こんにちは。Naokuroです。
今回は、「ゼンディカーの夜明け」に収録される白のカードレビュー記事です。
カードリストは、MTG公式(日本)から公開されている情報を引用しています。
神話レア
運命の天使
・新しい特殊勝利カード
・通常フォーマットでは自分のライフが35点以上かつ、《運命の天使》が攻撃すれば勝利
・全ての自クリーチャーのプレイヤーへのダメージがライフ回復となってしまう
(ライフを詰めて、0にするという通常の勝利条件と真逆)
・勝利条件を満たす前に除去されると、相手のライフを回復しただけになってしまう
団結の標、タズリ
・新しいメカニズム「パーティー」関連のカード
・クレリック、ならず者、戦士、ウィザードがそれぞれ場に出ていれば、最大4マナ分コストを軽くでき、白マナのみで召喚可能
・リミテッドでは心強いカード
起動能力のコストが重たい。
エメリアの呼び声/砕け散ったスカイクレイブ、エメリア
・両面カード全般に言えるが、マナスクに強い
・4/4の天使クリーチャーを2体生成するものの、破壊不能効果の対象にできないのが残念
レア
軍団の天使
・4マナで飛行4/3クリーチャーという破格の強さ
・ETB能力でサイドボードの同名カードを手札に加えられるため、リソース切れしにくい
・リミテッドでは単純に強い
・ダブルシンボルのコストがややしんどいか。(4マナ帯であれば許容範囲)
スカイクレイブの亡霊
・相手のマナコストが4以下のパーマネント(土地・トークンを除く)を除去可能な強力カード
・モダンなど下環境では0・1・2マナの強力パーマネントが多く、《スカイクレイブの亡霊》が除去されたとしても、相手に生成されるクリーチャーサイズが軽めなため驚異になりづらい
・3マナのダブルシンボルが辛く、リミテッドでは特に注意が必要
・4マナのパーマネントの場合、相手に4/4クリーチャーが出現する可能性があるため注意
イオナの大司祭
・1マナで最大4/2のステータスとなる
・リミテッドでは、盤面膠着時の突破口(飛行付与)になる可能性あり
・パーティーを全員(4種)揃える条件に対して、誘発能力が弱いと感じる
スカイクレイブの大鎚
・リミテッドでは+2/+2、飛行、先制と基本的に優位に立てる強力な装備品
・3マナで場に出し、4マナで装備とコストが重たい
・別な装備品シナジーカードでコストを踏み倒す必要あり(リミテッドではマナコスト支払いで問題ない)
エメリアのアルコン
・3マナ 2/3飛行という強力なステータスのクリーチャー
・1つ目の能力はコントロールデッキで強く使えそう(相手ターンの呪文をカウンターすると相手は何もできずターン終了)
・2つ目の能力は相手の使えるマナを抑えることができるため強力
・執政官タイプのみのため、パーティー参照できず
光輝王の野心家
・2マナ 1/1と一見弱いステータスだが、次ターンの戦闘開始時のたびに、自分含めクリーチャー1体に+1/+1カウンターを置ける優秀なクリーチャー
・カウンター参照、誘発カードとのシナジーあり
・リミテッドで放置すると、この1枚でGood gameになりかねない・・・
・序盤〜終盤、いつ引いても役に立つ
オンドゥの転置/オンドゥの空遺跡
・盤面を一掃可能な全体除去スペル
・クリーチャーのみではなく、プレインズウォーカー、エンチャント、アーティファクトもろとも破壊可能
・コストが重たい
兵団の統率者
・3/3クリーチャー+αのトークンを横並び可能
・1度に複数体並べられるため強力
・トークンの数は最低1体、最大だと4体も生成可能
・パーティーが揃っていると、戦闘の開始時〜という制限はあるものの全体強化と破壊不能は強すぎ
・白の全体強化スペルで一気に勝負を決めよう
フェリダーの撤退
・シンプルに強いですね
・エンチャントを貼ったあと、上陸するだけで盤面強化が可能
・2/2トークン生成による横並び
・+1/+1カウンターの全体強化(オマケで警戒)
アンコモン
エメリアの隊長
・4マナで2/2〜5/5のステータス、飛行、警戒と非常に強力なクリーチャー
・場に戦士以外のクリーチャーが1体でも存在すれば、3/3ステータスの飛行・警戒クリーチャーの誕生、リミテッドでは大活躍しそうな1枚
・場に出た時点では1/1ステータスという点に注意(+1カウンターは誘発能力のため、対応した軽量火力呪文などで除去されてしまう)
帆凧の僧侶
・序盤に引いた際は、貴重なクロック源(1/1飛行)
・終盤に引いた際は、相手のブロックをこじ開ける役割
・クレリックなので、パーティーシナジーも狙いやすい
・インスタントタイミングではキャストできないため、防衛手段としては使えない
コーの刃使い
・全カードリストを見てからの最終判断となるが、装備品シナジーが強力
・他のクリーチャーに装備品(何でもよい)を付けて、二段攻撃の強力アタッカーに化けさせられる
・自身は後ろで傍観しているだけで十分役に立ちそう
・1/1ステータスのため、除去されやすい
恐れなき雛
・2マナ 1/1と一見、ひ弱なクリーチャーなものの、その後土地を出すたびに+1/+1カウンターおよび、ターン終了時まで飛行アタッカーとなる
・序盤出せれば非常に強力なクリーチャーに変貌可能(イラスト通りの凶暴さ)
・え、グリフィンなのに一時的にしか飛べないの??
・後半引くと弱い
・ショーケース版のイラストは雛というより親のイラストでは?
二人組の戦術家
・「戦士」という条件付きを除けば、《間に合せの大隊》の上位互換カード
・カード名の通り、もう1人優秀な戦士がいると毎ターンサイズアップ可能
・誘発が「戦士」のため注意
マキンディの暴走/マキンディの台地
・ソーサリーのため、奇襲性が無い
・コストが重たい
セジーリの防護/セジーリの氷河
・プロテクション付与は、コンバットトリックやクリーチャーを守るために柔軟に使用可能
・手札で腐ることは無いと思うが、土地事故をケアできる
スカイクレイブの僧侶/スカイクレイブの列柱廟
・序盤を耐えるデッキ構成であれば、2マナ1/3ステータスが生きる
・未公開のリスト含め、強力なライフゲインシナジーがあると良いが・・・
従者つきの癒し手
・クレリックへの絆魂付与などでライフゲインすると、各ターン1度だけ、1/1猫トークンを生成可能なシステムクリーチャー
・毎ターン、ライフゲイン手段を確保できれば、数で圧倒可能
・絆魂付与の起動能力は、他のクレリックのみが対象(自身やクレリック以外は不可)
カビーラの叩き伏せ/カビーラの高原
・2マナと軽量かつインスタントで使用できる除去カード
・参照するクリーチャーはトークンでもOK
・クリーチャーが少なく役に立たない場合でも、最低限土地として使用できる(上陸の誘発も可)
・盤面にクリーチャーがいないと役に立たなく、手札で腐ってしまう
忘却への旅
・パーティー参照でコスト軽減可能な白の除去カード
・土地以外のパーマネントを追放できる強力な除去
・パーティーの条件次第では1マナで唱えることも可能
・個人的にイラストが好きです
峡谷のトビネズミ
本セットのカワイイカードが遂に登場しました。イコリアのカワウソに続き、これで娘の食いつきが良くなることでしょう。
・カワイイ顔して、能力が暴力ですね
・土地を出すだけで、ターン終了時まで全体強化(+1/+1)・・・
・緑のカードなどで土地2枚出すと+2/+2・・・
共同突撃
・攻撃面、防御面どちらでも活用できるコンバットトリック
・最大2体まで、+0/+0〜+4/+4の修正が可能
・パーティーを構成するクリーチャーが場にいる前提
・本セットではパーティー構成要素のカードが多いため困らないかもしれないが、本カードを採用する場合はクリーチャーのタイプに注意
+X/+Xの値は、《共同突撃》を解決する時点で決定される。この後にパーティーの構成数が変化した場合でも、Xの値は変わらない。
コモン
岸壁安息所の売剣
・リミテッドにおいてアグロ寄りの構成で役に立ちそうだが、あくまでバニラ
・自身も戦士タイプを持っているため、パーティーシナジーあり
カビーラの先導
・4マナ 3/3と及第点のステータス
・ETB能力で一時的な単体強化が可能(最低でも+1/+1、最大で+4/+4)
・先攻、盤面有利時に強力なカードとなるでしょう
・後攻、盤面不利時に弱いカードと判断
遠見の達人
・3マナ 3/3と優秀なステータス
・オマケでドローも可能
・土地事故の回避含め、デッキの回りの安定性を高められる
・対戦相手もドローできる点に注意
英雄たちの世話人
・5マナ 3/4飛行と優秀なステータス
・ETB能力でライフゲインも可能(自身のみで2点、最大8点)
マキンディの雄牛
・5マナ4/4という一定のステータスを持っているクリーチャー
・上陸でタップできるものの、本カードのコストが5マナのため、活躍の場が少なそうな印象あり
・もう少し軽めのコストであれば、テンポを取りやすく、相手のライフを詰めやすくなっていたはず
うろつくフェリダー
・4マナ2/3とステータス自体は低めだが、上陸するたびにサイズアップできる強力なクリーチャー
・警戒持ちな点も優秀
・場に出たあとに上陸することが前提のカードのため、終盤に引くと弱い
訓練された戦術
・1マナで最大8点のダメージを与えられる除去カード
・除去したいクリーチャーが、アタックまたはブロックしてくれないと使用できない
・システムクリーチャーを除去しづらい
・盤面に自クリーチャーがいない状態では腐る
毅然たる一撃
・1マナとコストが軽く使いやすいコンバットトリック
・マナコストを踏み倒して装備品を付けられるため、《巨像の鎚》のような装備コストが重いものを付けると強力
・コスト踏み倒しで装備できる対象が「戦士」のみ
天使心の守護者
・盤面有利時や、アタック参照能力を誘発させるために使用するのが強い
・単体のカードとして見ると弱い
・インスタントタイミングでは使えないため、奇襲性なし
海門の旗騎士
・1マナ 1/2とステータスが優秀(2マナ 2/2以上に止められてしまうので過信は禁物)
・戦士タイプのため、パーティー参照可能
・4白マナで全体強化できる能力が強力
・後半引いても強く、マナフラ受けにも良い
解呪
・説明不要なおなじみカード
不屈の団結
・カード名、イラストの通り、みんな(小型クリーチャー)で最後まで諦めないぞと気迫を感じる
・こちらのクリーチャーが多い場合に強力な全体強化、フィニッシュ手段となり得る
・インスタントのため、攻撃時に相手のブロックを見てから使用するか判断可能
・場合によっては、守りにも使用可能(小型クリーチャーを強化し、複数体で大型を討ち取るなど)
・キッカーで更に強化可能
・自クリーチャーの数が少ないと効果を発揮しない
タジームの猛禽
・3マナ 2/2飛行持ち
・ETB能力で土地を1つ戻してもよいため、上陸したい場合に効果的
・3ターン目など、土地を減らしたくない際は戻さなくてもよい
台地のオオヤマネコ
・序盤に大抵のクリーチャーのアタックを受け止められる
・自ターンではタフネスが1のため、除去されやすい
ナヒリの束縛
・いつもの白の疑似除去カード
・起動能力も止められるため、アーティファクトやプレインズウォーカーにも効果的
・ダブルシンボルの3マナはリミテッドで辛い
大物潰し
・よくあるパワー4以上を対象とした確定除去
・インスタントのため使いやすいが、コストが若干重め
・パワー3以下は対象にできないため注意、相手の飛行3/3は除去できない
コーの祝賀者
・アンコモン級のカード
・自分および他のクリーチャーが戦場に出るたび、1点ライフゲイン可能
・本セットではライフゲインシナジーのカードも多い
・タフネス4という火力耐性もエライ
探検隊の癒し手
・2マナ 2/2で警戒持ちという優秀さ
・他のクレリックをコントロールしていると、絆魂のオマケ付き
・ライフゲインシナジーも狙える
圧点
・一時的にクリーチャーをタップし、攻撃やブロックをさせなくできる
・キャントリップ付き
・タッパーとは異なり、1回しかタップできないため使いづらいと予想
・ドローカードにタップ効果がオマケとして付いている程度
まとめ
ゼンディカーの夜明けの「白」のカードリストおよびレビュー内容を紹介しました。
今回も面白いデザインのカードが多く、発売日が待ち遠しいですよね。
私は、以下の内容で「ゼンディカーの夜明け」を楽しむ予定です。
- プレリリースイベント(シールド)への参加
- ブースター・ドラフトイベントへの参加
- 子どもたちとリミテッド(通常版 1BOX)
- パック開封(セット・ブースター 2BOX)
- MTGAのプレミアドラフト連戦
構築フォーマット(紙・デジタル)は、これらを楽しんでからの予定。
新セット「ゼンディカーの夜明け」、みなさんも一緒に楽しみましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
よろしければ、他のMTG関連の記事も読んでみてください。
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