッキの回りを安定化してくれるシステムクリーチャー
  • 集会条件を満たすと土地だけではなく、クリーチャー・カードのプレイも可能

169《鳥の称賛者/翼裂き》

コメント
  • 緑の対空用クリーチャー
  • 第1面、第2面ともにタフネスが高く、ほとんどの飛行クリーチャーを止めることが可能

170《跳ねる狼》

コメント
  • 飛行クリーチャーで攻撃する際に考慮しておくべきクリーチャー
  • 緑&3マナある場合は要警戒、到達持ちで相打ち・返り討ちにされる可能性あり
  • 夜にするために構えた上で、相手ターンの戦闘・エンド時に奇襲をしかけられる

171《棘茨の鎧》

コメント
  • 2マナの装備品、出た時にそのまま装備できるのが強いところだが、装備コストが4マナと重たいので付け替えには不向き

172《茨橋の追跡者》

コメント
  • 3マナ 2/3+警戒持ちで、一緒に出てくるトークンによって実質4/3となる
  • 終盤に手掛かりトークンでドローできる点もうれしいポイント

173《群れの織り手》

コメント
  • 小型の飛行クリーチャーの天敵となる蜘蛛
  • 死亡しても1/2の小型蜘蛛を残してくれるので、対飛行としての性能は高い
  • 大型の飛行クリーチャーは止められないので過信は禁物

174《筋骨隆々の破壊者/凶兆の血の破砕獣》

コメント
  • 5マナ 6/5(第1面)、8/7(第2面)とどちらも緑らしい力強さ
  • 8/7は普通には止められないサイズとなるはず
  • 護法がある点もポイント

175《蝋燭明かりの騎兵》

コメント
  • 5マナ 5/5とフィニッシャー級のクリーチャー
  • 集会の条件を満たせばトランプル付与も可能
  • 本セットのクリーチャーサイズの分布次第ではあるが、5マナ 5/5は盤面の脅威となるだろう

176《直接射撃》

コメント
  • 緑の貴重な除去スペル
  • インスタントタイミングでプレイできる点が使いやすく、格闘ではなくパワーに等しいダメージという点が強力
  • +1/+1修正も可能なので、サイズが小さいクリーチャーでも役立つことが多いだろう

177《消化の泥塊》

コメント
  • 《タルモゴイフ》を彷彿とさせるカード
  • 違いとしては5マナと重たい点マナコストの分、自分の終了ステップのたびにウーズ・トークンを生成できる点(パワー/タフネスは同じ値)
  • 本体を除去できないと、徐々に盤面が手を付けられなくなってしまう

178《曲芸師の一座》

コメント
  • 集会の条件を満たしていれば、自分の終了ステップのたびにクリーチャーを強化可能
  • Xマナで集会の条件となるパワー値を調節可能
  • 終盤に引いても活躍できるので序~終盤まで活躍できるカード

179《ドーンハルトの導師》

コメント
  • 3マナ 0/4なので攻撃面では役立たずのクリーチャー
  • 集会条件を満たしていると余ったマナで単体強化が可能(マナがあれば複数回も使用可)
  • 自身がパワー0、同時に生成されるトークンがパワー1なので、パワー2以上のクリーチャーが1体いれば集会条件を満たせる
  • 起動能力のコストが重いのが難点、序~中盤は壁としての役割

180《ドーンハルトの再生者》

コメント
  • 好きな色のマナを生成できるマナ・クリーチャー
  • ボムレアなどの色タッチ含め、多色化の助けとなる一枚

181《シボウタケの若芽/巨大シボウタケ》

コメント
  • 変身から強化まで自身の能力で完結できる優秀なキノコ(ファンガス)
  • 青のバウンスには超絶弱いので注意

182《セレスタス防衛》

コメント
  • 自クリーチャー最大3体を対象として、+1/+1カウンター×3個を割り振って置くことができる強化スペル
  • コンバットトリックとして使用し、1枚で3体を一方的に倒すことも狙える
  • 集会条件を満たす際のパワー調整としても有用

183《ドライアドの蘇生》

コメント
  • カード名のとおり、墓地回収スペル
  • 少々マナコストが重たいが、どんなカードでも墓地回収することが可能
  • フラッシュバック付きなので再利用もできる

184《支配を懸けた決闘》

コメント
  • 緑の格闘除去で集会条件を満たしていると+1/+1カウンターを置ける
  • コモンなのでデッキに採用し易く、2マナと軽いので構えやすい

185《風変わりな農夫》

コメント
  • 多色化のサポートとなる優秀なクリーチャーで墓地肥やしも可能
  • フラッシュバック持ちのスペルと相性良し

186《収穫祭の歩哨》

コメント
  • 2マナ3/1というアタッカーで、集会条件を満たすと小型クリーチャーにブロックされなくなる(壁も突破可能)

187《猟犬調教師/調教されていない仔狼》

コメント
  • 緑らしいパワーの塊のようなクリーチャー
  • 3マナ 3/3(第1面)、4/4(第2面)と基本性能が高く、トランプル持ち
  • 第2面では狼、狼男全体にトランプル付与が可能
  • 起動型能力で単体強化(+1/+1カウンター!)が可能なので、マナフラ受けとしても優秀なカード

188《狩りの遠吠え》

コメント
  • 瞬速持ちのオーラなので、コンバットトリックとして使用可能な点がポイント
  • 狼や狼男を対象にすれば不意打ち(アンタップからのブロック)も狙える
  • 相手のクリーチャーが狼、狼男の場合は要警戒!

189《旧き道の力》

コメント
  • 2マナで+2/+2のコンバットトリック
  • 集会でキャントリップ付きだが、修正値を強化して欲しかった

190《辺境地の罠外し/激情の罠破り》

コメント
  • 2マナ 2/2(昼)、3/3(夜)と十分なステータスを持つ
  • 両面ともに自身を生け贄にすることで置物を除去でき、夜の場合のみ攻撃時の誘発で能力が使用できる
  • クリーチャーとして十分役に立つのでメインデッキで採用し易いのがポイント

191《収穫祭への道》

コメント
  • 本セットでは貴重な多色サポートカード
  • 3色目をタッチする場合に採用したい

192《伝染病の狼》

コメント
  • 2マナ 2/2と標準的なステータスを持ちながら接死付与(ゾンビの肉を喰らった)できるクリーチャー
  • 接死付与があるので地上の大型クリーチャーへの牽制も可能

193《垂直落下》

コメント
  • お馴染みの飛行限定の除去スペル
  • 手札で腐ることも多いので、メインでの採用は否定派

194《原初の敵対者》

コメント
  • 敵対者サイクルの緑版
  • 単体性能は3マナ4/3トランプルと申し分ない
  • 追加コストを払うことで自身の強化と、土地のクリーチャー化が可能
  • 終盤に大量のマナを支払うと土地クリーチャーの大群で攻撃することも可能(追加コストを支払う際にタップした土地は攻撃できないので注意)
  • 速攻持ちの土地クリーチャーで殴りたい場合は、追加コスト3マナにつき1体と覚えておこう
  • 全除去を打たれると土地もろとも崩壊してしまう

195《自然への回帰》

コメント
  • 再収録の置物対策スペル
  • 墓地のカードの追放除去も可能なので、デッキに1枚あると助かる場面は多そう

196《蟻の隆盛》

コメント
  • 3/3のトークン×2体(6マナ 6/6相当)を生成するスペル
  • 2点ライフゲインのオマケ付き
  • フラッシュバックでの再利用も踏まえると、6マナ 6/6相当のクリーチャー・カードよりも強力

197《バイパーの牙、サリス》

コメント
  • 自分の他クリーチャーの攻撃&防御を強化できるシステムクリーチャー
  • パワーが1以上あれば積極的に攻撃できるようになる(接死)が、サリスをインスタントで除去されると返り討ち(無駄死に)にされるので注意
  • タフネスが4と火力で焼かれにくい点も優秀
  • トランプルと相性◎

198《影野獣の目撃》

コメント
  • 4/4ビースト・トークンを生成可能なスペル
  • フラッシュバック持ちなので再利用も可能、1枚で2体分のクリーチャーリソース
  • 狼や狼男ではないので注意

199《うなる狼》

コメント
  • 序盤に出せれば優秀なクリーチャー
  • 1ターン目に展開し、次のターン以降「3/3になるかも」という牽制をしつつ攻撃が可能
  • 《狩りの遠吠え》と組み合わせれば最速4ターン目に5/5で殴ることも可能
  • 強化 or 場にクリーチャーを展開は臨機応変に使い分けよう
  • 終盤に引くと弱すぎるので注意、アグロデッキでの採用枠か

200《収穫祭の襲撃》

コメント
  • 色マナ拘束が厳しくコストが重たいが、最大10マナ分(5マナ×2体)のクリーチャーを一度に展開できるスペル
  • リミテッドでは比較的マナカーブに沿ったカードを採用するのでハズレの場合も多そうな印象
  • 配信映えするカード

201《窓を叩く》

コメント
  • クリーチャーの捜索&墓地肥やしが可能なスペル
  • フラッシュバック付きで最大2回のリソース回復を狙える

202《森林地の先達》

コメント
  • 任意のクリーチャーを強化(+1/+1カウンター)できるクリーチャー
  • 2マナ2/2としても使用でき、中盤以降は場のクリーチャーを強化して殴りやすくできる

203《不屈の運び屋/凶兆の血の喧嘩屋》

コメント
  • 両面共に警戒持ちの狼男で、サイズも大きく殴りやすい
  • コモンなのでフィニッシャーに困ったら採用しよう

204《トヴォラーの猟匠/トヴォラーの群れ率い》

コメント
  • 単体性能が6/6(第1面)と7/7(第2面)と強力で、仲間の狼を呼んで多面展開もできる最強クラスのクリーチャー
  • 第2面は他の格闘除去の能力も持っているので、盤面を一気に制圧可能

205《掘り返し》

コメント
  • 自分と相手の墓地から最大3枚のカードをライブラリーに戻すことが可能なスペル
  • 本セットのカード・プールを把握した上で、どのように使用するのが最良なのか要検討

206《不自然な成長》

コメント
  • リミテッドでは脅威となるエンチャント・カード
  • 戦闘開始時に自分のクリーチャーのパワー&タフネスが2倍になる
  • 2/2→4/4、4/4→8/8と元のサイズが大きいほど強くなる
  • エンチャントを割られない限り、クリーチャーを出して殴っていれば勝ててしまう極悪さ
  • 緑マナ×4つという点が唯一の弱点

207《柳の霊》

コメント
  • 1マナ 1/1トランプルと非力ながら、降霊や墓地回収・リアニメイト、フラッシュバックなどで強化可能なクリーチャー
  • 巨大なクリーチャーに強化できればトランプルが火を吹く!
  • 1枚以上のカードが墓地を離れるたびなので、複数枚が一度に離れたとしても誘発が1回という点に注意しよう

208《レンと七番》

コメント
  • 盤面にもよるが、ひとまず-3能力で5/5到達持ちトークンを生成するのが安定しそう
  • こちらの盤面が強力な場合は、+1、0を使い回して最短奥義(大量のリソース確保)を狙おう
  • 劣勢からひっくり返せるカードではない点に注意

参考資料:分析用のカードリスト

私が分析に使用しているカードリストをお試しで公開します。公式のカードギャラリーでは対応していない色やレアリティ、マナコストなどのフィルタリングやソートも可能です。

Naokuro
Naokuro

本記事へのコメント欄やTwitterにて感想&意見を募集中です。

多くの反響があった場合は次のセットでも公開します。

まとめ

「イニストラード:真夜中の狩り」の”緑”のカードレビュー結果を紹介しました。

他のカードレビュー内容やリミテッドの環境分析記事もありますので、あわせて読んでみてください。

Naokuro
Naokuro

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

本記事へのコメントやTwitterアカウントのフォローをお待ちしています。

Naokuro Blogへのご支援のお願い

記事がお役に立った、楽しんでいただけたと感じた方へ。
サイト運営の維持・向上のため、少しでもご支援いただけると嬉しいです!

naokuroshopのご案内

MTGなどのトレカ・サプライ専門店です!来店お待ちしております
リミテッド
スポンサーリンク
Naokuroをフォローする

コメント入力欄