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MTG(マジックザギャザリング)の新セット「イニストラード:真夜中の狩り」には、以下の新メカニズムが登場します。
- 日暮/Daybound
- 夜明/Nightbound
- 降霊/Disturb
- 集会/Coven
この記事では、新メカニズムのルール上のポイントを紹介します。この記事を読むと、各メカニズムの概要を把握することが可能なので、カードプレビューやプレリリース、MTGAの実装前のルール確認に役立ててください。
細かいルールについては、別途公式から公開されるリリースノートを待ちましょう。
日暮(Daybound)と夜明(Nightbound)
日暮と夜明は、昼は人間・夜は狼という狼男をモチーフにしたメカニズムです。ゲーム中に「昼」と「夜」の状態が存在し、それぞれの状態に応じてカードの面を切り替え(変身)ながら対戦することになります。
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昼夜の状態は、直前のターンで以下の条件を満たす必要があります。
- ゲームが昼であり、直前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に呪文を唱えなかった場合、夜となる。
- ゲームが夜であり、直前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に2つ以上の呪文を唱えた場合、昼となる。
具体的な昼夜の切り替えタイミングは各ターンのアンタップ・ステップとなっており、プレイヤーがパーマネントをアンタップする前にゲームの昼夜が入れ替わるかどうかをチェックします。
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テーブルトップでの昼夜の状態を識別するために、特別な両面トークンも用意されています。
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これはうれしいですよね。
分かりやすくて、かつフルアートの美麗なトークンという点がナイス!
降霊(Disturb)
降霊は、墓地に降霊能力を持つカードがある場合に、降霊コストを支払うことで第2面(変身)で唱えることが可能な能力です。無限には使い回せませんが、1枚で2枚分のリソースとなる点がポイントです。
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リミテッドで強そう!
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集会(Coven)
集会は、異なるパワー値を持つクリーチャーを3体コントロールしている場合に、強化や追加効果、能力などを使用できるメカニズムです。
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誘発時や呪文の解決時など条件を参照するタイミングがカードによって異なる点に注意してください。参照するタイミングでクリーチャーが除去されたり、パワーの修正によって条件を満たさなくなった場合は発動しなくなります。
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まとめ
イニストラード:真夜中の狩りの新メカニズムのポイントを紹介しました。
- 日暮と夜明
- ゲーム中に「昼」と「夜」の状態が追加
- 昼と夜の状態によってカードの面が変化
- 降霊
- 墓地から第2面(変身)状態で唱えることが可能
- 第2面が墓地に置かれる際に追放されてしまう
- 集会
- パワー値が異なる3体のクリーチャーをコントロールしていれば条件を満たす
- 強化や追加効果、能力の起動が可能となる
日暮&夜明のメカニズムは、イニストラード:真夜中の狩りの世界観ともマッチしていて、面白い予感がしています。早くテーブルトップやMTGAで対戦してみたい!
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