どうも、Naokuroです。
本記事の内容は、MTGの新セット「ストリクスヘイヴン:魔法学院」のカードレビュー結果です。
主にリミテッド視点(シールド・ドラフト)で評価した内容となります。
今回は「青カード編」です。
- 収録カード(青)を一通り確認できる!
- 弱いカード、強いカードを把握できる!(注:管理人視点)
なお、各カードの評価点数は以下の基準で付けています。
- 5点1枚でゲームに勝てるカード
いわゆるボムレアと呼ばれるカード
- 4点必ず採用したいカード
カードパワーが強く、積極的にデッキに採用・ピックしたいカード
- 3点平均的なパワーのカード
枠があれば採用したい平均的なカードパワーのカード
- 2点条件によって採用したいカード
お互いのデッキや場面によって強い/弱いが大きく変化するカード
- 1点アンプレイアブルなカード
カードパワーが低すぎてどんな場合でも採用したくないカード
本記事に掲載しているカード情報は、以下の公式カードギャラリーの情報を基にしています。
- カードタイプ×レアリティ別分布表を更新(2021.04.04)
- 7枚のカード情報を追加→全カード情報(2021.04.04)
- 8枚のカード情報を追加(2021.04.03)
- 1枚のカード情報を追加(2021.04.02)
- 6枚のカード情報を追加(2021.04.01)
- カード情報を追加(2021.03.31)
- カード情報を追加(2021.03.30)
- ストリクスヘイヴンの新メカニズム
- カードタイプ×レアリティ別分布
- 036《秘儀の引き去り》
- 037《大魔導師の名誉教授》
- 038《バロッグの混乱起こし》
- 039《本への没頭》
- 040《情報収集》
- 041《ゼロ除算》
- 042《夢の大梟》
- 043《霜のペテン師》
- 044《創意の熟達》
- 045《ケルピーの道案内》
- 046《導師の導き》
- 047《無原則変身法》
- 048《複数の選択》
- 049《抜き打ち試験》
- 050《却下》
- 051《再造形》
- 052《うねる曲線》
- 053《降雪日》
- 054《方程式の求解》
- 055《熟練した予言者》
- 056《対称の賢者》
- 057《アルカイックの教え》
- 058《オリークの誘惑》
- 059《才能の試験》
- 060《渦の走者》
- 061《滝の曲芸師》
- 062《ワームホールの海蛇》
- まとめ
- Naokuro Blogへのご支援のお願い
- naokuroshopのご案内
ストリクスヘイヴンの新メカニズム
「ストリクスヘイヴン:魔法学院」には以下4つの新メカニズムが収録されています。
- 履修
- 講義
- 魔技
- 護法
カードの内容を確認する前に、これら4つの新メカニズムのポイントを把握しておきましょう。既に把握済みの方は読み飛ばしてください。
カードタイプ×レアリティ別分布
カードタイプ×レアリティ別のカード枚数を以下の表に記載します。
レアリティ表記:C(コモン)、U(アンコモン)、R(レア)、M(神話レア)
カード タイプ | C | U | R | M | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
クリーチャー | 5 | 3 | 2 | 0 | 10 |
エンチャント | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
アーティファクト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
インスタント | 7 | 2 | 0 | 0 | 9 |
ソーサリー | 1 | 3 | 4 | 0 | 8 |
プレインズウォーカー | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
合計 | 13 | 8 | 6 | 0 | 27 |
036《秘儀の引き去り》
評価点数:
- パワーを下げるコンバットトリック、相打ちとなるケースで一方的に相手のクリーチャーを倒せる(相手のタフネス以上のパワーが必要)
- 履修があるので比較的使いやすい(講義カードがあれば手札が減らない)
037《大魔導師の名誉教授》
評価点数:
- リソース確保要員として優秀過ぎる能力(相手としては放置できないマスト除去)
- (インスタント/ソーサリーの)履修&講義とも相性良し
- 4マナ 2/2とクリーチャー性能は低く、仮に4ターン目に出せたとしても盤面への影響力は極めて低い
038《バロッグの混乱起こし》
評価点数:
- 瞬速持ちの2/1クリーチャー
- 対戦相手のクリーチャーを-1/-0できるので、コンバットトリックとして使える(最近このデザインが多い?)
039《本への没頭》
評価点数:
- 青の疑似除去カード(ライブラリートップから2枚目に置く)
- 5マナと重たいが攻撃クリーチャーの場合は3マナで唱えることが可能
- ライブラリーをシャッフルする際に対応して使うと(ほぼ)確定除去と言える
- その他:ミスティカルアーカイブ内でクリーチャーが暴れている?
040《情報収集》
評価点数:
- 2マナでライブラリートップから最大3枚掘り進むことができるドローカード
- 墓地参照シナジーあり
041《ゼロ除算》
評価点数:
- マナ総量1以上=ほぼすべての呪文やパーマネントをバウンス可能なカード(トークンは対象にできないので注意)
- 呪文に対して一時的な打ち消しとしても使用できる
- 自分のコントロールしている呪文やパーマネントも対象にできるので臨機応変に柔軟な対応が可能
042《夢の大梟》
評価点数:
- 3マナ 3/2 飛行という高ステータスのクリーチャー
- 呪文の対象になるだけで生贄に捧げるというデメリットあり(自分の呪文でも)
- 死亡時に履修が発動する
- 追放除去の対象になっても先に死亡時の効果が誘発する→履修が発動する
- 除去されやすいが、1:1交換された後、こちらは履修効果で+1枚手札が増えると考えるとカードアドバンテージ上は有利
043《霜のペテン師》
評価点数:
- 3マナ 2/2飛行・・・シンプルに強い
- ETB能力で相手クリーチャーを一時的に寝かせることが可能
- テンポアドバンテージの鬼
044《創意の熟達》
評価点数:
- X+3マナでX枚ドローできるカード
- コスト軽減で3マナ3ドローとして唱えることもできるがデメリットあり
- デメリットは相手に宝物トークンが2つ、占術2を与えてしまうので、次のターンに大型の強力カードをプレイされてしまう可能性が高まる
- 終盤にXマナで唱えるのが安定
045《ケルピーの道案内》
評価点数:
- 自分のクリーチャーに疑似的な警戒を与えたり、タップ起動の能力を再利用できるようにしたりと万能な能力
- 土地8つという条件が重たい・遅いが、タッパーとしても活用できる
046《導師の導き》
評価点数:
- 3マナで1マナの《選択》と同じ能力だが、特定のタイプをコントロールしている場合は呪文がコピーされる
- 条件は割と緩く、大抵のクリーチャーカードで条件を満たせる
- 3マナ 占術1+1ドロー×2回と考えると強力、魔技の誘発も2回可能
047《無原則変身法》
評価点数:
- 土地以外のパーマネントをターン終了時まで2つのどちらかにできる
- 1/1のカエル
- 4/4のタコ
- 相手のパーマネントをカエルにしたり、自分のパーマネントをタコにしたりできるがソーサリーなので使いづらい
- 講義カードなのでメインデッキに入れなくてもいいところが助かる
048《複数の選択》
評価点数:
- 支払うマナコスト(2~5マナ)で使用できる効果が変わる面白いスペル
- 2マナ(X:1)→占術1+1ドロー
- 3マナ(X:2)→(指定したプレイヤーが選んだ)クリーチャーのバウンス、プレイヤーを選ばないことも可能
- 4マナ(X:3)→4/4エレメンタルトークンを生成
- 5マナ(X:4)→3つすべての効果を実行する
※Xは4マナ以上であればよい - 可能な限り5マナで盛り沢山の効果を使いたい(盤面強化+ドロー)
049《抜き打ち試験》
評価点数:
- 実質3マナでインスタントの2ドローカード
- 引いたカードが不要カードの場合は、そのままルーティングできる点も優秀
050《却下》
評価点数:
- クリーチャー or プレインズウォーカー用のカウンタースペル
- 確定カウンターではなく、3マナの追加支払いを要求するタイプのカウンター
- 追加コストが3マナなので、序盤から中盤は確定カウンターとして機能する
- 2マナと構えやすい点もうれしい
- 相手の墓地再利用も防げる
- 相手に使われるとイラスト的にイラっとしそう・・・
051《再造形》
評価点数:
- アーティファクト or クリーチャー1体を4/4トークンに変換可能なスペル
- 疑似的な除去としても使えるが、バットリや不要になったクリーチャーを強化する目的で使うことが多いだろう
- 1、2マナのクリーチャーに使用して、+2ターン目から4/4で殴りかかれる◎
- 状況によっては相手のクリーチャーに使う場面もあり(4/4トークンよりも脅威の場合)
- 盤面上のクリーチャーの数は変わらない
052《うねる曲線》
評価点数:
- 魔技の誘発トリガーとしても使えるクリーチャー(トークン)生成スペル
- スペル多めのアーキタイプが組みやすい
- 墓地や追放領域にあるインスタント・ソーサリーの枚数+1のパワーとタフネスを持つ
- +1/+1カウンターシナジーあり
- 終盤はフィニッシャーサイズにもなり得る
053《降雪日》
評価点数:
- クリーチャー最大2体を一時的に動けなくするスペル
- 6マナと思い分、2ドロー&1ディスカードできる
- 相手のアタックを無効化し、こちらのアタックを通しやすくなるのでテンポ・アドバンテージを獲得できる
- 相手のデッキが横並べだと有効利用しづらい
054《方程式の求解》
評価点数:
- インスタントかソーサリーを1枚サーチできるスペル
- 強力なスペルや除去スペルを引きたい!といった願いを叶えてくれる
055《熟練した予言者》
評価点数:
- 2マナ 1/3のルータ持ちクリーチャー、1/3ステータスがどこまで役立つか次第で評価増減
- 枠が空いていれば採用できるレベル
056《対称の賢者》
評価点数:
- スペル参照のアグロデッキで強そうな1マナ 飛行持ちクリーチャー
- パワー0だが、魔技でパワーを2にすることができる(自クリーチャーなら他も対象にできるが2固定)
- 魔技を誘発できないと全く役に立たない
057《アルカイックの教え》
評価点数:
- 相手との手札のリソース差を埋められるスペル
- 相手の手札が少ない or 0枚となる終盤は条件を満たせず腐りそうな印象
058《オリークの誘惑》
評価点数:
- 相手のクリーチャーまたはプレインズウォーカー1体のコントロールを奪えるスペル
- マナ総量が3以下という点に注意(本セットだとPWはカズミナ、ローアンくらい)
- 各対戦相手なのでEDH(統率者戦)向きのカード
059《才能の試験》
評価点数:
- スペル限定の打ち消し呪文
- 打ち消したカードと同名のカードを根こそぎ追放する極悪さ(リミテだと複数枚追放できる機会が少ない)
- 本セットには強力なスペルも多く活躍できる場面は多い
- 追放するので墓地参照系のシナジーも対策できる
- 相手のライブラリーと手札を見れるオマケ付き
060《渦の走者》
評価点数:
- 3マナ 2/3と平凡なステータスだが、終盤土地を8つ以上コントロールしているとアンブロの3/3クリーチャーに進化する
- 終盤引いても役立ち、盤面が膠着しているときの勝ち筋となる
061《滝の曲芸師》
評価点数:
- 飛行3点クロック、護法付きなので相手に与えるプレッシャーは大きい
- タフネス1の評価は保留
062《ワームホールの海蛇》
評価点数:
- 4マナでクリーチャー1体にアンブロ能力を付与できる強力なクリーチャー
- 起動コストがマナのみなので、複数体にアンブロ付与してアタック→勝ちとなり得る
まとめ
「ストリクスヘイヴン:魔法学院」のカードレビュー”青カード編”の内容を紹介しました。
他のカードレビュー記事もありますので、よろしければ読んでみてください。
本記事の内容が少しでも皆さんのお役に立てたのであれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
本記事への感想・意見や管理人のTwitterアカウントのフォローをお待ちしています。
Naokuro Blogへのご支援のお願い
記事がお役に立った、楽しんでいただけたと感じた方へ。
サイト運営の維持・向上のため、少しでもご支援いただけると嬉しいです!
コメント入力欄