「ダスクモーン:戦慄の舘」は、ゴシックホラーやミステリーの雰囲気を纏い、恐怖と謎が交錯するセットです。新たに導入された「部屋」や「戦慄予示」などのメカニズムが、ゲームプレイに一層の深みを加えるでしょう。
本記事では、リミテッド視点で主力となるC(コモン)&U(アンコモン)の各カードをレビューしていますが、これはカードプレビュー段階の記事です。内容は今後も随時更新していきますので、一つの評価視点として参考にしていただければ幸いです。
当ブログの管理人が運営するカードショップ「naokuroshop」も、ぜひよろしくお願いいたします!
☆評価の分類基準について
本レビューでは、リミテッド環境でのカードの実用性や影響力を☆(0~5)の0.5刻みの数値で評価しています。評価基準は以下の通りです。
登場するだけで大きな影響を与え、1枚でゲームを決定づける力を持っている。このカードで戦局が一変し、ほぼ確実に勝利に導いてくれるカード。
リミテッドで強力かつ頼りになるカード。単体で試合の流れを変えることができ、特定の条件下ではゲームを決定づける力を持っている。
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幅広いデッキに採用されるカードであり、単体でも価値がある。ゲームの流れをサポートするが、1枚で決定的な力を持つわけではない。
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特定のシナジーやコンボに組み込むと効果的なカードだが、単体ではやや力不足。適切なサポートがあれば価値が上がる。
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限られたシナジーや状況でしか有効でないカード。デッキに入れることが少なく、他のカードに置き換えやすい。
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リミテッド環境では使いづらく、通常はデッキに入れないカード。
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公式のドラフト・アーキタイプ
『ダスクモーン:戦慄の館』全10種の公式ドラフトアーキタイプを以下にまとめました。
- 違和感テンポ(白青)
- 違和感コントロール(青黒)
- 生け贄(黒赤)
- 昂揚ストンピィ(赤緑)
- 生存(緑白)
- リアニメーター(白黒)
- 昂揚グラインド(黒緑)
- 戦慄予示(緑青)
- 部屋(青赤)
- アグロ(赤白)
違和感テンポ(白青)
エンチャントや部屋の開放で「違和感」能力を活用し、クリーチャーで対戦相手を圧倒します。
違和感コントロール(青黒)
部屋カードを駆使して対戦相手をコントロールし、クリーチャーを再利用して優位を築きます。
生け贄(黒赤)
部屋カードを生け贄に捧げて墓地を活用し、ライフを削る戦術。エンチャントと墓地のシナジーが特徴。
昂揚ストンピィ(赤緑)
墓地に4種類以上のカードを送り、昂揚能力でクリーチャーを強化し、攻撃的に戦います。
生存(緑白)
「生存」能力を活用し、クリーチャーをタップして攻撃的に戦い、生き残りを図ります。
リアニメーター(白黒)
手札や墓地から大型クリーチャーを復活させ、強力なクリーチャーで対戦相手を圧倒します。
昂揚グラインド(黒緑)
昂揚と墓地を活用し、盤面を支配するミッドレンジ戦略。
戦慄予示(緑青)
裏向きのパーマネントを活用し、対戦相手を驚かせるクリーチャー戦術。
部屋(青赤)
たくさんの部屋を開放し、エンチャントとのシナジーを駆使してゲームを支配する。
アグロ(赤白)
小型クリーチャー(パワー2以下)を強化し、数で圧倒するアグロ戦術。
白(White)
クリーチャー
友好的な幽霊
「友好的な幽霊」は、4マナで飛行を持つ2/4クリーチャーとして、攻撃と防御の両面で安定感があるカードです。登場時に他のクリーチャーを一時的に強化できるため、戦闘フェイズでのプレッシャーを高められます。しかし、強化が一時的であり、カード自体が決定的なフィニッシャーではない点が評価を少し下げています。
- 飛行による回避力が高い。
- 登場時の一時的強化で攻撃力を強化できる。
- タフネス4で防御にも優れている。
- 強化効果が一時的であり、恒常的なアドバンテージにはつながらない。
- 他のクリーチャーがいない場合、バフ効果を発揮できずやや物足りない。
- 攻撃力が2とフィニッシャーとしては弱い。
取り憑かれた山羊
「取り憑かれた山羊」は序盤から終盤まで活躍できる、非常に柔軟なクリーチャーです。序盤では1/1のクリーチャーとして機能し、後半では不要なカードを捨てることで、4/4の黒いデーモンに強化できます。さらに、この能力はインスタントタイミングで発動できるため、相手を奇襲するのにも効果的です。ただし、能力の使用に対応して除去されると、簡単に1:2交換されてしまう可能性があるため、注意が必要です。
- ゲーム中盤以降に、リソースを変換して強力なフィニッシャーにできる
- 成長が一度きりであるため、慎重に使用する必要がある
- 手札消費が伴う
導く精霊
「導く精霊」は、6マナ4/5飛行クリーチャーで、終盤の盤面での強力な存在感を発揮します。また、平地サイクリングを持っているため、序盤でマナを安定させつつ後半で強力なフィニッシャーとしても活用できます。リミテッドではマナコストがやや重いため、デッキ構築時には注意が必要です。
- 飛行クリーチャーとして攻撃力・防御力ともに高い。
- 平地サイクリングにより、序盤の土地事故を軽減できる。
- マナコストが6と重く、展開が遅れがち。
教団の治癒者
「教団の治癒者」は、3マナ3/3のスタッツに加え、エンチャントが戦場に出るたびに「絆魂」を得る能力が強力です。部屋を開放するシナジーとも相性が良く、エンチャントが多いデッキでは継続的にライフゲインが可能です。3マナでこのスタッツと能力を持つ点は、リミテッドで非常に安定したカードとなります。
- 3マナ3/3の安定したスタッツ。
- エンチャントを多く使うデッキで絆魂を活用できる。
- 絆魂による継続的なライフゲインが可能。
- エンチャントに依存するため、デッキ構築が限定される。
生ける電話
「生ける電話」は、死亡時にリソースを確保できる効果を持つものの、運に左右されやすく、3マナで2/1というステータスもあまり強力とは言えません。ライブラリートップから5枚のカードを見た後、条件に合わないものは(強力なカードを含め)デッキのボトムに送られるため、リミテッドでは手札に来る可能性が低くなってしまうでしょう。
- デッキを掘り進めながらアドバンテージを得られる(かもしれない)
- スタッツが低い
- 死亡時効果が限定的で、運に左右されやすい
監視への恐怖
「監視への恐怖」は、2マナ2/2の警戒持ちで、リミテッドにおける基本的な戦力を提供します。マナレシオは十分に良く、警戒のおかげで攻撃と防御の両方で活用できる点が強みです。さらに、諜報1の効果により、トップデッキのコントロールができるため、デッキの流れを安定させることも可能です。低マナコストのため、序盤から積極的に使っていけるカードです。
- 2マナ2/2警戒で、攻防に安定したスタッツ。
- 諜報1により、トップデッキの操作が可能。
- 特になし(あえて書くとゲーム全体の流れを変えるほどのインパクトなし)
硬直への恐怖
「硬直への恐怖」は、5マナ4/4のクリーチャーとして、盤面に影響を与える強力な能力を持っています。特にタップ効果を使うことで、相手のクリーチャーを無力化し、麻痺カウンターを与えて行動を制限できます。さらに、自分のクリーチャーに対してタップを使い、生存メカニズムを誘発させることも可能です。リミテッド環境では、終盤の盤面で主導権を握るために有効です。ただし、フィニッシュにはやや欠けるでしょう。
- 麻痺カウンターで相手の行動を制限できる。
- 生存メカニズムを誘発するために自分のクリーチャーをタップできる。
- 4/4のサイズで盤面の維持に貢献。
- 決定打にはなりにくい。
薄気味悪い双子
「薄気味悪い双子」は、4マナで2/2のクリーチャーを2体並べることができ、戦慄予示によってライブラリーのトップ2枚を確認できる効果を持っています。2体のクリーチャーを並べられるため、リミテッドでは盤面に広がりを持たせることができ、戦術的にも使い勝手が良いです。ただし、4マナであるため、テンポの観点ではやや重く、強力なカードというよりは安定した選択肢といえるでしょう。
- 2/2のクリーチャーを2体同時に展開できる。
- 戦慄予示でデッキトップを確認できる。
- 4マナにしてはスタッツが控えめで決定力は低い。
軽業のチアリーダー
「軽業のチアリーダー」は、2マナ2/2の生存メカニズムを持つクリーチャーで、タップ状態になると飛行カウンターを得る能力が特徴です。序盤に展開し、飛行カウンターを獲得して空中戦に移行できる点が強力です。意図的に戦闘に参加させるか、他のカードでタップすることで能力を発揮できます。飛行を安定して得られる場合、3.5のポテンシャルあり。とりあえず2マナ域を埋める目的で採用してOK。
- 2マナ 2/2の良質な肉質
- 飛行カウンターを獲得し、空中戦に移行可能。
- タップ状態にできないと良くも悪くもただの2/2
鍛えられた随伴者
「鍛えられた随伴者」は、3マナで2/4のクリーチャーであり、攻撃するたびに別のクリーチャーを+1/+0修正と「破壊不能」を与える強力なサポートカードです。特に、タフネス4はリミテッドにおいて防御的にも活躍し、他のクリーチャーを守りつつ攻撃をサポートする点が評価されます。リミテッド環境では盤面維持と攻撃のサポート両方に貢献するため、優れた選択肢となるでしょう。
- 攻勢の場面での押し込みに強い
- 他クリーチャーの生存メカニズムを無理やり誘発させることが可能
- 特になし
光霊の探求者
「光霊の探求者」は3マナ3/3のスタッツに加え、生存を誘発できればドローかトークン生成を行える優秀なクリーチャーです。光霊がいれば毎ターンドローのアドバンテージを得られれば一気に相手とのリソース差が開き勝利に近づくでしょう。クリーチャーを強化して積極的に攻撃させるか、別な手段で毎ターンタップ状態にできるのであれば4.0-4.5評価です。
- 生存を誘発できれば継続的なアドバンテージを得られる
- 3マナ3/3の肉体美
- 生存シナジー前提
古参の生存者
「古参の生存者」は1マナ2/1とアグロ向きの性能を持ちつつ、特定条件下で強力な+3/+3修整と呪禁を持つことが可能なカードです。ただし、特定のカードでタップ出来ない限り、2/1というスタッツのでは何度も攻撃を仕掛けることは難しいでしょう。追放されるカードが3枚以上になれば、戦場での存在感が飛躍的に増します。墓地を活用するデッキでの強力な中盤カードとして活躍できるでしょう。
- 1マナ2/1の高スタッツ
- 墓地対策も可能
- 強化するために時間が掛かる(生存誘発✕3回)
呑気な物漁り
「呑気な物漁り」は、エンチャントや部屋の開放時に+1/+1カウンターを置けるため、序盤からの展開が重要です。本セットにはエンチャントタイプを持つクリーチャーや部屋カードがコモンから多く収録されているため、アーキタイプに寄せなくても比較的簡単に誘発することが可能でしょう。なお、終盤に引くとちょっと悲しくなるため、初手に欲しい一枚です。
- 盤面をモリモリ強化できるシステムクリーチャー
- ターンに1回という制限なし
- 後半に引くと能力の恩恵を受けづらく、単体でも役に立たない
小さき者の救済者
「小さき者の救済者」は、中盤以降に強力なアドバンテージを提供します。他のカードで直接タップしたり、サポートカードを活用して攻撃可能な状況を作り、生存を積極的に誘発させることで、墓地からクリーチャーを再利用しましょう。この戦略により、リソースを効果的に循環させ、ゲームの流れを有利に進めることができます。
- 墓地のクリーチャーの再利用が可能
- 生存の誘発させやすさに依存する
小麦畑の孤児たち
「小麦畑の孤児たち」は自軍のクリーチャーをタップして、アグレッシブに攻撃できる優れたシナジーカードです。タップした数の+1/+1修正を受けられるため、可能な限り積極的に攻撃して生存能力を誘発させる使い方となるでしょう。ただし、守りが弱くなるため自分の残りライフに気をつけてください。
- 生存能力を複数誘発させる材料となる
- 特になし
拉致への恐怖
「拉致への恐怖」は、6マナで5/5の飛行を持つクリーチャー・エンチャントであり、登場時に相手のクリーチャーを1体追放できる強力な能力を備えています。このセットに多く収録されているエンチャント・クリーチャーとしても機能し、エンチャントシナジーを生かすデッキにとっても理想的なフィニッシャーです。追加コストとして自分のクリーチャーを追放する必要がありますが、これは盤面を有利にするための犠牲として受け入れられるでしょう。
また、このカードが戦場を離れた際、追放されていたカードを手札に戻すという効果を持っていますが、即座に盤面に戻るわけではないため、相手のクリーチャーを一時的に除去するのに効果的です。
- 強力な追放能力
- 飛行持ちフィニッシャー
- エンチャントシナジー
- 盤面にクリーチャーが1体必須
- 除去の効果は一時的
獅子心の光霊
「獅子心の光霊」は自軍の攻撃をサポートしつつ、自身も防御に優れたカードです。護法2により相手の除去に対して強く、複数のクリーチャーを展開して攻撃する戦略において価値が高まります。アグロ系デッキのフィニッシャーとして活躍する場面も多いでしょう。
- 護法2で一定の除去耐性あり
- 継続的な全体強化
- 攻撃的なデッキに依存
継ぎ当てたおもちゃ
「継ぎ当てたおもちゃ」は、3マナ4/3の二段攻撃を持つ強力なアタッカーです。しかし、手札から唱えると-1/-1カウンターが2個置かれて戦場に出るため、実際には2/1として運用されることが多くなります。主にリアニメイトカードや戦慄予示などを使い、デメリットを無効化して場に出す戦略が基本となるでしょう。
- 二段攻撃持ち
- シナジー前提
肌裂けの人形
「肌裂けの人形」は、2マナ2/1のアーティファクト・クリーチャーで、戦場に出たときにカードを1枚引けるというドロー効果を持っています。ただし、あなたがパワー2以下の他のクリーチャーをコントロールしていない場合は、1枚カードを捨てなければなりません。このため、単純なアドバンテージが得られるわけではなく、他の小型クリーチャーと組み合わせて使うことが理想的です。リミテッド環境では、序盤の展開をサポートしつつ、アドバンテージを狙えるカードとして評価しています。(手札入替えでも十分活躍する)
- ドロー or ルーティング効果
- 特になし
インスタント
ジャンプスケア
「ジャンプスケア」は、インスタントのクリーチャー強化呪文です。特筆すべきは飛行とエンチャントタイプの付与が可能な点で、攻撃では相手のブロックを避けやすくなり、防御面では飛行クリーチャーの迎撃に使えます。また、違和感メカニズムの誘発にも役立ちます。攻防どちらでも活躍できる柔軟なカードです。
- 飛行を付与し、奇襲や迎撃が可能。
- 違和感メカニズムを誘発できる。
- 特になし
眠りからの襲撃
このカードは、タップ状態のクリーチャーを破壊するという条件付きで、2マナでプレイできる強力な白の除去カードです。通常は5マナと重いコストがネックとなりますが、タップ状態に関係なく相手のキーカードとなる強力なクリーチャーを除去することが可能です。
- 「白」の確定除去カード
- タップ状態の場合は2マナでプレイ可
- 特になし
望まれぬ改作
「望まれぬ改作」は、低コストかつインスタント除去でありながら、相手にクリーチャーを生成させるデメリットもありますが、状況に応じて非常に有効です。特に、相手の大型クリーチャーや厄介なシステムクリーチャーを低コストで対処できる点が大きな強みとなります。
- 低コストの確定除去
- 相手へのアドバンテージ
ソーサリー
繭からの出現
「繭からの出現」は、5マナのソーサリーで墓地からクリーチャーを再利用し、3点のライフを得られますが、5マナで1体を戻す効果はやや重めです。リミテッド環境では、ライフゲインによる持久戦での活躍が期待できますが、序盤から中盤ではコストが重く、使用機会は限られるでしょう。フィニッシャーとしての力には欠け、主に終盤のリカバリー用途に限定されるカードです。
- 墓地から強力なクリーチャーを戻せる。
- ライフゲインで持久戦をサポート。
- 5マナとコストが重い。
- 墓地に強力なクリーチャーがある前提。
悪魔祓い
「悪魔祓い」は、2マナでアーティファクトやエンチャント、パワー4以上のクリーチャーと広い範囲を対象にできる優れた追放除去呪文です。「ダスクモーン:戦慄の舘」には、エンチャント(特にクリーチャー・エンチャントや部屋)が多く含まれているため、このカードの汎用性が非常に高くなっています。リミテッド環境では、エンチャントによるパーマネントや強力なクリーチャーを除去することで、相手の戦略を大きく妨げることができるでしょう。
- 追放除去
- 対象に取れる範囲が広い
- 低コスト
- パワー4未満のクリーチャーには無力
エンチャント
大玄関/優雅なる円形広間
「大玄関/優雅なる円形広間」は、クリーチャーを横並べするデッキと相性が良く、特にトークン生成を活かしたデッキで強力です。自身で1/1トークンを生成しますが、強化効果は最大2体までなので、クリーチャーが揃っている盤面では強力に働きます。一方で、盤面に2体以上のクリーチャーがいないと、効果を最大限に発揮できない点が弱みとなります。
- 低コストで設置でき、序盤から活用可能。
- トークン生成で盤面を補強できる。
- クリーチャーの複数強化が可能。
- 盤面に2体以上のクリーチャーがいないと、最大限の効果を発揮できない。
画面の中への幽閉
「画面の中への幽閉」は、対象のアーティファクトやクリーチャーを一時的に追放できるエンチャントです。護法2を持つため、相手が除去しづらく、リミテッドにおいては安定した除去手段として機能します。序盤から中盤にかけての相手の主力クリーチャーを除去し、盤面を制圧するのに役立つカードです。アーティファクトやエンチャントいわゆる置物除去も可能な点をお忘れなく。
- 序盤から使える確定除去。
- 護法2により、除去されにくい。
- 幅広い対象に対して効果的。
- 相手にマナの余裕がある場合、除去されるリスクがある。
天上の鎧
「天上の鎧」は、エンチャントしているクリーチャーを強化し、戦闘での優位性を高めます。エンチャント1つごとに+1/+1の修整を与え、先制攻撃を付与する点できるためエンチャントを活用するデッキに最適です。本セットではエンチャントタイプを持つクリーチャーや部屋カードが多く収録されているため、比較的容易にシナジーを得られるでしょう。
- エンチャントの数に応じた強化(どんなクリーチャーでもフィニッシャーになれる可能性)
- 先制攻撃で戦闘に強くなる
- 特になし
幽霊による庇護
「幽霊による庇護」はエンチャント・オーラとして、クリーチャーの強化とパーマネント追放を同時に行える優れたカードです。特に、対象に取られにくい護法2と絆魂の組み合わせは、ライフを守りながら攻撃的な戦略にも貢献します。盤面コントロールに優れ、序盤から終盤まで広く活躍できるでしょう。
- パーマネント追放による場のコントロール(対象が広い)
- 強化されたクリーチャーに護法2と絆魂を付与
- 過信は禁物
- オーラが割られる or クリーチャーが除去されると追放していたパーメントが戻ってくるため、思わぬ奇襲、迎撃を受ける可能性あり
手術室/病室
「病室/手術室」は、攻撃するたびにクリーチャー1体に+1/+1カウンターを置ける継続的な強化効果を持つエンチャントであり、リミテッドにおいて非常に強力です。攻撃するたびに持続的に盤面の強化が可能であり、特にクリーチャー数が多いデッキや、長期戦になりやすいゲームでは、大きなアドバンテージを得ることができるでしょう。さらに、「手術室」の効果で小型クリーチャーを再利用できるため、序盤から終盤にかけて効果的な動きをサポートします。
- 継続的なクリーチャー強化
- 手術室のリカバリー効果
- 比較的低コスト
- 病室の効果は即効性なし
- クリーチャー依存
破片魔道士の救出
「破片魔道士の救出」は、1マナのオーラエンチャントであり、エンチャントしているクリーチャーに+1/+1の修整を与えると同時に、そのターンのみ呪禁を付与することができます。瞬速を持っているため、相手の除去に対抗したり、戦闘中にクリーチャーを強化して打ち勝つことができます。非常に軽いコストで、リミテッドにおいては使い勝手の良いカードです。ただし、一時的な呪禁の付与であり、+1/+1の修整もそれほど大きくないため、攻めよりも守りのカードとして使用されることが多いでしょう。
- 瞬速持ち
- 軽いコスト
- 呪禁付与
- 特になし
青(Blue)
クリーチャー
うつろう亡霊
「うつろう亡霊」は、飛行と警戒を備えた3マナ1/3のクリーチャーです。エンチャントや部屋カードとのシナジーによって一時的に強化できるため、シナジーを意識したデッキ構築が重要です。序盤では防御役として機能しつつ、少しずつ相手のライフを削ることができますが、エンチャントが揃うことで、フィニッシャーとしての活躍も期待できるでしょう。
- 飛行+警戒持ちのため気軽に攻撃可能
- 違和感を何度も誘発させられれば優秀なアタッカーとなる
- シナジー依存度が高い(単体ではパワー不足)
トンネルの偵察者
「トンネルの偵察者」は、3マナ2/2のクリーチャーで、戦場に出た際に白の1/1光霊トークンを生成します。リミテッドにおいては、盤面を広げる能力があり、序盤の展開や中盤の戦術に役立ちます。1/1のトークンは戦力としては小さいものの、チャンプブロックやエンチャントシナジーを活かすためのリソースとしても活用できるでしょう。
- 2体のクリーチャーを1枚のカードで生成できる。
- 1/1トークンがエンチャント。
- 戦闘面での即効性や影響力は控えめ。
ピラニアバエ
「ピラニアバエ」は、2マナ2/1飛行のクリーチャーであり、アタッカーとして非常に優秀です。2マナで飛行とパワー2を持つため、序盤から空中戦で相手にプレッシャーをかけやすいです。ただし、タップ状態で戦場に出るため、出た直後にはブロッカーとして使えません。また、タフネス1なので、防御面に関してはあまり期待できないでしょう。
- 2マナで飛行とパワー2を持ち、序盤の攻撃力が高い。
- タップ状態で出るため、ブロッカーとして即座に使えない。
- タフネス1のため、防御面では脆い。
付け回される研究者
「付け回される研究者」は、2マナで3/3の防衛持ちクリーチャーで、エンチャントや部屋が戦場に出るたびに攻撃もできるという面白い特性を持っています。防衛を持ちながらも、条件次第で攻撃も可能なため、攻守両面で活躍できます。エンチャントシナジーを活かすデッキでは、非常に強力なピースとして活用できるでしょう。
- 2マナで3/3と優秀なスタッツを持つ。
- エンチャントや部屋とのシナジーにより、攻守の両方に対応できる。
- 特になし
忍び寄る覗き見
「忍び寄る覗き見」は、2マナ2/1のクリーチャーで、エンチャントやドアの開放など、特定のメカニズムに使えるマナを生み出せます。マナクリーチャーとして汎用的な運用が可能で、ダスクモーンの新メカニズムを活かすデッキで活躍します。マナレシオ(2マナ2/1)も及第点で、特に中盤以降にシナジーが見込めるデッキに適しています。
- 特定のメカニズム用のマナを供給できる。
- スタッツが低い
短剣口のメガロドン
「短剣口のメガロドン」は、リミテッドにおいて終盤で非常に強力なクリーチャーです。5/7のサイズに警戒を持つため、攻撃とブロックの両方で強力な存在感を発揮します。さらに、島サイクリングを持つことで序盤に不要な場合でも手札に置きやすく、マナ不足のリスクを軽減します。重いコストゆえに終盤向けですが、確実に試合を有利に運べるカードです。
- 高いパワーとタフネス、警戒による攻防のバランス
- 島サイクリングで序盤から活用可能(土地事故軽減)
- サメだが飛んでいない
粘ついた不審獣
「粘ついた不審獣」は、攻撃するたびに別の攻撃クリーチャーをブロック不可にする能力を持つため、盤面に他のアタッカーが存在する場合、攻撃のサポート役として活躍します。特にパワーの高いクリーチャーとの連携で効果を発揮しやすいです。自身は2/5のタフネスで生存力が高いですが、パワーが低いため、積極的なアタッカーとしての役割はやや限定的です。
- 無理矢理にでも攻撃を通せるサポート性能
- 高タフネスで生存力が高い
- 自身の攻撃力が低い
フラッドピットの溺れさせ
「フラッドピットの溺れさせ」は、瞬速と警戒を活かして相手のテンポを大きく崩すことができ、麻痺カウンターによって相手のクリーチャーを効果的に無力化できる点で非常に強力です。攻撃的なデッキやテンポを重視するデッキにおいては、優れたパフォーマンスを発揮するでしょう。
また、追加コストを支払うことで、麻痺カウンターが置かれたクリーチャーをと自身をライブラリーに戻して切り直す能力もあります。これにより、実質的な除去としても機能します。相手の盤面にブロッカーがいない場合は殴り忘れにご注意を(警戒持ち)。
- 瞬速と警戒
- 麻痺カウンターによる制圧
- ライブラリーに戻す能力
- 特になし
不本意な器
「不本意な器」は3マナ3/2で警戒を持ち、エンチャントや「部屋」の開放により占有カウンターが貯まり、そのカウンターの数に応じて死亡時に飛行を持つスピリット・クリーチャー・トークンを生成します。リミテッド環境では、エンチャントが多く採用されている「ダスクモーン」のセットにおいて、カウンターを貯めやすく、死亡後に強力なスピリット・トークンを生成できるため、リソースを維持しながら盤面に影響を与えることができるでしょう。
- 飛行トークンの生成による盤面の維持力
- 除去の的
- 追放除去はやめて
- 終盤にドローから引くと弱い
亡者の鍵持ち
「亡者の鍵持ち」は、4マナ3/3で飛行を持つスピリット・クリーチャーです。プレイヤーに戦闘ダメージを与えるたびに、あなたがコントロールしている「部屋」を1つ選んで、その部屋の開錠されたドアを1つ開放できるという能力を持っています。リミテッド環境では、飛行クリーチャーは非常に強力であり、飛行を持つ3/3クリーチャーはゲームの中盤から終盤にかけて相手にプレッシャーを与えることができます。さらに、部屋の開放が進むことでアドバンテージを得やすく、シナジーを生かしたデッキ構築にも向いています。
- 3/3飛行の本体性能の高さ
- 部屋・違和感とのシナジー大
- 飛行持ちのため能力を誘発させやすい
- 特になし
孤立への恐怖
「孤立への恐怖」は、低コストの飛行クリーチャーとして序盤に活躍できるポテンシャルを持っていますが、追加コストによってテンポを失う可能性があるため、使用する際には注意が必要です。リミテッド環境では、飛行能力を持つため一定の価値はありますが、デッキの構築やプレイスタイルによって評価が変動するカードとなるでしょう。
- 2マナで2/3飛行という高性能
- 追加コスト(土地も可)
掻き回す頭蓋蟹
「掻き回す頭蓋蟹」は、リミテッドにおいて序盤のブロッカーとしては優秀であり、エンチャントや部屋とのシナジーを活かすことができれば、ミル戦略としての効果を発揮するカードです。しかし、シナジーがない場合は単なる0/3のブロッカーとなるため、デッキ構築次第で評価が分かれるでしょう。本カードが複数かつエンチャントカードを多数デッキに採用できればそれだけで勝利できるポテンシャルがあります。
- 高い防御力
- ミル効果
- シナジー依存度の高さ
落下への恐怖
「落下への恐怖」は、5マナで4/4の飛行クリーチャーです。リミテッド環境において、飛行持ちのクリーチャーは貴重で、相手の地上クリーチャーを回避して攻撃できるため、ゲームを有利に進めることができます。さらに、このカードは攻撃するたびに相手の飛行クリーチャーを無効化できる能力を持っており、飛行クリーチャー全体の攻撃を通しやすくするのが大きな強みです。
- 単体性能の高さ
- 攻撃時のデバフ効果
- 特になし
落第への恐怖
「落第への恐怖」は、2/7のボディを持つクリーチャーで、攻撃するたびに与えた戦闘ダメージと同じ数のカードを引くことができる能力を持っています。リミテッド環境では、ドロー効果は非常に強力で、特にゲーム後半でリソースが減ってくるとこの能力の恩恵は非常に大きいです。一方で、攻撃力が2しかなく、ドローするためには攻撃して戦闘ダメージを与える必要があるため、簡単には効果を発揮できないという点を考慮する必要があります。(他のカードでサポートが必要)
- リソース供給力の高さ
- ブロックは彼にお任せ
- パンチ力の低さ
虚偽への恐怖
「虚偽への恐怖」は、3マナで3/2の瞬速を持つクリーチャーで、戦場に出た際に呪文を1つ打ち消すことができます。ただし、打ち消された呪文のコントローラー(通常は相手)は、戦慄予示により2/2のクリーチャーや+αの効果を得る可能性があるため、一定のリスクが伴います。このリスクを理解しつつ、相手のキーカードへの対処やテンポを重視して優勢を取れるタイミングで使用することが求められるでしょう。
- 打ち消し+盤面強化
- (相手の)戦慄予示ガチャ要素
超常現象分析家
「超常現象分析家」は、1青マナで1/3のスタッツを持ち、戦慄予示による墓地のカードを手札に加えることができるカードです。リミテッドにおいては、戦慄予示を繰り返すデッキで特に強力なカードエンジンとなり、アドバンテージを積み重ねていくことが可能です。1/3のボディは序盤のブロッカーとしても役立ち、長期戦に向けた手札補充手段として機能します。
- リソース源
- 序盤の優秀なブロッカー
- シナジー依存度の高さ
インスタント
光霊噴出
「光霊噴出」は2枚のドローと1/1のクリーチャートークンを同時に得られる点が魅力です。盤面への展開と手札補充を一手で行えるため、テンポを維持しながら戦況を安定させることが可能です。インスタントタイミングで使えるため、相手のターン終了時にプレイできる柔軟性が高いです。
- ドローと(最低限の)盤面強化を同時に行える
- 特になし
現実の歪曲
「現実の歪曲」は、インスタントで2つの選択肢を提供する柔軟なカードです。呪文を打ち消すカウンター効果(1:1交換)と、戦慄予示でクリーチャーを生成する効果を持ち、ゲームの状況に応じて選択できます。特に、対戦相手の重要な呪文を止めるか、自分の盤面を強化する選択ができるため、非常に汎用性が高いです。
- リミテッドでは比較的打ち消しが弱いが、状況に応じた柔軟な対応が可能。
- 特になし
視界からの消失
「視界からの消失」はインスタントで、土地以外のパーマネントをライブラリーに戻すことができる汎用的な除去です。対戦相手の強力なクリーチャーや置物を除去でき、さらに謀報1によりデッキトップを確認してカードを選別することも可能です。特に、相手のテンポを崩しつつ、自分のデッキを整える動きが評価できます。
- インスタントタイミングでの除去。
- 謀報1でデッキ操作が可能。
- ライブラリートップに戻せるため強力なカードは再プレイされやすい
音を立てるな
2マナの軽量な条件付きカウンターで、相手が追加コストを拒否した場合は諜報2のオマケが付いてきます。序盤から中盤はほぼ確定のカウンターとして運用できるため、相手の戦略を崩すのに効果的でしょう。ただし、終盤マナが余りがちになると役に立たなくなるため使うタイミングに気をつけましょう。
- 2マナと軽量で構えやすい
- 諜報2でデッキトップの調整まで可能
- 終盤に手札で腐りやすい
今のうちに出よう
「今のうちに出よう」は、2マナでインスタントタイミングの選択肢を持つ呪文です。以下の2つの効果から1つを選ぶことができ、1つはエンチャントやクリーチャーに関する呪文を打ち消す効果、もう1つは自分のエンチャントやクリーチャーを手札に戻すバウンス効果です。これにより、相手の行動を妨害したり、自分のクリーチャーやエンチャントを守ったりすることができ、リミテッドにおいては柔軟性が求められる場面で非常に役立ちます。
- 柔軟な選択肢
- 限定的なカウンター
ソーサリー
謎への突入
「謎への突入」は、1マナでクリーチャーにブロックされない効果を付与しつつ、カードを1枚引ける点が非常に強力です。低コストで軽く唱えることができ、フィニッシャーとしてのサポートだけでなく、デッキ回転にも貢献します。さらに、墓地肥やしとしても活用可能であり、多くの場面で役立つ汎用性の高いカードです。
- 低コストで使いやすい
- フィニッシュサポートと手札補充を両立
- 特になし
肝冷やしの手
「肝冷やしの手」は、戦慄予示によって最低でも2/2のクリーチャーを盤面に供給できるため、バウンスによる相手のテンポを崩しつつ、自分の盤面を強化するという2つの効果を1枚で実現できます。このカードは、相手のクリーチャーを対処しつつ、自分のリソースを確保できるため、非常に優れたテンポカードです。バウンスによるテンポ奪取と、追加のクリーチャー生成による盤面強化の組み合わせは、リミテッドでの展開を大幅に有利にするでしょう。
- マナ効率の高さ
- 相手のテンポを遅らせつつ自分の盤面を強化する
- ソーサリーという点が実に惜しい
エンチャント
声も出せない
「声も出せない」は、1マナで相手のクリーチャーを無力化できる優れたオーラカードです。エンチャントされたクリーチャーの能力を全て失わせ、0/2のアーティファクト・クリーチャーにするため、相手の強力なフィニッシャーやシステムクリーチャーなどを完全に抑え込むことができます。コストが低いため、序盤から有効に使えるのも強みです。
- 1マナでクリーチャーを無力化できる。
- 違和感の誘発トリガーにも使用できる。
- 「声も出せない」ため表面になることすらできない。
- 特になし
水中トンネル/泥濁んだ水族館
基本的な使い方としては「水中トンネル」の諜報2でマナスク/マナフラの可能性を軽減し、中盤以降にはそのまま盤面へ3/3クリーチャー(強力なクリーチャーを戦慄予示出来た場合は表面へ)を展開できる使い勝手の良いカードです。
- 気軽に入れられて使い勝手が良い
- 特になし
食肉用冷凍室/冠水した食堂
「食肉用冷凍室/冠水した食堂」は、ドロー補助とクリーチャーへの麻痺カウンター付与の能力を持つ、コントロール寄りの部屋カードです。前者の効果で相手のクリーチャーを拘束して攻撃を防ぎつつアドバンテージを取ることができるため、ゲームの中盤から終盤での有効性が高いですが、やや重めのマナコストが課題となるでしょう。
- ドローと拘束を兼ね備えた柔軟性
- コストが高め
- 部屋の特性上、どちらもソーサリータイミングでのみ使用可
ダスクモーンの支配
「ダスクモーンの支配」は、6マナで相手のクリーチャーをコントロールするオーラであり、そのクリーチャーに-3/-0の修整を与え、すべての能力を失わせます。相手の重要なクリーチャーを事実上無力化しつつ、自分のクリーチャーとしてコントロールできる点が非常に強力です(高スタッツであれば戦力として、それ以外の場合は生贄やブロッカーとして活用)。高コストではありますが、リミテッドにおいて強力な除去とコントロール手段として非常に価値があります。ただし、本セットにはエンチャントに触れるカードが多く収録されているため注意しましょう。
- コントロール奪取による除去(相手の戦力を削ぎ、自分の戦力を強化)
- 高コスト
底なしプール/更衣室
「底なしプール」は、リミテッド環境においてカードドローとバウンス効果を提供する優秀なエンチャントであり、適切なクリーチャーと組み合わせればゲームに大きな影響を与えることができます。コストが重いものの、攻撃と防御の両面で価値があり、リソース管理が重要なリミテッドにおいて評価は高めとしています。
- バウンスとドローの柔軟性の高さ
- 特になし
静かに、隠れて
「静かに、隠れて」は、エンチャント(オーラ)で、エンチャントしたクリーチャーをタップしたままにする効果を持っています。リミテッド環境では、相手の強力なクリーチャーを一時的に無力化する手段として機能しますが、エンチャントによる除去は破壊や追放のような確定的な除去に比べて弱い場合があります。
- ライブラリーに戻すことも可能
- 起動型能力の重さ
- 本セットでは比較的エンチャントに触れるカードが多い
- 相手が生存メカニズムを多く搭載していると友情コンボが発生
アーティファクト
呪われたウインドブレーカー
「呪われたウィンドブレーカー」は、3マナの装備品で、装備されているクリーチャーに飛行を付与します。戦場に出たときに戦慄予示から2/2のクリーチャーを生成することができるため、序盤の盤面展開に貢献しつつ、飛行を付与して後半でも有効に使うことができます。飛行付与はリミテッドにおいて非常に強力な効果であり、地上戦が多くなるリミテッド環境では回避能力を持つ飛行が重要です。
- 飛行付与(継続的)
- 即座に盤面展開
- 装備コストがやや重い
黒(Black)
クリーチャー
ベイルマークのヒル
「ベイルマークのヒル」は、2マナ2/2のクリーチャーで違和感の誘発によって相手にライフロスを与えられるカードです。エンチャントを使用するデッキや部屋解放を積極的に活用する戦略と相性が良く、特にライフレースの早期決着に貢献する可能性が高いでしょう。
- ライフロスを継続的に誘発可能
- マナレシオ1.0の優秀なスタッツ
- シナジー前提
付属肢の融合体
「付属肢の融合体」は、攻撃するたびに謀報1を行うため、デッキの掘り下げや墓地利用をサポートするクリーチャーです。瞬速を持っているため、相手のターン終了時に突然展開し、次のターンに攻撃を開始する戦術が取れます。また、相手の攻撃に対して不意に出すことでブロッカーとして活用し、疑似的な除去手段として使うことも可能です。特に、相手の計算を狂わせるカードとして有効です。
- 攻撃時に謀報1でライブラリーを操作できる。
- 瞬速で擬似的な除去として使える。
- タフネスが低い。
哄笑する斬鬼
接死を持つため、対戦相手の強力なクリーチャーへの牽制も可能な中堅クリーチャー。同じターンにクリーチャーが死亡している場合、+1/+1カウンターを持った状態で戦場に出るため、さらなる戦闘能力を発揮します。状況に応じてはフィニッシャーとしての役割も期待できますが、条件達成が必要なため安定性には欠ける面があるでしょう。
- 接死持ち
- 条件次第で4マナ4/4の高スタッツに
- 特になし
幽体の分捕り屋
「幽体の分捕り屋」は、6マナで6/5という強力なサイズを持ち、相手が呪文や能力で干渉しようとするたびにカードを捨てさせるという制約を課します。このため、相手にプレッシャーをかけるのに適しています。また、「沼サイクリング」で手札に土地を確保できるため、土地事故のリスクを軽減可能です。
- 護法によって除去されづらい(終盤に手札1枚を捨てる追加コスト)。
- 土地事故のリスク軽減可。
- 特になし
復活した崇拝者
「復活した崇拝者」は、一度だけ蘇生できる4/1のクリーチャーです。蘇生後は最終カウンターが置かれるため再度の蘇生はできません。パワー4の攻撃力を持ちますが、タフネス1のため弱いクリーチャーに簡単にブロックされてしまう点が弱点です。
- 再利用可能
- 高いパワー
- タフネス1のため、弱いクリーチャーに簡単にブロックされる
惨劇の刻の狂信者
「惨劇の刻の狂信者」は、相手に1枚の手札を捨てさせつつ、自分は実質的にルーティング(手札を入れ替える)効果を得るクリーチャーです。特にゲーム序盤や中盤で相手の手札がまだ残っている場面で活躍しやすく、1対1の交換を容易に行えます。ただし、終盤など相手の手札がない場合は効果が薄くなり、クリーチャーとしての戦闘力は低いため、盤面での影響力は限られます。
ちなみにハンデス効果は全プレイヤーが対象なので、統率者戦の場合は1:3交換も可能。
- 1:1交換しやすい(ハンデス)
- ルーティング可能
- 2/2のスタッツでは戦闘で活躍しづらい。
- 手札の状況によっては使いづらい
抜歯への恐怖
「抜歯への恐怖」は、死亡時にライフドレイン可能なクリーチャーです。1/1というステータスでは戦闘での影響力はほとんど期待できませんが、ライフドレイン、生贄、違和感のシナジーを持つデッキではその効果を活かすことができるでしょう。
- 死亡時にライフドレイン効果あり
- エンチャントタイプを持っている
- 戦闘への影響力が皆無
無害なネズミ
「無害なネズミ」は、死亡時に戦慄予示を誘発し、盤面に2/2クリーチャーを残すことで盤面に影響を与え続けられます。戦慄予示によって他のクリーチャー・カードが見つかれば、大きなカード・アドバンテージを得られるでしょう。また、生贄や死亡時効果を活用するデッキにおいて、デッキの安定性や盤面のリソースを増強する一助となります。
- 死亡時に戦慄予示を行い、カードアドバンテージを得られる。
(戦慄予示したカードによって+α要素あり)
- 2マナ1/1は戦闘でほぼ役に立たない。
闇への恐怖
「闇への恐怖」は、攻撃するたびに条件を満たせば威迫と接死を得る5/5のクリーチャーです。光霊クリーチャーがいない場合、このカードは複数のブロッカーを必要としつつ、接死で強力なクリーチャーも倒せます。戦闘において非常にプレッシャーをかけられるカードです。
- 肉質が良い(5マナ 5/5)
- 条件付きだが、威迫と接死を同時に得ることで相手のブロック選択を困難にする。
- 特になし
ヴァルガヴォスの崇拝者
「ヴァルガヴォスの崇拝者」は、墓地からクリーチャーをリアニメイトできる能力を持つクリーチャーです。4マナと生け贄により、墓地からクリーチャーを戦場に戻す能力は、強力なクリーチャーが墓地にある場合に最大の効果を発揮します。ただし、墓地依存度が高く、本体が1/1で脆弱であるため、他のカードとのシナジーが必要不可欠であり、その点から評価点を低めに設定しています。
- リアニメイト効果
- シナジー依存度の高さ
不快な切断魔
リミテッドでは、このカードはフィニッシャーとして非常に頼りになりますが、盤面のリソース管理が重要です。サポートとなるクリーチャーやエンチャントが手札や場に揃っていることを確認し、終盤の決定打として使うのが理想的です。
また、場に出た際に相手の盤面と1:2交換が可能な強力なETB能力を持っていますが、相手が多くのクリーチャーを展開している場合、その効果が十分に発揮されないこともあります。
- 圧倒的なフィニッシャー能力
- 相手リソースを削る
- 追加コスト(生贄)
人気者の利己主義者
「人気者の利己主義者」は、サクリファイスを多用するデッキで特に効果的に機能します。自身を守る能力を持つため、長期にわたってライフドレイン効果を活かし、相手とのライフ差を着実に広げることが可能です。
- 破壊不能の付与
- 自己完結している能力(生贄、ライフドレイン)
- 生け贄コストの重さ
冷笑的な一匹狼
「冷笑的な一匹狼」は、リミテッドでのアグレッシブなデッキにおいて早期に相手にプレッシャーをかけ、墓地を利用することでさらに効果を発揮します。ただし、タフネス1のため脆さが目立つ場面も多く、生存メカニズムを有効に使うには他のシナジーやサポートが必要です。
- 光霊にブロックされない
- パンチ力の高さ
- 墓地に好きなカードを置ける
- 墓地利用前提
- 生存させるためのサポート必須
勇み肌の吸血者
「勇み肌の吸血者」は中盤以降の守りとライフゲインにおいて有用なカードです。シナジーを活かせれば、攻撃時に一時的な強化でダメージを与えつつ、ライフゲインによる耐久力向上が見込めます。ただし、エンチャントや部屋といったカードを揃えるデッキ構築が必要になるため、デッキの構築次第で評価が変わるカードです。
- 複数回の誘発で6点以上の攻撃+絆魂
- 中盤以降のブロッカー
- シナジー前提
瘴気の悪魔
リミテッドにおいて「瘴気の悪魔」は、除去効果と飛行クリーチャーという攻撃面と防御面の両方で強力な選択肢となります。特に飛行クリーチャーとしての性能は、相手を速やかに圧倒する手段となるため、高評価です。手札管理が要求されますが、状況をコントロールできる強力なフィニッシャーとして活躍が期待できるでしょう。
- 5/4飛行
- クリーチャー弱体化(複数可)
- 手札リソースの消費
骨造りの棒編み
「骨造りの棒編み」は、2マナ2/2絆魂持ちの高性能なクリーチャーカードです。また、昂揚を達成することで、継続的に相手にデメリット(パーマネント、手札、ライフの何れか)を強制する能力を持っています。この効果は相手にとって非常に厄介で、場に本カードを置いておくだけで徐々に試合を有利に進めることができるでしょう。
- 継続的な相手リソースの削減
- 昂揚前提
インスタント
ウィンターの介入
「ウィンターの介入」は、相手クリーチャーに2点のダメージを与え、自分が2点のライフを得るインスタントカードです。除去性能としては限られたダメージ量のため、小型クリーチャーに対してのみ有効です。ライフを得られる追加効果もあるため、シナジーのあるカード・デッキで採用できれば光り輝くかもしれません。
- 2点火力、2点ゲインが同時に可能
- よくある黒のマイナス効果の除去ではないため、破壊不能には注意
暴力への屈服
「暴力への屈服」は、インスタントタイミングで絆魂と+2/+2の修整を付与することで、ライフレースでの勝利やライフゲインを狙うことが可能です。攻防の両方で使用でき、ライフゲインシナジーがあるデッキで特に効果的でしょう。
- 絆魂によるライフゲインでライフレースを有利に進められる。(相手の計算を狂わせられる)
- 特になし
殺害
「殺害」は、リミテッドにおいて非常に汎用性の高い除去呪文です。2マナかつインスタントでクリーチャー1体を破壊できるため、相手のシステムクリーチャーや協力なクリーチャーを即座に対処できます。序盤から終盤まで有効で、あらゆる状況で活躍します。
- 2マナという低コストでクリーチャーを確実に破壊できる。
- インスタントタイミングでの使用が可能。
- 特になし
生きるか死ぬか
「生きるか死ぬか」は、インスタントで使用できる汎用性の高い除去・再生カードです。1枚で除去と墓地からの再生という選択肢を提供し、状況に応じて適切な使い方ができるため、非常に強力なカードとなります。特にリミテッドでは、除去や再利用できるクリーチャーの存在がゲームを左右するため、このカードの柔軟性は非常に評価されます。
- 柔軟な効果選択
- インスタントでのリアニメイト
- コストが重く序盤・中盤には除去として使用できない
萎縮させる責め苦
「萎縮させる責め苦」は、本セットに多く含まれるエンチャント(メカニズムを含む)を対象にできる、非常に強力な除去カードです。自分のライフを失うデメリットはあるものの、除去効果の価値がそれを上回る場面が多く、ゲームプランに組み込みやすい一枚です。
- 汎用的な除去
- ライフロス
ソーサリー
最後の復讐
「最後の復讐」は、クリーチャーやエンチャントを生け贄に捧げて、相手のクリーチャーを追放する除去呪文です。特定の生け贄シナジーがあるデッキで特に強力であり、追放によって墓地から再利用される恐れのあるクリーチャーにも有効です。さらに、生け贄に捧げられる対象の範囲にエンチャントも含まれるため、柔軟に活用できる点が高評価です。
- 追放除去のため、墓地から再利用されるカードに強い。
- 追加コストを必要とするものの1マナでプレイ可。
- 生け贄シナジーを活かすデッキで特に有効。
- 生け贄が必要なため、無条件に使いづらい。
ゲームをしよう
「ゲームをしよう」は、対戦相手全体に対して様々な選択肢を提供し、相手のリソースやライフにダメージを与える強力なカードです。このカードは状況に応じて複数の効果を選択でき、特に相手の盤面や手札に直接影響を与える点でリミテッド戦略において有用です。ただし、相手が手札を持たず、ライフも十分ある場合には効果がやや限定的となるでしょう。
- 昂揚による複数効果
- 状況依存度の高さ
邪悪との対話
「邪悪との対話」は、手札補充とライフ回復を同時に行えるソーサリーです。ライブラリーの上から4枚のカードを見て、1枚を手札に加え、残りを墓地に置くため、手札の質を高めつつ、墓地を活用する戦略と相性が良いカードです。さらに、3点のライフを得ることで、リソースを使いながらもライフを保護できます。
- 手札補充(トップ4枚を見れるため有効なカードを引きやすい)
- 墓地肥やし
- ライフゲイン
- ソーサリー
エンチャント
ひび割れた頭蓋骨
手札破壊+特殊な除去カードとなるエンチャント。中盤に相手の切り札となるカードと1:1交換できる点が強みですが、除去としての活用方法にクセがあるのをお忘れなく。相手の大型/強力なクリーチャーに貼り付けるだけで自分の小型クリーチャーがブロッカーとして十分に機能するようになります。
- 相手の戦略を確認しつつ、切り札となるカードを排除できる
- 除去の効果にクセがあり即効性が無い
見捨てられた屋根裏部屋/見晴台
このカードは3マナで2ドローができるため、特にドロー力が不足しているデッキで有用です。ただし、ライフを2点失うため、終盤での使用には注意が必要です。見晴台の接死付与は、小型クリーチャーを単騎突撃させて相手の盤面 or ライフとの交換を迫ったり、トランプル持ちに接死を付けて攻撃力を最大限に発揮させることができるでしょう。
- 相手の防衛を崩しやすい
- 3マナ2ドローが優秀
- ドローに2点ライフを失う効果あり
- こちらが防衛側(攻められている)のときは役立たない
胞子形成感染
「胞子形成感染」は、相手にクリーチャーを生け贄に捧げさせる効果と、特殊なエンチャントによる除去を兼ね備えた便利なカードです。低コストながら戦場をコントロールする力を持ち、相手のクリーチャーが少ない序盤など状況次第で非常に強力な働きを見せるでしょう。エンチャントしたクリーチャーはダメージを受けると破壊されるため、攻撃を牽制したいクリーチャーに使用するのが効果的です。
- 低コスト
- 1枚で最大2枚除去
- 生贄対象を選べない
荒らされた地下室/解剖室
「荒らされた地下室」は、トークン生成と墓地からのリソース回収を可能にする強力な部屋カードです。生成されるトークンは生け贄コストなどにも利用でき、「解剖室」のドアから開放することで、能力が自己完結している点も魅力です。長期戦では盤面を維持しつつ徐々にアドバンテージを得ることができ、墓地からのリソース回収も優れているため、効率的なリソース管理とカードアドバンテージの獲得に繋がります。
- トークン生成
- トークン生成効果がターン中1回の制限あり
逃げ場なし
「逃げ場なし」は非常に使い勝手の良いインスタントです。特に守護や呪禁を持つクリーチャーに対して対策がしやすく、相手の戦術を一時的に崩すことが可能です。ただし、除去ではなく一時的な弱化である点や、広範囲に影響しない点に注意が必要です。
- 瞬速持ち
- 護法や呪禁を無力化
- 特になし
アーティファクト
殺人鬼の仮面
「殺人鬼の仮面」は、クリーチャーを供給しながら威迫を付与することで、盤面に圧力をかけられる優れたカードです。装備コストが軽いため、序盤から相手にプレッシャーを与えやすく、攻撃的なデッキにマッチします。また、戦慄予示によってライブラリーのトップを確認できるため、デッキ運用にも好影響を与える可能性があります。
- 後続への威迫サポート
- 装備コストが比較的軽い
- 特になし
赤(Red)
クリーチャー
ほつれた遊び友達
「ほつれた遊び友達」は、パワー2以下のクリーチャーに対してブロックされない効果を付与できるため、小型クリーチャーの攻撃を通しやすくなります。特に「生存」能力を持った小型クリーチャーとのシナジーが期待できるでしょう。ただし、大型クリーチャーには適用できないため、ゲーム後半の盤面ではやや効果が薄れる可能性があります。
- 小型クリーチャーの攻撃を通しやすい。
- 「生存」能力を持つクリーチャーとのシナジー。
- パワー2以下のクリーチャーに限定されているため、後半は影響が薄い。
ボイラービルジの切り裂き魔
ボイラービルジの切り裂き魔は、5マナ4/4のまずまずのスタッツを持つクリーチャーで、戦場に出た際に任意ターゲットに2点のダメージを与える強力な能力を持っています。序盤に出した小型クリーチャーやトークン、不要なエンチャントを弾丸にしましょう。死亡時誘発のシナジーがあると処理する手段として優れ、アグレッシブな戦術に適しています。
- 盤面強化と除去が1枚(生贄必要だが)で可能
- 相手のライフを詰め切る火力にもなる
- 生贄にするものがないとバニラ
刈り鎖の剃刀族
「刈り鎖の剃刀族」は、到達を持つため飛行クリーチャーの迎撃が可能ですが、タフネス3という点が頼りない。後半に余った土地を生け贄にしてカードを引ける能力は強力で、特にマナフラ対策として有効です。
- 飛行クリーチャーへの対処
- 終盤のドロー手段として活用可能
- タフネスが低い
寝癖のけだもの
「寝癖のけだもの」は、威迫と山サイクリングを備えた5/6のビーストです。威迫を持つため相手は2体以上のクリーチャーでしかブロックできず、攻撃を通しやすいフィニッシャーです。さらに、手札に不要な状況では山サイクリングでライブラリーから山カードを探し、マナ基盤を安定させることができます。6マナと少し重めですが、サイクリングを含めて採用しやすいカードです。
- 威迫持ちのフィニッシャー
- サイクリングで土地事故を防げる
- 特になし
悪意ある道化師
このクリーチャーは、パワーが2以下の他のクリーチャーを出すたびにパワーアップするため、小型クリーチャー主体のデッキとシナジーがあります。2/3のスタッツに加えて自己強化もでき、戦闘力が上がるのは魅力ですが、単体としては活躍できないでしょう。
- パワー2以下のカード、トークンなどとのシナジー前提のカード
- 複数誘発できると思わぬ打点に繋がる
- 基本スタッツがやや弱い
最優秀殺害者
4マナ2/4のクリーチャーに加え、毎ターン攻撃時に好きなクリーチャーに+1/+0と先制攻撃を付与できる点は、攻撃力の強化や戦闘での有利を取るために有効です。自身を含めて幅広いクリーチャーをサポートできるため、大いに役立つでしょう。
- 毎ターン攻撃を仕掛けやすくなる(戦場での有利な戦闘を作りやすい)
- パワーが低い(パワー2以下とのシナジー用)
機械仕掛けの打楽器奏者
このカードは1マナ1/1の速攻持ちで、見た目通りのアグロデッキ向けの軽量クリーチャーです。死亡時にトップから追放されたカードを次のターン終了時までプレイできるため、リソースが減りにくい点が魅力。生贄の対象としても活用しやすいでしょう。
- 死亡時にカードアドバンテージを得られる
- 良くも悪くも1/1、中盤以降の戦闘では役に立たない
猛り狂う憤怒霊
部屋カードを多く使うデッキで力を発揮します。コントロールする部屋のドアが2つ以上開いていれば、+3/+0の修整で4/4クリーチャーになります。しかし、その条件が揃わない限りは通常の1/4クリーチャーとしてしか機能しないため、部屋シナジーを活かせるデッキでなければ力を発揮しづらいでしょう。
- 条件次第で攻撃力が大幅に強化される。
- 部屋カードの条件に依存するため、シナジー前提。
食べるほうの手
このカードは比較的低コストで墓地条件を満たせば、威迫持ちの4/2として活躍できる可能性があります。速攻や圧力のかかるデッキに組み込みやすく、攻撃時に追加のダメージを期待できます。早い段階で墓地を活用するデッキにおいて、優れたフィニッシャーとなるでしょう。
- 低コストで攻撃力の高いクリーチャーに変身
- 威迫持ちでブロックされにくい
- 昂揚前提
ブタの貯金箱
「ブタの貯金箱」は、リミテッドにおいて序盤の攻撃と中盤以降のマナ加速を兼ね備えた優秀なカードです。攻撃的なデッキであれば、2マナで3/2というサイズと宝物トークンの生成が相手にプレッシャーを与えつつ、後半の動きにもつながるため、テンポの良いプレイが期待できます。
- マナレシオの良さ
- 死亡時の宝物トークンによるマナブースト(色事故対策も兼ねる)
- 特になし
不遜なグレムリン
「不遜なグレムリン」は、アグロデッキにおいて攻撃的な役割を担いながら、手札の質を向上させるサポートもできる優れたカードです。威迫によってダメージを持続的に与えつつ、ルーティング能力でゲーム中盤以降もリソースを管理できるため、汎用性の高いカードとして活躍が期待できます。
- 威迫がアグロデッキとの相性◎
- ルーティング効果
- 特になし
剃刀族の群れ呼び
「剃刀族の群れ呼び」は、速攻とトークン生成の組み合わせにより、赤白アグロや黒赤生け贄デッキで非常に強力なアタッカーとして活躍します。攻撃的なデッキでリソースを保ちつつダメージを与える戦略に非常に適しており、フィニッシャーとしても優秀です。少し重めのコストではありますが、生贄やパワー2以下の誘発など、その価値を十分に発揮できるカードであり、リミテッド環境での評価は高いでしょう。
- 速攻能力
- トークン生成(パワー2以下)
- 特になし
業火の幻影
「業火の幻影」は、違和感や部屋のアーキタイプとシナジーを活かし、強力なアタッカーとして活躍します。死亡時にダメージを与える効果により、ブロックや除去を受けても相手に大きなダメージを与えることができ、リミテッド環境で安定したパフォーマンス(1:2交換)を発揮します。誘発回数次第では、一気に相手のライフを削り切ることも可能です。本セットにはエンチャントカードが多く含まれているため、アーキタイプに関係なく採用しやすいでしょう。
- 違和感シナジーによる火力変換
- 素の性能が低い
焼殺への恐怖
「焼殺への恐怖」は、戦場に出た際に各対戦相手に4点のダメージを与える強力な効果を持つクリーチャー・エンチャント・ナイトメアです。また、昂揚状態でさらにクリーチャーにもダメージを与えるため、デッキ全体が墓地シナジーや昂揚を活用する場合に特に強力です。高いコストに見合う即効性とゲームをひっくり返せる爆発力を持っています。
- 対戦相手へのダメージ
- 昂揚火力による盤面コントロール
- 特になし
逃げ足速い生存主義者、ノリン
「逃げ足速い生存主義者、ノリン」は、ブロックされたクリーチャーを再利用できるという特殊な能力を持つユニークなカードです。ブロック不可という制約はありますが、追放能力とシナジーをうまく活かすことができれば、リミテッド環境において非常に有効な戦術を取ることができるでしょう。
- ETB能力を持つクリーチャーと相性◎
- ブロック不可
- 相手のブロックに依存する
陽動の専門家
「陽動の専門家」は、赤を基軸としたアグロや昂揚、サクリファイスデッキにおいて、優れた攻撃力とリソース補充を提供するカードです。特にアグロアーキタイプで相手を追い詰める戦略に適しており、さらに昂揚やサクリファイス系のデッキとも相性が良いです。中盤以降、リソースを使い切っても新しいカードに変換する能力で、さらなるチャンスを提供してくれるでしょう。
- リソース補充能力
- 特になし
インスタント
不可能な業火
「不可能な業火」は、インスタントタイミングでクリーチャーに6点ダメージを与えられる強力な火力除去カードです。さらに、昂揚している場合は使用期限がありますが追加のリソースを獲得できます。期限が次のあなたのターン終了までとなっている点も優秀です。5マナはやや重いものの、そのダメージ量と追加効果を考えると、ゲーム後半での決定打として活躍が期待できるでしょう。
- 高火力
- 追加リソースの獲得可
- コストが重い
焦熱の竜火
「焦熱の竜火」は2マナで3点ダメージを与える除去スペルであり、追加効果として対象を追放できる点が非常に強力です。これにより、単純な除去以上に墓地戦略に対する対策としても使えます。低コストかつインスタントでの使用が可能なため、あらゆる赤のデッキに採用可能です。
- 2マナでの3点火力
- 追放効果で墓地対策が可能
- プレイヤーを対象にできない
裏の裏まで
「裏の裏まで」は1マナのインスタントで、+3/+0の修整を与えつつ、クリーチャーが死亡した場合に戦慄予示の効果を発動できます。これにより、戦場に2/2のクリーチャーを残すことができ、アグロデッキなどでテンポを維持する助けになります。コストパフォーマンスが高く、効果的に攻撃を強化することができるため、ゲームの終盤でも有用です。
- 戦闘での火力強化
- 追加クリーチャーでの盤面確保
- 強化対象が死亡しなければ追加効果が発動しない
暴力的衝動
「暴力的衝動」は、攻撃的なデッキで特に有効な戦闘トリックです。昂揚が成立すれば強力な効果を発揮するものの、条件を満たせない場合は効果が限定的になるため、デッキ構築やゲーム展開に依存する部分があります。そのため、リミテッドでは戦術に応じて評価が変動しますが、攻撃的なアーキタイプでは十分な働きを見せるでしょう。
- 昂揚達成による二段攻撃の付与
- 軽いコスト
- 昂揚達成のサポートが必要
裏切り者の駆け引き
「裏切り者の駆け引き」は、強力なダメージと追放効果で相手の盤面を崩すポテンシャルを持つ優れた除去カードです。ただし、追加コストの支払いが必要なため、状況に応じて慎重に使いどころを見極める必要があります。サクリファイスシナジーのあるデッキでは生贄を活かし、その他のデッキでも4マナでプレイするだけで十分に活躍できるでしょう。
- 高火力
- 追放除去
- 追加コストの考慮
間の悪い故障
「間の悪い故障」は、アーティファクト破壊、クリーチャーのブロック制限、能力の対象変更という3つの効果から、状況に応じた選択ができるフレキシブルなインスタント呪文です。特に、呪文や能力の対象を変更する効果が強力で、相手の意表を突いたカウンターパンチで勝負を決定付けることもできるでしょう。
- 多様な選択肢
- 特になし
ソーサリー
目標の強奪
追加コストとしてカードを捨てることで、2枚のドローを得られる上に、捨てたカードが土地でなければ各対戦相手に2点のダメージを与えることができます。これにより、ドローとダメージを組み合わせた戦術が可能です。
(2マナで軽く使いやすいソーサリーであり、特に多人数戦では追加ダメージが強力です。)
- 低コストでドローとダメージを両立できる
- 終盤、手札がないときにこのカードを引いてもプレイできない
復讐に燃えた憑依
「復讐に燃えた憑依」は、相手のクリーチャーを奪い、攻撃させることで一時的な有利を作り出す優れたカードです。赤系アグロや黒赤の生け贄デッキでは非常に強力なツールとして機能し、戦場の状況を一気に変えることができます。一時的なコントロール効果であるため、適切なタイミングでの使用が求められますが、上手く使えば大きなリターンが得られるカードです。
- コントロール奪取+速攻の奇襲
- 手札調整
- 生贄にできると◎
- 相手クリーチャーに依存
捕獲への恐怖
「捕獲への恐怖」は、速攻持ちのクリーチャーで、序盤から中盤にかけて攻撃的なデッキで活躍します。相手にブロックを強制する効果により、相手の盤面を操作しつつ、リソースを削ることができるため、特にアグロや赤系の速攻デッキで有効です。ただし、タフネスの低さや、後半での失速には注意が必要です。
- ブロック強制
- 打点の高さ
- タフネス2の脆さ
- 中盤以降の失速
紅蓮地獄
「紅蓮地獄」は、リミテッド環境で非常に強力な全体除去呪文です。特にアグロデッキや小型クリーチャー中心のデッキに対しては無類の強さを発揮し、盤面を一掃する能力があります。デッキ構築時には、自分のクリーチャーを守る手段や除去のタイミングをしっかりと考慮しつつ使用することで、その効果を最大限に引き出すことができます。アンコモンのため、対戦相手が赤を使用している際は意識しておくとよいでしょう。
- 低コストかつ全体除去による1:多交換
- 大型クリーチャーには無力
苦悩の試練
「苦悩の試練」は、アグロデッキやテンポを重視するデッキにおいて非常に優れたカードです。1マナで強力な除去と攻撃をサポートする能力を兼ね備えており、特に攻撃的な戦略を取るプレイヤーにとって有用です。ただし、相手に選択肢を与える点やソーサリーである点を考慮し、適切なタイミングでの使用が求められます。
- マナ効率◎
- 攻めの場面における
- 対象を選べない
エンチャント
ガラス工場/粉々の作業場
「ガラス工場/粉々の作業場」は、継続的に相手のライフを削りつつ、特定のクリーチャーを対象に大きなダメージを与えられるエンチャントです。後半戦でのマナ消費先としても優秀で、相手にプレッシャーをかけ続けることができます。ただし、ソーサリータイミングでしか使用できないため、即時対応が求められる状況ではやや使いづらいでしょう。
- 相手盤面への干渉に加えて継続的かつ確実に相手のライフを削れる
- インスタントタイミングで使用できない
券売所/憎悪のトンネル
「憎悪のトンネル」は、毎ターン二段攻撃を付与できるため、攻勢に転じる強力な手段となり得ます。しかし、6マナとコストが重く、序盤から中盤にかけての活躍は難しいため、終盤にゲームの流れを変えるきっかけとして活用されるでしょう。強力なフィニッシャーに二段攻撃を付与することで、瞬時にゲームを決定づける攻撃を実行可能です。
- 毎ターン二段攻撃による圧倒的な打点の増加
- 3マナ2/2(戦慄予示で+α要素あり)で最低限の盤面強化
- 守りには不向き(膠着または攻撃を仕掛けられる前提)
画家の仕事場/汚された画廊
「汚された画廊/画家の仕事場」は、部屋カードのメカニズムを活かしたデザインであり、エンチャントに強力なシナジーを持つ赤のカードです。戦闘におけるクリーチャー強化とドローサポートを提供し、アグロデッキや部屋シナジーを中心にしたデッキにおいて特に有効です。
- 手札のリソースを保ちながら盤面を強化できる
- 守りには不向き(優勢時の後押し)
緑(Green)
クリーチャー
よだれ流しの枝潰し
評価と活用法: このカードは6マナで7/6トランプルという強力なスタッツを持つクリーチャーです。マナ効率も良く、トランプルによるダメージの押し通し能力が高い点が魅力です。加えて、森サイクリング能力によって、必要に応じてデッキから土地をサーチできるため、序盤の安定性もサポートできます。フィニッシャーとしても強力で、特に緑のランプ系デッキとの相性が良いでしょう。
- 強力なスタッツ
- トランプル森サイクリングで土地を安定供給
- 特になし
人百足
「人百足」は到達を持つ3/4のクリーチャーで、戦場に出た際、追加コストを支払うことで部屋エンチャントを破壊することができます。特に部屋メカニズムが多用されるであろう本環境では、部屋エンチャントの対策として役立つカードとなるでしょう。また、3/4のサイズと到達により、攻守両面で安定した性能を持つため、中盤の防御やフィニッシャーとして活躍するでしょう。
- 到達持ちで空中からの攻撃を防ぐ
- 部屋エンチャントを破壊できる能力
- 特になし
内気なけだもの
「内気なけだもの」は、5/4の強力なクリーチャーで、死亡時に戦慄予示を行い、倒されても追加のリソースを供給できます。特に他カードとのシナジーもあまり考えなくてよく、使いやすいカードでしょう。
- 高いスタッツ
- 死亡時のリソース供給能力
- 特になし
慎重な生存者
このカードは4マナ4/4という頼れるボディに加えて、「生存」能力で安定してライフを得ることができます。比較的単体でも攻撃しやすいので他のカードを必要とせず生存能力を誘発させられるでしょう。
- 4マナ 4/4という頼れる存在
- 特になし
欲深い長首
緑によく収録される蜘蛛(到達持ちのパワー高め)のようなクリーチャー。可もなく不可もなく、エンチャントでもある点が救い。
- ブロッカーとして優秀
- 死亡時のライフゲインが染みる
- タフネス低すぎ
用心深い番犬
このクリーチャーは2マナで3/1のパワーを持つ、攻撃的な犬です。戦場に出た時や死亡した時に謀報1を行うため、デッキの潤滑剤となり、墓地活用デッキにも役立ちます。また、早い段階で相手にプレッシャーをかけることができ、相手の1-2ターン目にクリーチャーが出てこない場合は、3点パンチを叩き込みましょう!
- 出たときと死亡時の2回もデッキトップを調整できる
- 墓地活用カードとのシナジー大
- イラストが可愛い
- タフネスが1と低いため相手にブロックされやすい
肉潜り虫
このカードは序盤から終盤まで、相手の大型クリーチャーを牽制することが可能です。また、攻撃時に追加のクリーチャーに接死を付与できるため、捨て身の特攻を含めて相手の防衛線を突破しやすくしてくれるでしょう。緑なのでトランプル持ちのクリーチャーと一緒に攻撃をしかけられれば気持ちよくなれるでしょう。
- 低コストで接死を持つため、序盤から相手の強力なクリーチャーに対処できる。
- 他のクリーチャーに接死を与えることで、戦術的に攻守をコントロールできる。
- 特になし
脊柱狙いのムカデ
「背柱狙いのムカデ」は、3マナで2/1と一見控えめですが、昂揚の条件を満たすと3/3の警戒持ちとなり、対戦相手に大きなプレッシャーを与えます。特に墓地を利用するカードと組み合わせることで、早いターンからその効果を引き出せるでしょう。また、基本土地をサーチする能力により、中盤以降の土地事故を防ぎ、デッキ圧縮にも貢献するため、安定したプレイをサポートする潤滑剤としても活躍します。
- 基本土地をサーチしてマナ基盤を安定させる。
- 昂揚前提のスタッツ
謎めいた捜査員
このカードは戦慄予示シナジーを前提としたクリーチャーで、裏向きのパーマネントが戦場に出たり表向きになったりするたびに+1/+1カウンターが乗るため、戦慄予示を多く使うデッキで強力です。ターンごとに1回という制限もないため、放置するとすぐにサイズが大きくなり相手にとって脅威となるでしょう。自身が表向きになったときに3/4となる点もお忘れなく。
- 戦慄予示を軸にしたデッキだとフィニッシャーに成長可能
- シナジー前提
三度呼ばれ、アルタナク
「三度呼ばれ、アルタナク」は、その強大なサイズとトランプル能力によって、リミテッドで試合を決定づける強力なクリーチャーです。ドローによって除去に対してもプレッシャーをかけられる点も優れていますが、高コストの点が懸念材料です。リアニメイトなどで適切にサポートしつつ使えば、リミテッド環境で大きな活躍が期待できるカードでしょう。採用難易度が高いですが本セットに収録されている「その名を言え」とのコンボもあります。
- 圧倒的なサイズとトランプル
- 対象になるたびドロー
- 墓地を利用したマナ・ランプ
- 重いコスト
木人の打破者
「木人の打破者」は墓地活用含めた昂揚シナジーを活用するアーキタイプで強力なクリーチャーです。条件付きながらアドバンテージを得られる能力を持ち、パワーも高いため、攻撃的な戦略に向いています。
- マナフラ対策兼マナランプ要員
- リソース回復効果
- 特になし
果敢な生存者
「果敢な生存者」は、生存アーキタイプで強力なクリーチャーとして活躍でき、生存を誘発するたびに戦慄予示で追加のクリーチャーを生成できる点が魅力です。攻撃的な戦略に適しており、リミテッド環境でも優れたピースとして機能します。生存条件を継続的に満たせる前提があれば、墓地活用や昂揚、サクリファイス系のデッキとも相性が良いでしょう。
- 盤面の展開力
- 生存条件の達成難度に依存
継ぎ接ぎのけだもの
「継ぎ接ぎのけだもの」は、昂揚を狙うデッキで一定の役割を果たすものの、昂揚が達成されないと十分に機能しないため、不安定さがあるカードです。ただし、自分のアップキープごとに切削するかを選べるため、墓地が十分に肥えている場合などには切削を行わない選択も可能です。この柔軟性がポイントとなります。
- 継続的な墓地肥やし力
- 昂揚の依存度高
腹黒茸
「腹黒茸」は、2マナを支払い生け贄に捧げることで、アーティファクトやエンチャントの除去、カードドローなど、さまざまな選択肢を提供する多機能な1/2のクリーチャーです。序盤から終盤まで柔軟に活躍でき、特に3つ目の効果はウーロを彷彿とさせる能力を持ち、いわゆる“ジェネリックウーロ”としても扱えるでしょう。
- 多様な選択肢
- 序盤からの除去手段/アドバンテージ獲得
- 終盤に引いても活躍できる可能性が高い
- 特になし
自然知識の生存者
「自然知識の生存者」は、速攻を持つ3/4のクリーチャーで、特定の条件下で土地をクリーチャー化する能力を持っています。速攻と追加の攻撃手段を提供するため、リミテッド環境では攻撃性に優れていますが、やや状況依存な能力です。優勢な状況でのさらなる押し込みに役立ちますが、劣勢を挽回するカードではない点に留意が必要です。
- 土地のクリーチャー化(打点増強)
- マナレシオの低さ
草むした盲信者
「草むした盲信者」は、防御力の高いマナクリーチャーで、色マナサポートも可能です。特に戦慄予示のクリーチャーを表向きにする際、効率よくマナを提供できる点が特徴ですが、特定のシナジーに依存せず、汎用性の高いカードとして幅広く活躍するでしょう。
- 良質なマナクリーチャー
- 序盤の守りもバッチリ
- 特になし
露呈への恐怖
「露呈への恐怖」は、3マナで5/4のスタッツを持ち、トランプルを備えたナイトメア・クリーチャーです。ただし、プレイする際にアンタップ状態のクリーチャーや土地を2つタップする追加コストが必要です。そのため、強力なアタッカーとしてのポテンシャルはあるものの、プレイ時にかかるコストがややネックとなります。リミテッド環境では十分に役割を果たす強力なアタッカーですが、追加コストの影響で序盤からの活躍は難しく、適切なタイミングでの運用が求められるカードです。
5マナ5/4のトランプルクリーチャーとして安定した運用を目指し、早期に出せるシナジーを組み込むことで、さらに活躍の場を広げることができるでしょう。
- 高い戦闘力
- 追加コストの負担(事前の盤面展開 or マナランプなど)
館の地図作り
「館の地図作り」は標準型ボディのクリーチャーで、生存能力を活かして土地カードをデッキから探し出すことができるサポートタイプのカードです。リミテッドにおいては土地の安定供給をサポートしてくれるでしょう。盤面関与はできず、生存させてまで土地を出したいのか判断に困るところです。
- 生存による土地の安定供給
- 特になし
インスタント
忌まわしい迫力
このカードは、2マナでクリーチャーに接死と破壊不能を付与できるため、コンバットトリックとして非常に強力です。相手の攻撃を誘い(ほぼ)確定除去として使用することが可能です。
- マナコストが軽く、攻防どちらでも使用できる
- 盤面にクリーチャーがいる前提
扉破り
「扉破り」は、アーティファクトやエンチャントを除去できるという点で、リミテッドにおいて有用なカードです。また、戦慄予示の能力により、追加のリソースを得ることができるため、ゲーム中盤から終盤にかけて様々な場面で汎用的に活躍するでしょう。
- 置物除去
- 効果を選択できる柔軟性
- 特になし
ソーサリー
その名を言え
このカードは低コストで墓地を肥やせて、さらに墓地からクリーチャーや土地を手札に戻せるため、墓地活用デッキに最適です。よくある切削したカードから回収する条件が無いため非常に使いやすいカードです。なお、独自のコンボも搭載していますが、リミテッド構築では実現困難でしょう。
- 低コストの墓地肥やしとリソース回復
- 特になし
怪物的出現
「怪物的出現」は緑の除去として非常に強力なカードです。通常のよくある緑の除去カードとは異なり、場にクリーチャーが存在していなくても手札のクリーチャーを公開することでダメージを与えることが可能です。また、場に存在するクリーチャーを指定後、除去されたとしてもダメージが適用される点が非常に魅力的です。
- 高火力除去の可能性
- 戦場または手札のクリーチャーを使ってダメージを与えられる
- ソーサリー
戦慄予示
「戦慄予示」は戦慄予示するカードです!
「戦慄予示」は、2マナでライブラリーのトップ2枚を確認し、2/2クリーチャーを作り出すことができる汎用性のあるソーサリーです。ライブラリーを掘り進めつつ、盤面に2/2のクリーチャーを展開、墓地を肥やし、昂揚のタイプも一つ達成(ソーサリー)できるという多彩さがウリです。戦慄予示でクリーチャー・カードを見つけられた場合は、+αのアドバンテージを得られる可能性もあります。2マナ圏のクリーチャーとして気軽に採用してしまっていいでしょう。
- 汎用的に使いやすいグッドデザイン賞
- 特になし
ひと皮剥けば
「ひと皮剥けば」は、1枚で多様な効果を生み出す優れたソーサリー呪文です。戦慄予示により盤面に2/2+α(裏面がクリーチャーの場合)を展開しつつ、リアニメイトや昂揚向けの墓地肥やし、さらには墓地からのリソース回収も行えます。幅広いデッキで採用価値があり、多様な戦略に対応できる万能カードです。
- 戦慄予示による柔軟性
- 墓地回収
- 墓地依存(墓地回収の効果)
安堵の別れ
「安堵の別れ」は、リミテッド環境において、エンチャント(クリーチャーも多い)やアーティファクトに対処できる点が評価できるカードです。また、墓地のカードを再利用することで長期戦での耐久性を高めることができますが、即時のリソース回収ができない点や、対象が限られる点から、汎用性にやや欠けます。
- 置物対処
- 即座に影響を与えにくい
揃った強打
「揃った強打」は相手のクリーチャー1体に対してこちらのクリーチャー2体でダメージを与えられるため、相手の大きな脅威を排除する際に有効です。2体のクリーチャーの力を合わせることで、相手のクリーチャーを確実に倒すことが期待できます。ただし、自分のクリーチャーがアンタップ状態でなければ使えず、ソーサリーのため相手に対策される可能性が高い点に注意しましょう。
リリースノート引用
《揃った強打》の解決に際し、あなたがコントロールしている対象クリーチャーのうちの1体が(それが戦場にいなかったり、タップ状態であるなどにより)不適正な対象である場合、そのクリーチャーはダメージを与えない。対象とした対戦相手がコントロールしているクリーチャーが不適正な対象である場合、ダメージは与えられない。
- パワーが小さくても協力して相手の脅威を排除することが可能
- 相手の対応に弱い
エンチャント
必死の力
「必死の力」は、瞬速を持つことで戦闘中や除去呪文に対応してクリーチャーを強化する優れた手段です。+2/+2修整とトランプル付与は、相手の防御を突破するのに効果的であり、アグレッシブなデッキで活躍するでしょう。オーラのため1:2交換されやすい点には注意、過信は禁物です。戦力を分散させるか特化させるかを臨機応変に考えましょう。
- 瞬速による強化
- トランプルによるダメージの押し通し
- 特になし
朽ちゆくジム/ウェイトルーム
基本土地サーチ(タップイン)は盤面に即時干渉しないため、特に序盤では弱いと感じるかもしれませんが、このカードの強みは「ウェイトルーム」側の強化効果です。戦慄予示で得られるクリーチャーが+3/+3され5/5になる点および、クリーチャーカードであれば更に強化が見込める点は大きなアドバンテージです。自身で6マナに到達しやすいというマナランプ要素も評価できます。
- フィニッシャーの供給(最低でも5/5)
- 色マナサポート
- 終盤まで盤面へ干渉できない
温室/がたつく展望台
「温室/がたつく展望台」は、色マナのサポートとリソース回復を兼ね備えたカードです。「温室」は、色事故を防ぎながら、メインカラー以外の強力なカードを採用しやすくしてくれます。「がたつく展望台」は、墓地を肥やしながら最大2枚のリソース回収ができるため、墓地活用や昂揚の達成に大いに役立つでしょう。
- 色マナサポート
- リソース回復
- 墓地肥やし
- 直接盤面に干渉できない
至る所に脅威
「至る所に脅威」は、裏向きのパーマネントが戦場に出るたびにライブラリーから基本土地をタップ状態で戦場に出すことができる(自身の能力で誘発する)エンチャントです。戦慄予示を繰り返す戦略でのマナ加速効果が期待されますが、ややシナジー依存が度く、汎用性は低いでしょう。
- マナ加速兼デッキ圧縮
- シナジー依存度の高さ
- 単体での影響力が少ない
多色(Multicolor)
クリーチャー
グレムリンを手懐ける者
「グレムリンを手懐ける者」は、「違和感」によって1/1のトークンを生成するシステムクリーチャーです。トークン自体には特に能力はありませんが、質よりも量で勝負し、横に並べて全体強化する戦略が理想です。
- トークン生成による横展開
- 特になし
不注意な読書家
「不注意な読書家」は、場にいるだけで自ターン終了時にルーティングができる、継続的なアドバンテージ源となるカードです。さらに、パーマネントの表裏条件(本セットでは戦慄予示)を達成すると、ルーティングがドローに変わるという嬉しいボーナスも付いています。スタッツのマナレシオも高く、戦慄予示がなくても十分にドローソースとして活躍するでしょう。
- 場にいるだけで働く
- 特になし
侵入する憤怒霊
「侵入する憤怒霊」は、警戒を活かして戦場に留まりながら、(不要な)部屋を生け贄にしてダメージとドローの両方を得ることができるバランスの良いカードです。青赤の「部屋」デッキにおいては強力な存在となるでしょう。単体で決定的な力を持つわけではありませんが、ゲームの流れをサポートする役割としては十分です。
- 部屋のダメージ&リソース変換
- 多色カード故のシナジー依存度の高さ
巧みな語り部
「巧みな語り部」は、3マナ3/3という優れた基本スタッツを持ちながら、序盤から盤面を強化し続ける能力を持つクリーチャーです。タップ状態を維持する工夫が必要ですが、タップするたびにクリーチャー1体に+1/+1カウンターを置けるため、盤面を強化して攻撃や生存をサポートし、後半戦に向けて着実に力を蓄えることができます。(自身の強化でより生存させやすくなる点もポイント)
- 優秀なスタッツ
- 継続的な盤面強化
- 特になし
帷大足
「惟大足」は、攻防どちらでも活躍し、簡単にアドバンテージを稼げる強力なクリーチャーです。接死を持つため、相手の大型クリーチャーに対しても効果的で、積極的に攻撃を仕掛けやすい点が魅力です。さらに、戦場に出るか攻撃するたびにライフドレインとドローが発生するため、リソースを維持しながら相手に大きなプレッシャーを与え、リミテッド環境で非常に強力なカードとなります。マナコストだけが唯一の悩み。
- 接死と高いスタッツ
- アドバンテージを稼ぎやすい
- 高マナコストおよび色マナ拘束
無限への恐怖
「無限への恐怖」は、飛行と絆魂を持つ2/2のクリーチャーです。エンチャント主体のデッキでは、再利用可能なリソースとして活躍が期待できますが、ブロックができないため柔軟性に欠ける点に注意が必要です。
- 飛行と絆魂
- 再利用可
- ブロックできない
知りたがりの光霊
「知りたがりの光霊」は、エンチャントやドアの開放コストを軽減する2/3のクリーチャーです。リミテッド環境では、「部屋」カードを含むエンチャントを多用する白青デッキにおいて非常に効果的で、コスト軽減によりテンポの良い展開が可能です。
- コスト軽減効果
- 2/3の優れたスタッツ
- 特になし
繁殖蜘蛛
「繁殖蜘蛛」は、到達を持つ2/3の高性能クリーチャーで、戦場に出た際に謀報2を行い、生け贄に捧げることで1/1の飛行持ち昆虫トークンを生成する能力も備えています。リミテッドでは、序盤の守りと後半のトークン生成によって長期戦を見据えた展開が可能です。相手に飛行や到達持ちのクリーチャーがいない場合、最後の押し込み役としても活躍できるでしょう。
- 到達持ちの優秀なブロッカー
- 飛行トークン生成
- 特になし
見捨てられた人形、アラベラ
「見捨てられた人形、アラベラ」は、攻撃するたびに対戦相手にダメージを与え、同時にライフを回復する能力を持つクリーチャーです。ダメージ量とライフ回復量は、自身を含むパワー2以下のクリーチャーの数に依存するため、トークン生成や小型クリーチャーが多いデッキと非常に相性が良く、相手に大きなプレッシャーをかけることができます。ただし、能力の解決前に全体強化などでパワーを2以上にしないよう注意が必要です。
- 対戦相手への直接ダメージ
- 特になし
野火の木人
「野火の木人」は、速攻を持つ3/2のクリーチャーで、昂揚が達成されると+1/+1の修整とトランプルが追加されます。アグロデッキの申し子として、リミテッド環境でも赤緑アグロデッキで相手のライフを素早く削る役割を果たしてくれるでしょう。ただし、後攻時にはやや不利な点もあります。
- 速攻持ち
- 昂揚で強化(+1/+1、トランプル)
- 特になし
鋸刃の皮膚裂き
「錆刃の皮膚裂き」は威迫を持つ3/2のクリーチャーで、他のクリーチャーやエンチャントを生け贄に捧げることで自身を強化し、対戦相手やクリーチャーにダメージを与える能力を持ちます。通常、生け贄は盤面のリソースを減らし弱体化するリスクがありますが、このカードはそのデメリットを自身の強化と火力に変換し、追加のアドバンテージを得ることができます。リミテッドでは、生け贄戦略を軸にした黒赤デッキでの活躍が期待され、自己完結した能力を持つ点もこのカードの大きな魅力です。
- 威迫持ちの強化可能なアタッカー
- 他カード含めた生け贄を火力に変換可
- 特になし
髑髏鳴らしの嫌がらせ
「髑髏鳴らしの嫌がらせ」は、飛行を持つ1/4のクリーチャーで、「違和感」メカニズムにより謀報1を発動するサポート役です。青黒はコントロールデッキが主軸となるため、序盤ではブロッカーとして活躍し、同時にデッキトップの調整や墓地肥やしを行うことで、デッキ全体の戦略を支える使い方が理想的です。
- 防御力の高さ(序盤のブロッカーとして有能)
- 打点が低い
インスタント
根に引きずり込め
「根に引きずり込め」は、昂揚条件を満たせば2マナで打てる強力なインスタント除去です。土地でないパーマネントを対象にして破壊するため、アーティファクト、エンチャント、クリーチャーなど幅広く対応できる汎用性が特徴です。
- 対象範囲が広い
- 特になし
ソーサリー
けだものの圧倒
「けだものの圧倒」は、自クリーチャーのパワー分のダメージを対戦相手のクリーチャーに与える除去カードです。昂揚を達成している場合は、さらに+1/+1カウンターを2個置くことで、盤面を強化しつつ相手の脅威を取り除くことができます。格闘ではなくダメージを与える効果であるため、その後も積極的に攻撃を仕掛けられる点が魅力です。なお、昂揚を達成していなくても十分に機能するでしょう。
- 格闘ではなくダメージを与える
- クリーチャーの強化も可能
- 特になし
真夜中の騒乱
「真夜中の騒乱」は、1/1のグレムリン・トークンを3体生成し、ターン終了まで威迫と絆魂を与えるソーサリーです。威迫を持つことで攻撃を通しやすく、絆魂によりライフも回復できるため、リミテッド環境では赤白アグロで一気に相手へプレッシャーをかけるカードとして活躍するでしょう。
- 横展開+威迫、速攻による打点の追加
- 強化対象がグレムリンのみ
蛾の儀式
「蛾の儀式」は、墓地からクリーチャーを最終カウンター付きで再生させるソーサリーです。さらにフラッシュバックを持っており、2度使えるのが強みです。リミテッドでは、強力なクリーチャーを復活させて盤面に影響を与えられるカードとして活躍します。
- 再利用可
- 特になし
エンチャント
不穏な笑い
「不穏な笑い」は、リミテッド環境において黒赤の生け贄アーキタイプと非常に相性の良いエンチャントです。このカードは、エンチャントやクリーチャーを生け贄に捧げることで2枚のカードをドローできるという強力な能力を持ち、さらに自身を生け贄に捧げることで「戦慄予示」により追加のリソースを獲得します。これにより、単なるリソース補充だけでなく、盤面に影響を与える動きが可能です。生け贄に捧げる対象をうまく選び、リソース管理をしっかり行えば、デッキ全体の動きを加速させることができるでしょう。戦慄予示による裏向きクリーチャー生成も長期戦においては大きなアドバンテージとなり得ますが、序盤の使用には慎重さが求められます。
- 安定したリソース確保
- 戦慄予示による盤面形成
- 生け贄リソースの管理が必要(中盤以降でないと機能させづらい)
- 単体での盤面に対する即効性なし
成長する戦慄
「成長する戦慄」は、瞬速を持ち、戦慄予示から2/2クリーチャーを即座に戦場に出せるカードです。さらに、パーマネントが表向きになるたびに+1/+1カウンターを置き、盤面を成長させる能力も備えています。タフネス2までのクリーチャーに対しては、疑似除去として使うことも可能です。盤面強化には、戦慄予示でクリーチャーカードを引き当て、そこからマナコストを支払う必要があるため、やや手間がかかるでしょう。
- 2マナ 2/2 瞬速
- 継続的な盤面強化
- パーマネントを表向きにする条件がやや達成しづらい
煙たい談話室/霞がかった応接間
「煙たい談話室/霞がかった応接間」は、部屋シナジーに特化したエンチャントカードです。マナ加速や飛行トークンの生成といった強力な効果を持ちますが、デッキに多くの部屋カードを採用していない限り、その効果を十分に発揮できないでしょう。
- 飛行トークンの生成
- マナ加速
- 部屋カード(ドアの開放)の数への依存度の高さ
アーティファクト
野球のバット
「野球のバット」は、クリーチャーに+1/+1の修整を与え、攻撃するたびに相手のクリーチャー1体をタップさせる装備品です。装備コストは3とやや重いものの、戦場に出た際に即座に装備できるため、非常に使いやすいです。攻撃時のタップ効果は、相手のブロッカーを無効化するだけでなく、自軍の生存メカニズムを誘発させる用途にも活用できるでしょう。
- ブロッカーの無効化
- 生存メカニズムの誘発トリガー役
- (再)装備コストがやや重い
アーティファクト(Artifact)
クリーチャー
友好的なテディベア
「友好的なテディベア」は、死亡時にお互いが1枚ドローする効果を持つ2/2クリーチャーです。自分もドローできますが、相手にもリソースを与えてしまうため、基本的に使用したくないカードという判断です。
- 死亡時に1ドロー。
- 他と同性能のスタッツ(2マナ2/2)
- 相手にもアドバンテージを与えてしまう。
邪悪なシャンデリア
「邪悪なシャンデリア」は、飛行を持つ4/4のアーティファクト・クリーチャーであり、墓地のカードをライブラリーに戻す能力も兼ね備えています。6マナとコストはやや高めですが、飛行のおかげで攻撃が通りやすく、どのデッキにも無理なく採用できる点が強みです。フィニッシャー不足のデッキに「とりあえず入れておけ」枠。
- どのデッキにも入れやすい回避持ちフィニッシャー
- 墓地対策がソーサリーかつ限定的
殺戮箱
「殺戮箱(さつりくばこ)」は、一時的に攻撃力を大幅に強化し、大ダメージを狙うことができるカードですが、次のターンに生け贄にしなければなりません。使い捨てではあるものの、瞬間的に6点という非常に大きなダメージを与えることが可能です。ただし、3マナ 2/4という基本スタッツ自体は特に際立った強さがなく、他のカードを採用する方が安定感がある印象です。
- 一時的にパワー6
- 平凡すぎるスタッツ
アーティファクト
ファウンド・フッテージ
「ファウンド・フッテージ」は、相手の裏向きクリーチャーを確認する効果が特定のデッキに対して非常に有用なカードです。どちらかというとこの効果はオマケで起動型能力がメインの使い方となるでしょう。起動型能力はライブラリーの上を2枚確認しつつ1ドローを得る効果で、墓地肥やしとトップデッキ調整をしつつ手札を補充できる点が強力です。
- デッキの汎用的な潤滑剤
- オマケで相手の裏向きクリーチャーを確認可
- 特になし
ベアトラップ
「ベアトラップ」は、唱えるタイミングと起動型能力の合計で4マナが必要なため、3点火力としてはマナレシオが低めです。インスタントタイミングで起動できる点が強みですが、置くタイミングと起動型能力を使うタイミングを別にすると相手に妨害される可能性があるため、4マナで一気に使うことになるでしょう。アーティファクトの特性上どの色のデッキでも採用できるため、除去カードが足りない時に補填する場合が多いでしょう。
- どの色のデッキにも入れやすい除去カード
- インスタントタイミングで使用できる
- マナ・コストに対するダメージ効率が悪い
光霊灯
「光霊灯」は、白の1/1光霊トークンを生成しつつ、装備したクリーチャーに+1/+1の修整を与える装備品です。低コストでトークンを生成できるため、序盤から中盤にかけての盤面展開に貢献します。また、装備コストも安価なため、複数のクリーチャーを強化して継続的に戦闘を有利に進めることが可能です。
- トークン生成により最低限の盤面補強が可能
- 装備の強化値が低いものの装備コストも低く使いまわしやすい
- 終盤以降はやや力不足
伝導性マチェーテ
「伝導性マチェーテ」は、戦場に出たときに戦慄予示と併せて4マナ 4/3のクリーチャーを盤面に出すことができるカードです。後続など他クリーチャーへの強化にも活用できますが、装備コストが4マナと重たい点が使いにくい印象です。
ちなみにマチェーテ(machete)とは、スペイン語で「山刀」を意味する刃物のこと。草や枝を薙ぎ払うために使用されるもので、通常のナイフと比べると切れ味が劣るとのこと。
- とりあえず4マナ 4/3クリーチャーとして最低限の運用が可
- 再装備コストが重い
呪われた画面
「呪われた画面」は、5色のいずれかのマナを生成しながら、後半には強力なフィニッシャーとしても機能するアーティファクトです。序盤のマナ加速と終盤でのフィニッシャーとしての役割を兼ね備えており、どのデッキでも採用しやすい点が特徴です。メインカラー以外の強力なカードをタッチするサポートにも使えるため、非常に汎用性の高いカードです。(緑と青、赤マナを出すためにはライフを差し出す必要あり)
- 汎用性の高い色マナサポート
- 終盤に余ったマナでフィニッシャー生成が可能
- 特になし
鋸
「錆(のこぎり)」は、装備したクリーチャーに攻撃力+2の修正を与えるだけでなく、攻撃時に他のパーマネントを生け贄に捧げてカードをドローする能力を持つ装備品です。ただし、この能力を発動するには、生け贄にするパーマネントを確保する必要があり、また攻撃しなければ誘発しない点に注意が必要です。黒赤などの生け贄シナジーを持つデッキと非常に相性が良いでしょう。
- 不要なパーマネントの有効活用
- 攻撃する必要がある
館への鍵
「館への鍵」は、土地サーチとドアの開閉という2つの能力を持つアーティファクトです。1つ目の能力はどのデッキでも活用でき、2つ目の能力は青赤「部屋」などのアーキタイプで特に活躍します。
- 土地サポート(色事故軽減)
- 部屋サポート
- 特になし
土地(Lands)
放棄されたキャンプ地 など
以下のカードについては同評価としてまとめています。
- 放棄されたキャンプ地(白青)
- 薄暗い下水道(青黒)
- 剃刀罠の山峡(黒赤)
- 流血の森(赤緑)
- 刻まれたトウモロコシ畑(緑白)
- 放置された邸宅(白黒)
- 抑圧された墓所(黒緑)
- 湖畔の掘立小屋(緑青)
- 異様な灯台(青赤)
- 騒々しい移動遊園地(赤白)
「放棄されたキャンプ地」は、2色マナを供給する土地です。ライフが13点以下になるとアンタップ状態で戦場に出るため、中盤以降に活躍します。2色デッキや、色の調整が必要なデッキにおいて非常に有用なカードです。しかし、序盤でライフが高い場合にはタップ状態でしか出せないため、序盤のテンポが少し遅くなる点には注意が必要です。
- 2色の色マナを供給可能(デッキの色が合えば入れ得)
- 序盤タップインによる遅さ。
広漠なる変幻地
「広漠なる変幻地」は、自らを生け贄に捧げて基本土地をライブラリーから探し出し、タップ状態で戦場に出せる土地です。リミテッドでは、マナ基盤の安定に役立ち、特に2色以上のデッキ(色のタッチ含む)で重宝されるでしょう。生け贄効果を持つため、一度しか使えない点はありますが、特に序盤において有効なサーチ能力です。
- マナ基盤の安定をサポート
- 特になし
まとめ
今回の「ダスクモーン:戦慄の舘」セットのレビューはいかがでしたか?この記事を通じて、リミテッドでのデッキ構築や戦略に役立つ情報を提供できていれば幸いです。新たなカードやコンボの可能性を考えながら、次のプレリリースやドラフトでぜひ活躍してください。また、今後もマジック:ザ・ギャザリングに関する情報をお届けする予定ですので、引き続きチェックしていただければと思います。
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