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ゴシックホラーが蘇る!イニストラード・リマスターの魅力を徹底解説

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「イニストラード・リマスター(略号:INR)」は、ゴシックホラーの世界を再び体験できる特別なセットです。過去のイニストラードブロックから選ばれた名作カードが、新しいバリエーションとともに復活します。美しいアートや懐かしいメカニズム、さらに特別仕様のカードが織りなすこのセットは、コレクターやプレイヤーの心を掴むこと間違いなし。2025年1月24日に発売予定のこのセットで、怪物たちが支配する闇と光の物語にもう一度飛び込んでみませんか?魅力的なポイントをたっぷりご紹介します。

※一部カード・ギャラリーの公開待ち部分あり(画像)



当ブログの管理人が運営するカードショップ「naokuroshop」も、ぜひよろしくお願いいたします!


イニストラードが舞台のセット

マジック:ザ・ギャザリングの中でも異彩を放つイニストラード次元は、ゴシックホラーをテーマにした物語で多くのプレイヤーを魅了してきました。これまでに7つのセットが発売され、それぞれがイニストラードの独特な世界観を深めています。

  • イニストラード – 2011年
  • 闇の隆盛 – 2012年
  • アヴァシンの帰還 – 2012年
  • イニストラードを覆う影 – 2016年
  • 異界月 – 2016年
  • イニストラード:真夜中の狩り – 2021年
  • イニストラード:真紅の契り – 2021年

この次元では、人間たちが怪物たちに立ち向かう姿や、闇の勢力と光の守護者の絶え間ない葛藤が描かれています。初登場となった2011年の「イニストラード」から始まり、ヴァンパイア、狼男、ゾンビ、天使などが織りなす物語が続いてきました。

最新セットである「イニストラード・リマスター」では、過去の物語を振り返りつつ、懐かしさと新しい魅力が詰まった特別なコレクションが登場します。プレイヤーの記憶に残る名シーンを再び体験しながら、イニストラードの深い闇と輝きを感じてみてはいかがでしょうか?

イニストラード

イニストラードは、ゴシックホラーがテーマの次元で、ヴァンパイア、狼男、ゾンビなどの怪物たちが徘徊しています。人間たちは天使アヴァシンの守護の下でかろうじて怪物たちの脅威から身を守っていました。しかし、突如としてアヴァシンが行方不明となり、次元全体が不安定に。ヴァンパイアのソリン・マルコフは、自らが創造したアヴァシンが不在となったことに気づき、故郷を救うため再び次元へ戻ることを決意します。

闇の隆盛

アヴァシンのいないイニストラードでは、闇の勢力がどんどん力を強めていきます。狼男やヴァンパイアがその勢力を拡大し、人間たちは絶望的な状況に追い込まれます。プレインズウォーカーであるリリアナ・ヴェスもイニストラードに訪れ、自らの目的を果たすために暗躍します。彼女はゾンビの軍勢を操り、黒魔術の力を駆使して不死の力を追い求めます。

アヴァシンの帰還

ソリン・マルコフは最終的にアヴァシンを封印から解放し、天使たちは再び人間を守る力を取り戻します。アヴァシンの復活によって次元は再び希望に満たされ、人間たちは怪物に対抗する力を得ます。ガーディアン・シガルダなどの天使も協力し、再びイニストラードに光を取り戻すために戦います。アヴァシンの帰還は、人間社会にとって重要なターニングポイントとなります。

イニストラードを覆う影

イニストラードは再び不安と狂気に包まれます。次元全体にエムラクールの影響が及び、住民たちや天使たちの精神が次第に歪められていきます。アヴァシンもこの狂気の影響を受け、守護者としての使命を極端な形に変え、「人間にとって脅威となる存在をすべて排除する」という過激な行動に出ます。その結果、ソリンは苦渋の決断を下し、自らアヴァシンを破壊することで、さらなる混乱を食い止めました。

異界月

エムラクールがイニストラードに降臨し、次元全体が異形の存在に覆われていきます。狂気と異形が広がり、アヴァシンの破壊によって失われた光の中で、人間たちはさらなる絶望に直面します。プレインズウォーカーたち(タミヨウ、リリアナ、ジェイスなど)は力を合わせてエムラクールの脅威に立ち向かい、最終的にエムラクールを月に封印することに成功します。この戦いでリリアナはゾンビの大軍を操り、イニストラードの住民を守るために尽力しました。

イニストラード:真夜中の狩り

昼が短くなり、夜が長くなる「永遠の夜」がイニストラードを支配し始めます。狼男たちはこの異常な夜の力を利用して勢力を拡大し、人間たちは再び危機に直面します。シガルダは唯一の大天使として人間たちのために戦い、プレインズウォーカーたちも儀式を行って次元全体を夜の支配から救おうとします。アーリンなどの英雄も立ち上がり、絶望的な状況を打開するために戦いました。

イニストラード:真紅の契り

ヴァンパイアたちの勢力が増大し、オリヴィア・ヴォルダーレンはエドガー・マルコフとの結婚を通じてヴァンパイア社会の頂点に立とうとします。この結婚式はイニストラード全体を揺るがす大きなイベントとなり、ヴァンパイアたちが完全に次元の支配権を握ることを狙ったものでした。しかし、ソリン・マルコフはオリヴィアの野望に反対し、結婚式を阻止するために動きます。プレインズウォーカーたちとソリンの協力によって、オリヴィアの計画は阻止され、イニストラードには一時の平穏が戻ります。

イニストラードの世界観

イニストラードは、ゴシックホラーの雰囲気が漂う、暗くも魅力的な世界です。ヴァンパイアや狼男、ゾンビといったクリーチャーが登場し、そこに住む人間たちは天使の守護を受けながら、怪物たちに立ち向かっています。この世界では、善と悪、光と闇が入り混じり、プレイヤーは様々なドラマを体験できます。

種族

登場する主な種族は以下のとおり。

  • ヴァンパイア
  • 狼男
  • ゾンビ
  • 天使
  • 悪霊(スピリット)
  • 人間

ヴァンパイア

イニストラードのヴァンパイアは暗黒の貴族階級として描かれ、人間社会の影で力を振るい、人間の血を糧にして生きています。彼らは洗練された姿や振る舞いを持ちながら、その裏には冷酷さが潜んでいます。ヴァンパイア社会は血統を重んじた階級構造を持ち、特定の血統が最も高貴とされています。彼らは儀式や饗宴を開き、血を供することで力を誇示し、同盟関係を確認することもあります。ヴァンパイアの起源は、エドガー・マルコフが飢饉から一族を救うために最初のヴァンパイアの儀式を行ったことにあります。

狼男

狼男はイニストラードの夜に恐怖をもたらす存在で、満月の夜に変身します。彼らは普段は普通の人間ですが、満月が昇ると制御不能な獣に変貌し、その凶暴な力で周囲に恐怖を与えます。狼男の存在は、呪いによってその血に縛られた者たちであり、その呪いは一族に伝わることがあります。彼らはしばしば孤独な存在で、内なる獣との葛藤を抱えながら生きています。

ゾンビ

ゾンビはイニストラードにおいて死者が甦った存在であり、強力なネクロマンサーや黒魔術によって操られています。彼らは通常、人間などの死体から作り出され、操る者の命令に従って行動します。ゾンビは意思を持たず、主に戦いの道具や恐怖の象徴として利用されます。ゾンビの存在は、イニストラードにおける死と不安の象徴であり、リリアナ・ヴェスのような強力なネクロマンサーが彼らを軍勢として使役することが多いです。

天使

天使はイニストラードの人間たちを守る光の象徴であり、暗闇の中で希望をもたらす存在です。彼らはアヴァシンのように強力な力を持ち、ヴァンパイアや狼男といった闇の勢力から人々を守るために創造されました。特に、ソリン・マルコフによって創造された大天使アヴァシンは、イニストラードの人々にとって絶対的な守護者であり、信仰の対象でもあります。天使たちはその純粋さと強力な魔法により、闇の存在に対抗し、人間たちの希望と守り手としての役割を果たしています。

悪霊(スピリット)

悪霊は彷徨う死者の魂であり、イニストラードにおいて恐怖と混乱をもたらす存在です。彼らはしばしば未練を抱えたまま現世に留まる魂であり、人々に災厄や恐怖を引き起こすことが多いです。悪霊は、黒魔術やネクロマンサーによって召喚されることもあり、その存在は人々にとって不安の象徴です。

人間

イニストラードに住む一般的な人々で、怪物に立ち向かいながらも日々を生き抜いています。彼らは、ヴァンパイアや狼男、ゾンビといった脅威にさらされながらも、希望を捨てずに生活しています。多くの人間は天使への信仰を持ち、アヴァシンのような守護者の加護を頼りにしています。彼らの生活は常に危険と隣り合わせですが、協力し合い、家族やコミュニティを守るために戦い続けています。人間たちはしばしば怪物に立ち向かう戦士や教会のメンバーとして、自分たちの世界を守るために奮闘しています。

主要キャラクター

主要キャラクターは以下のとおり。

  • エドガー・マルコフ
  • ソリン・マルコフ
  • リリアナ・ヴェス
  • アヴァシン

エドガー・マルコフ

エドガー・マルコフはヴァンパイアの祖であり、ソリンの祖父です。彼は飢饉から一族を救うために最初のヴァンパイアの儀式を行い、その結果としてヴァンパイアの血統が誕生しました。この儀式により、エドガーはイニストラードにおけるヴァンパイアの起源となり、彼の存在はヴァンパイアの力と影響力の象徴となっています。彼はその高貴な血統を誇り、ヴァンパイア社会において絶対的な地位を持っています。

ソリン・マルコフ

ソリン・マルコフは強大なヴァンパイア・プレインズウォーカーであり、イニストラードのバランスを守るために活動しています。彼は祖父であるエドガー・マルコフによって生まれたヴァンパイアの血統に属し、その力を誇りにしています。ソリンは故郷イニストラードを守るために、天使アヴァシンを創造するという重要な行動を取ったことでも知られています。彼の目的は、ヴァンパイアと人間のバランスを維持し、次元全体の安定を図ることです。そのため、ソリンの行動は冷酷でありながらも、イニストラードを守るための深い責任感に根ざしています。

リリアナ・ヴェス

リリアナ・ヴェスは強力なネクロマンサーであり、ゾンビを操る能力を持つプレインズウォーカーです。彼女は不死と永遠の若さを求め、闇の力を身につけました。リリアナはそのカリスマ性と狡猾さで、多くの死者を甦らせ、自身の軍勢として使役しています。彼女はしばしば他者を利用することをためらわず、自分の目標を達成するためにあらゆる手段を講じます。その背景には、彼女自身の恐れや弱さ、そして永遠の命を手に入れたいという強い欲望が隠れています。リリアナは多くの危険な契約を結び、それに伴う代償にも直面してきましたが、その結果として得た力は計り知れないものがあります。

アヴァシン

大天使アヴァシンは、ソリン・マルコフによってイニストラードを守るために創造された存在です。アヴァシンは人間たちの守護者であり、信仰の対象でもあります。彼女の力は強力で、ヴァンパイアや狼男といった闇の勢力に対抗し、イニストラードにおける光の象徴として多くの人々に希望をもたらしています。

アヴァシン(堕天)

アヴァシンはソリン・マルコフによってイニストラードを守るために創造された強力な大天使でしたが、『イニストラードを覆う影』ブロックの物語で堕天してしまいます。この堕天は、エルドラージのタイタンであるエムラクールによる影響によって起こりました。

エムラクールはイニストラードに降臨し、その存在によって多くの生物や精神が歪められ、狂気に陥りました。アヴァシンもその影響を受け、もともとの使命であった「人間を守る」ことが歪められ、「人間にとって脅威となるものすべてを排除する」という極端な考えに変わりました。この結果、彼女は守るべき対象であった人間たちにとっても脅威となる行動を取り始めます。

最終的に、ソリン・マルコフ自身がアヴァシンの手に負えなくなったことを悟り、彼女を破壊することを決意しました。ソリンは自らの創造物であるアヴァシンを殺すことで、彼女が引き起こすさらなる混乱と破壊を食い止めました。この出来事はソリンにとっても辛い選択であり、彼の物語において重要な転機となっています。

アヴァシンの堕天とその破壊は、イニストラードの世界における希望の象徴が失われた瞬間であり、次元全体に大きな影響を与えました。この出来事は、イニストラードに混沌と不安を広げ、他の大天使や人々にも深い影響を及ぼしています。

収録カードのバリエーション

イニストラード・リマスターには、多彩なバリエーションのカードが収録されています。通常の再録カードに加えて、以下のような特別な仕様のカードが登場します:

  • 映画ポスター
  • ボーダーレス
  • 秋分ショーケース
  • 牙ショーケース
  • 旧枠(両面旧枠が初登場)
  • 500枚限定のシリアルカード(ダブルレインボウ・フォイル仕様)

映画ポスター

「映画ポスター」仕様は、古典的なホラー映画のポスターを思わせるユニークなデザインが特徴です。この仕様は、イニストラード次元のゴシックホラーのテーマと絶妙にマッチしており、まるで恐怖映画のワンシーンを切り取ったかのようなアートがカードを彩ります。

カードのデザインには、ヴィンテージ感のあるフォントや配色が使用されており、映画の宣伝ポスターを彷彿とさせる雰囲気がプレイヤーを魅了します。これにより、従来のカードアートとは一味違った視覚的な楽しみを提供します。

ボーダーレス

「ボーダーレス」仕様は、イラストの魅力を最大限に引き出す特別なデザインで、カードのフレームを取り除き、アートを広がりある形で楽しめるバリエーションです。この仕様では、カードの境界線をなくし、プレイヤーがイラストそのものに没入できるような構成が採用されています。

特に『イニストラード・リマスター』では、ゴシックホラーのテーマに合った迫力のあるアートがボーダーレス仕様により一層引き立っています。カードのフレームに邪魔されることなく、アートの細部や雰囲気をじっくり堪能できるのが特徴です。

秋分ショーケース

「秋分ショーケース」仕様は、イニストラード次元の自然や季節感をテーマにした独特のデザインが特徴です。この仕様では、アートやカードフレームに曲線的で装飾的な要素が取り入れられ、イニストラードの神秘的な雰囲気をさらに引き立てています。

秋分ショーケース仕様では、特に狼男や自然と関係の深いカードが、季節の移ろいを感じさせるようなデザインで描かれています。繊細な装飾がカード全体を彩り、プレイヤーに特別な美的体験を提供します。

牙ショーケース

「牙ショーケース」仕様は、ヴァンパイアの優雅さと恐怖をテーマにしたデザインが特徴です。この仕様では、カードフレームにダークでゴシックな装飾が施され、イニストラード次元におけるヴァンパイアの美しさと危険性が際立っています。

牙ショーケース仕様では、ヴァンパイアや吸血鬼に関連するカードが、洗練されたアートと独特のフレームで描かれています。このフレームデザインは、ヴァンパイアたちの高貴で冷酷なイメージを強調し、イニストラードの闇の雰囲気をより深く感じさせる仕上がりとなっています。

旧枠

「旧枠」仕様は、クラシックなデザインでカードを再現する特別なバリエーションで、懐かしさと美しさを兼ね備えた仕様です。『イニストラード・リマスター』では、旧枠デザインに加え、シリーズ初となる「両面カードの旧枠仕様」が登場し、注目を集めています。

旧枠仕様では、現代のフレームとは異なるクラシックなフォントや枠組みを採用し、カードに独特の風合いをもたらします。両面カードの旧枠仕様は、片面と裏面のデザインが旧フレームで統一されており、プレイヤーやコレクターにとって新鮮で特別な体験を提供します。

500枚限定カード(ダブルレインボウFoil仕様)

『イニストラード・リマスター』の中でも特に注目を集めるのが、500枚限定のダブルレインボウFoil仕様のカードです。このバリエーションは、非常に高い希少性を誇り、コレクターにとって究極の一品となっています。

カードのデザインには、映画ポスター仕様をベースに、特別なダブルレインボウFoil加工が施されています。この加工により、カード全体が虹色に輝き、視覚的な美しさと豪華さを演出しています。また、カードにはシリアルナンバーが印刷されており、それぞれが世界に一つだけのユニークな存在であることを証明しています。

500枚限定カードは、コレクター・ブースターにのみ低確率で封入され、極めて入手困難であるため、その希少価値とデザインの特別感は他の追随を許さない特別なコレクターズアイテムです。このカードは、イニストラード次元の象徴的なキャラクターやテーマを際立たせる究極の表現として位置づけられています。

メカニズムの復活

「イニストラード・リマスター」では、以下のメカニズムが再登場します。

  • 変身する両面カード
  • 降霊
  • 合体
  • 現出
  • マッドネス
  • 増呪
  • フラッシュバック
  • 調査
  • 血・トークン
  • 不死
  • 奇跡
  • 結魂

変身する両面カード

変身する両面カードは、イニストラード次元で初めて導入されたメカニズムで、カードの表面と裏面の両方に異なる情報が印刷された特殊なカードです。特定の条件を満たすことで、カードを裏返して裏面(バック面)の情報に「変身」させることができます。このメカニズムは、ゴシックホラーのテーマと密接に結びついており、怪物が隠された本性を露わにするようなドラマチックな効果をゲームにもたらします。

変身条件はカードごとに設定されていて、その条件を満たすことで変身(裏面)します。変身後も同じパーマネントとして扱われ、オーラや装備品、カウンターなどはそのまま維持されます。また、墓地や追放領域では常に表面のみを参照します。

降霊

降霊は、墓地からカードを再び唱えることができる能力で、イニストラード次元の幽霊や霊体のテーマを表現したメカニズムです。この能力を持つカードは、通常のクリーチャーとして唱えた後に墓地に置かれると、降霊コストを支払うことで裏面の状態で再び唱えることができます。裏面では幽霊やオーラなど、異なる形態を持ちます。

降霊コストを支払って唱えたカードは、戦場に出た後に墓地に置かれると追放されるため、同じカードを何度も使用することはできません。このルールにより、降霊メカニズムは一時的な再利用の可能性を与えつつ、ゲームバランスを保っています。

合体

合体は、2枚のカードを組み合わせて1枚の強力なカードにするメカニズムで、初登場は「異界月」です。このメカニズムは、物語の中でエムラクールの影響により、異形の存在が融合していくテーマを反映しています。

合体を持つカードは、特定の条件を満たすことで「合体」し、裏面に印刷された1枚の巨大なカードとして扱われます。合体後のカードは、通常では得られない強力な能力を持つのが特徴です。

合体カードの組み合わせにはペアが設定されており、特定の2枚が揃うことでのみ合体が可能です。条件が満たされた場合、カードを組み合わせて裏面を表にし、新たな1枚として扱います。この新しいカードは、それぞれの元のカードの能力を超えた強力な効果を持ちます。

現出

現出は、クリーチャーを生け贄に捧げることで強力なクリーチャーをコストを軽減して唱えられるメカニズムです。「異界月」で初登場し、エムラクールの影響によって異形の存在が次元に現れる様子を表現しています。

現出を持つカードは、通常のマナ・コストで唱えることもできますが、現出コストを支払うことで軽減して唱えることが可能です。現出コストは、生け贄に捧げたクリーチャーの点数で見たマナ・コスト分だけ軽減されます。例えば、現出コストが「{7}{U}{U}」のカードの場合、生け贄にしたクリーチャーの点数で見たマナ・コストが5なら、「{2}{U}{U}」で唱えることができます。

このメカニズムは、盤面にあるクリーチャーを一時的なリソースとして活用し、大型クリーチャーを効率よく展開する戦略を可能にします。また、死亡時能力を持つクリーチャーと組み合わせることで、さらなるシナジーを生むことができます。

マッドネス

マッドネスは、カードを捨てる際に、特別なコストを支払うことでそのカードを直接唱えることができるメカニズムです。この能力は、「イニストラードを覆う影」で再登場し、狂気や混乱をテーマにしたイニストラード次元の雰囲気を強調しています。

カードを捨てる際、マッドネスを持つカードは墓地に置かれる代わりに「追放領域」に移動します。このタイミングでマッドネス・コストを支払えば、そのカードを唱えることができます。マッドネスを使用しない場合、カードは通常通り墓地に置かれます。マッドネスは、効率的にカードを使用する手段であり、墓地を活用する戦略とも相性が良いメカニズムです。

増呪

増呪は、呪文に複数のモードを選択する機能を持たせるメカニズムで、『異界月』で初めて登場しました。このキーワード能力を持つカードは、通常のマナ・コストで1つのモードを選んで唱えることができますが、追加のコストを支払うことで複数のモードを選択することが可能です。

増呪コストはカードごとに設定されており、各モードを追加で選ぶたびに、そのコストを支払う必要があります。これにより、プレイヤーはゲーム状況に応じて呪文の効果を柔軟に組み合わせることができます。

増呪メカニズムは、呪文の効果をカスタマイズできる戦略性の高さが特徴であり、プレイヤーに多様な選択肢を提供します。

フラッシュバック

フラッシュバックは、墓地からカードを再び唱えることができる能力で、イニストラード次元の墓地活用テーマを強調するメカニズムです。通常のマナ・コストで手札から唱えることができるほか、墓地に置かれた後でもフラッシュバック・コストを支払うことで再び唱えることができます。

フラッシュバックで唱えたカードは、解決後に墓地ではなく追放領域に置かれるため、再利用は一度きりです。このメカニズムにより、墓地をリソースとして活用し、カードの価値を最大限に引き出すことが可能になります。

調査

調査は、イニストラード次元で初登場したメカニズムで、ゲーム内で「手がかり」トークンを生成する能力を持ちます。手がかりトークンは、アーティファクトとして戦場に出し、「{2}, このアーティファクトを生け贄に捧げる: カードを1枚引く」という能力を持っています。

調査を持つカードは、特定の条件を満たしたり効果を解決する際に手がかりトークンを生成します。これにより、プレイヤーはリソースを後に利用する形でカードを引く選択肢を得られるため、戦略的なプレイが可能になります。調査メカニズムは、イニストラード次元の謎解きや探偵的なテーマを反映しています。

血・トークン

血・トークンは、「イニストラード:真紅の契り」で初登場したメカニズムで、カードを引くための柔軟な手段を提供します。血・トークンはアーティファクト・トークンとして戦場に出され、以下の能力を持ちます:

「{1}, このアーティファクトを生け贄に捧げる: カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。」

血・トークンは、特定のカードの効果や条件を満たすことで生成されます。このトークンは、手札を整える手段として利用できるほか、トークンそのものを参照する効果と組み合わせることでさらなる価値を生み出すことができます。

血・トークンメカニズムは、ヴァンパイアたちの血の儀式を象徴しており、イニストラード次元のゴシックホラーのテーマを体現しています。

不死

不死は、「闇の隆盛」で初登場したメカニズムで、クリーチャーが死亡した際に墓地に置かれる代わりに、+1/+1カウンターを1個置かれた状態で戦場に戻る能力を持ちます。この効果により、不死を持つクリーチャーは一度だけ復活することができます。

不死は、クリーチャーが+1/+1カウンターを持っていない場合にのみ機能します。すでに+1/+1カウンターが置かれている状態で死亡した場合、そのまま墓地に送られます。不死メカニズムは、イニストラード次元のテーマである「死者の復活」を強調し、対戦相手にとって再び立ちはだかる恐怖を演出しています。

奇跡

奇跡は、「アヴァシンの帰還」で初登場したメカニズムで、引いたばかりのカードを大幅にコストを軽減して唱えることができる能力です。このメカニズムは、ゲーム中の予想外の展開を生み出し、劇的な瞬間を演出します。

奇跡を持つカードは、プレイヤーがそのカードを引いた際に公開することで、「奇跡コスト」で唱えることができます。奇跡コストは通常のマナ・コストよりも低く設定されており、強力な呪文を効率よく使用するチャンスを提供します。

奇跡メカニズムは、引いたタイミングでのみ効果を発揮するため、デッキ構築やドローのタイミングを工夫する戦略が重要となります。劇的な効果を持つ奇跡カードは、逆転や勝利の決め手となる場合も多く、ゲームに驚きと興奮をもたらします。

結魂

結魂は、「アヴァシンの帰還」で初登場したメカニズムで、クリーチャー同士をペアにすることで互いに能力を共有する特殊な能力です。このメカニズムは、天使や人間などの連携を象徴しており、イニストラード次元のテーマである「協力と絆」を表現しています。

結魂を持つクリーチャーが戦場に出た際、または別のクリーチャーが戦場に出た際、これらのクリーチャーをペアにすることができます(結魂すること)。結魂されたクリーチャーは、記載された追加の能力(例:先制攻撃、飛行など)を互いに共有します。

結魂メカニズムは、クリーチャー同士の連携を強化し、戦略的な選択を促進します。どのクリーチャーをペアにするかの判断が、ゲーム展開に大きな影響を与えるため、プレイヤーに柔軟な戦術の幅を提供します。

製品ラインナップ

『イニストラード・リマスター』では、異なる目的に応じて2種類のパックが用意されています。それぞれが独自の魅力を持ち、プレイヤーとコレクターの期待に応えます。

プレイ・ブースター
リミテッド戦やドラフトに最適なパックで、幅広いカードを収録。通常版に加え、ボーダーレスやショーケース、旧枠版カードが低確率で封入されており、ゲームプレイの基盤を構築しつつ、特別感も味わえる内容です。

コレクター・ブースター
コレクション性を重視したパックで、映画ポスター仕様や旧枠フォイル、ショーケースなどの特別仕様カードが高確率で封入。1%未満の確率で500枚限定のダブルレインボウFoilカードも含まれる、プレミアムな内容となっています。

プレイ・ブースター

プレイ・ブースターには以下の内容が含まれています。

コレクター・ブースター

コレクター・ブースターには以下の内容が含まれています。

パックごとの封入差異

パックごとの封入差異は以下のとおり。

プレイ・ブースター
・ボーダーレスやショーケースは確率で封入あり
・旧枠版が確定封入されているが非foilのみ
・映画ポスターやシリアルNoカードは封入なし

コレクター・ブースター
・映画ポスター含めてすべてのバリエーションのカードが手に入る(一部確率)
・旧枠カードのfoil版も手に入る
・極稀にシリアルNoカードが封入されている場合あり

まとめ

『イニストラード・リマスター』は、過去のイニストラード次元の魅力を凝縮した特別なセットです。ゴシックホラーをテーマにした多彩なカードバリエーションや、ゲームプレイとコレクション性を兼ね備えた内容は、プレイヤーとコレクターの両方を満足させるものとなっています。

プレイ・ブースターはゲームを楽しむための基盤を提供し、コレクター・ブースターは特別仕様カードでコレクション欲を刺激します。映画ポスター仕様や旧枠フォイル、さらには500枚限定のダブルレインボウFoilカードなど、ユニークなバリエーションが盛り込まれており、どのパックにも新たな発見と驚きがあります。

このセットを通じて、イニストラード次元のゴシックホラーの雰囲気を再び体験し、その奥深い物語とカードデザインに触れてみてはいかがでしょうか?『イニストラード・リマスター』は、懐かしさと新鮮さを兼ね備えた特別なセットです。

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