MTGを始めたばかりの方や復帰したばかりの方は、「グルール?エスパー?」といった色の組み合わせの呼び方に困惑することもあるでしょう。
この記事では、MTGのよく使われる2色・3色の組み合わせについて、各色の通称をわかりやすく解説します。これを覚えれば、デッキ構築や対戦でよりスムーズにプレイが楽しめるはずです。ぜひ参考にしてみてください!
2色の組み合わせ(友好色)
MTGのカード裏面を思い出してみてください。そこには、白→青→黒→赤→緑の順番で色が配置されています。隣り合った2色の組み合わせを「友好色」と呼びます。例えば、白と青、青と黒など、5つの組み合わせがあり、それぞれにラヴニカのギルド名が付けられています。 以下がその一覧です。
2色の組み合わせ(対抗色)
次に、隣り合っていない2色の組み合わせ、いわゆる「対抗色」について見ていきましょう。対抗色には、白と黒、黒と緑などの5つの組み合わせがあります。それぞれの組み合わせもラヴニカのギルド名が使われており、以下の通りです。
3色の組み合わせ(弧)
隣り合った3色の組み合わせは「弧」と呼ばれています。「弧(こ)」とは、隣り合った3つの色を指す言葉で、円周の一部を意味します。具体的には、白、青、黒などの3色が弧の形に並んでいることから、この名前が付けられました。これらの組み合わせにはアラーラ次元の断片名が付けられていて、具体的な組み合わせと呼び方は以下の通りです。
3色の組み合わせ(楔)
V字型に配置された3色の組み合わせは「楔(くさび)」と呼ばれます。V字型の形状が木材や金属を割るための道具「楔」に似ているため、この名前が使われていて、白、黒、緑などがその例です。これらはタルキール次元の氏族名が元になっていて、具体的な組み合わせと呼び方は以下の通りです。
そのほか、3色の組み合わせ(弧)には、2000年10月に発売された『インベイジョン』の伝説の多色ドラゴンにちなんだ呼び方も存在していました。
まとめ
今回は、MTGで使用される2色と3色の組み合わせについて、通称とその由来を解説しました。色の組み合わせはラヴニカのギルド名や、アラーラ次元、タルキール次元の名称に基づいており、覚えることでデッキ構築や対戦がよりスムーズになるでしょう。
最初は馴染みにくいかもしれませんが、使い続けるうちに自然と覚えられます。もし、途中で通称を忘れてしまったら、この記事を参考にしてくださいね。これからのMTGライフがより楽しくなることを願っています!
まとめ表
色の組み合わせ一覧と呼び方を、次の表で確認しましょう。ぜひプレイ時にも役立ててください!
色の組合せ | 種類 | 通称 |
---|---|---|
白青 | 友好色 | アゾリウス |
青黒 | 友好色 | ディミーア |
黒赤 | 友好色 | ラクドス |
赤緑 | 友好色 | グルール |
緑白 | 友好色 | セレズニア |
白黒 | 対抗色 | オルゾフ |
黒緑 | 対抗色 | ゴルガリ |
緑青 | 対抗色 | シミック |
青赤 | 対抗色 | イゼット |
赤白 | 対抗色 | ボロス |
白青黒 | 弧 | エスパー |
青黒赤 | 弧 | グリクシス |
黒赤緑 | 弧 | ジャンド |
赤緑白 | 弧 | ナヤ |
緑白青 | 弧 | バント |
白黒緑 | 楔 | アブザン |
青赤白 | 楔 | ジェスカイ |
黒緑青 | 楔 | スゥルタイ |
赤白黒 | 楔 | マルドゥ |
緑青赤 | 楔 | ティムール |
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