この記事では、MTGの新セット「フォーゴトン・レルム探訪」のカードレビュー結果を紹介します。レビュー結果は、主にリミテッド視点(シールド・ドラフト)で評価した内容となります。
今回は「青のカードレビュー結果」です。
本記事のポイント
- 収録カード(青)を一通り確認できる!
- リミテッド環境におけるカードの強弱を把握できる!(注:管理人視点)
- 自己評価と他者評価を比較して楽しめる!
各カードの評価点数は以下の基準で付けています。
評価点数の基準
- 5点1枚でゲームに勝てるカード
いわゆるボムレアと呼ばれるカード
色タッチなど多少無理してでもデッキに入れたいカード - 4点必ず採用したいカード
カードパワーが強く、積極的にデッキに採用・ピックしたいカード
- 3点平均的なパワーのカード
枠があれば採用したい平均的なカードパワーのカード
- 2点条件によって採用したいカード
使用するアーキタイプや場面によって強い/弱いが大きく変化する(ブレ幅が大きい)カード
- 1点アンプレイアブルなカード
カードパワーが低すぎてどんな場合でも採用したくないカード
本記事に掲載しているカードは、以下の公式カードギャラリーの情報を基にしています。
公式ページ
更新情報
- 2021.07.21 すべての評価内容を更新
- 2021.07.08 カード追加(全カード公開)
- 2021.07.04 カード追加
- 2021.07.03 カード追加
- 2021.07.02 カード追加
- 2021.07.01 カード追加
- 2021.06.29 新規投稿
- 044《精神異常のソーサラー》
- 045《大気教団の精霊》
- 046《秘儀の調査員》
- 047《ゲートを塞げ》
- 048《ウォーターディープの黒杖》
- 049《ブルー・ドラゴン》
- 050《魔法の眠り》
- 051《賢い妖術師》
- 052《コンタクト・アザー・プレイン》
- 053《デミリッチ》
- 054《ディスプレイサー・ビースト》
- 055《ジンの風予見者》
- 056《竜亀》
- 057《奇抜な弟子》
- 058《フェイワイルドのペテン師》
- 059《フライ》
- 060《イリシッドの学者、グラジラックス》
- 061《ギルドのシーフ》
- 062《砂漠滅ぼし、イムリス》
- 063《マインド・フレイヤー》
- 064《モルデンカイネン》
- 065《モルデンカイネンの変身》
- 066《ピクシーの案内人》
- 067《説得の力》
- 068《レイ・オヴ・フロスト》
- 069《霧氷盾のフロスト・ジャイアント》
- 070《ステュギアの末裔》
- 071《隠し扉》
- 072《ショッキング・グラスプ》
- 073《近道探し》
- 074《シルヴァー・レイヴン》
- 075《魂刀のスパイ》
- 076《パーティーの分裂》
- 077《突然の洞察》
- 078《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》
- 079《ペテン師のタリスマン》
- 080《トゥルー・ポリモーフ》
- 081《ウィザード・クラス》
- 082《ウィザードの呪文書》
- 083《君は川にたどり着いた》
- 084《君は悪党の住処を見つけた》
- 085《君は近づいてくる護衛兵に気づいた》
- 086《ユアンティの呪われし者》
- まとめ
044《精神異常のソーサラー》
評価点数:
レビュー結果
- ダイスロールシナジーも狙いつつ、墓地からスペルを回収できるクリーチャー
- ダイスロールに依存している点が残念(出目によっては基本的に次のターンにならないと使えない)
045《大気教団の精霊》
評価点数:
レビュー結果
- 盤面に出ると同時に他のクリーチャー(自分/相手)1体をバウンスすることが可能
- 自クリーチャーのETB能力の再利用や、相手の邪魔なクリーチャーをどかせるのに利用しよう(トークンの場合は除去になる)
- 6マナと重たい点が難点
- P/Tが2/5ではなく、3/4 or 4/3にしてほしかった
046《秘儀の調査員》
評価点数:
レビュー結果
- 2マナ2/1という最低限のステータス
- 終盤に余ったマナを使ってダイスロール(1ドロー)することが可能
047《ゲートを塞げ》
評価点数:
レビュー結果
- リミテッドではクリーチャーの採用枚数が多いので腐りにくい打ち消し呪文
- 3マナと少し重たいので序盤に構える際は裏目に注意(相手がクリーチャーやPW以外の呪文を唱える)
- ダンジョン探索のオマケ付き
048《ウォーターディープの黒杖》
評価点数:
レビュー結果
- 装備品など他のアーティファクトを4/4クリーチャーに変化できる
- 宝物などのトークンには使用できないので注意
- 1T目から場に出せば、2T目に別なアーティファクト、3T目に4/4クリーチャー化して殴りかかることが可能
- 毎ターン、クリーチャーを展開していった方が強そう
- クリーチャー化する能力はソーサリータイミングのみという点に注意
049《ブルー・ドラゴン》
評価点数:
レビュー結果
- 飛行5/5のドラゴン、電撃のブレスで最大3体のクリーチャーのパワーを一時的に低下させる能力を持つ
- 戦闘優位となった隙に一気に攻め込もう
050《魔法の眠り》
評価点数:
レビュー結果
- 青の貴重なクリーチャー(疑似)除去カード
- 誘発型能力やタップ不要な起動型能力は使用できるので注意
051《賢い妖術師》
評価点数:
レビュー結果
- 他のパーマネントをアンタップできるのでマナクリとしての運用も可
- クリーチャーに疑似的な警戒を与えたり、タップが必要な起動型能力も再使用できる
052《コンタクト・アザー・プレイン》
評価点数:
レビュー結果
- 4マナで(最低でも)2枚ドローできるカード
- 出目によっては占術2や、占術3+3枚ドローという強力スペルに進化
053《デミリッチ》
評価点数:
レビュー結果
- 青マナ×4というマナコストの条件が厳しいクリーチャー
- スペルを唱えるたびに青1マナ分のコスト軽減が可能(4回スペルを唱えていればコスト不要で唱えられる)
- 攻撃時に墓地にあるスペルの再利用が可能!
- 《デミリッチ》が墓地に落ちていても、マナコスト+墓地のスペル4枚を追放することで再利用することが可能
- ただし《デミリッチ》の攻撃時に参照するスペルが少なくなってしまう点に注意
- リミテッドだとデッキに採用できるスペル枠が少ないので有効活用するのが難しい
054《ディスプレイサー・ビースト》
評価点数:
レビュー結果
- 3マナ 3/2と十分なステータス+場に出た時にダンジョン探索が可能
- 4マナで自身を手札に戻せるので、何度もダンジョン探索することが可能(7マナあれば毎ターン)
055《ジンの風予見者》
評価点数:
レビュー結果
- 4マナ 3/3飛行
- おまけにダイスロールで占術1~3が可能!
- シンプルに強いカード
056《竜亀》
評価点数:
レビュー結果
- 3マナ 3/5という高ステータス
- 相手のクリーチャー1体のアタックを防いだり、邪魔なブロッカーを寝かせることが可能
057《奇抜な弟子》
評価点数:
レビュー結果
- 3マナ 2/2飛行+ETBでダンジョン探索
- ダンジョンを踏破していれば自ターンの戦闘開始時に飛行クロック1を得ることが可能
058《フェイワイルドのペテン師》
評価点数:
レビュー結果
- ダイスロールのたびに1/1トークン(飛行)を生成できるシステムクリーチャー
- 何度でも制限なく誘発するので、ダイスロールできるカードを多く採用したい
059《フライ》
評価点数:
レビュー結果
- 飛行の回避能力を付与しつつ、プレイヤーにダメージを与えるとダンジョン探索できるようになるエンチャント
- どちらの効果も噛み合っていて、1マナと軽い点がポイント
060《イリシッドの学者、グラジラックス》
評価点数:
レビュー結果
- 1つ目の能力によってETB能力を持つクリーチャーの再利用を狙える
- ブロック側としてはブロックすると再利用される、ブロックしないとドローされるという2択を迫られるので非常に戦いづらい
061《ギルドのシーフ》
評価点数:
レビュー結果
- 2マナ 1/1と一見弱いクリーチャーだが、中盤以降アンブロ+サイズアップしてライフを削ることを狙える優秀なクリーチャー
- 盤面膠着時でもこのカード1枚で勝利に近づける
- カード単体で能力が完結している点がポイントだが、盤面で役に立つまでに時間を要する
062《砂漠滅ぼし、イムリス》
評価点数:
レビュー結果
- 5マナ 5/5飛行のドラゴンクリーチャー
- アンタップ状態の護法④は、5~6ターン目に場に出ていれば呪禁と同等の効果となるので非常に強力
- 戦闘ダメージを与えるたびに1~3枚のカードを引けるので、リソース回復要因としての役割も兼ねる
063《マインド・フレイヤー》
評価点数:
レビュー結果
- 場に出た時にクリーチャー1体のコントロールを奪えるカード
- このカード1枚で盤面に2体のクリーチャーを展開しつつ、相手クリーチャー1体を除去できるアドバンテージの鬼
- 出された相手はきっと苦い顔をするでしょう
064《モルデンカイネン》
評価点数:
レビュー結果
- 6マナと重ためのPW
- 盤面制圧できるのかと思いきや、コツコツとアドバンテージを稼いでいくタイプ
- 盤面有利であればプラス能力でリソース回復から、不利であればマイナス能力でトークン生成から入ることになるだろう
- 生成できるトークンは、手札枚数によってP/Tが変動するので管理が大変(手札が空になると消滅)
065《モルデンカイネンの変身》
評価点数:
レビュー結果
- コンバットトリックや相手のライフを詰め切るために使用するスペル
- ドラゴンシナジーも狙える
- 基本、別なスペルを入れたほうが良い
066《ピクシーの案内人》
評価点数:
レビュー結果
- 2マナ 1/3飛行持ちなので序盤の貴重なクロック源となるクリーチャー
- ダイスロールの出目を(基本的に)良くできる確率を高める能力を持つ
- 出目が高い場合にデメリットとなるカードもあるので注意
- 《フェイワイルドのペテン師》の誘発回数も増えるはず(リリースノートで確認したい)
067《説得の力》
評価点数:
レビュー結果
- 相手クリーチャーの疑似除去カード
- ダイスの出目によって「手札に戻す」「ライブラリートップ/ボトムに置く」「一時的にコントロールを得る」と効果が変わる点が面白い
068《レイ・オヴ・フロスト》
評価点数:
レビュー結果
- 疑似的な除去カード
- 赤のクリーチャーに対しては誘発型能力などを含めすべての能力を無効化可能
- 2マナと軽いコストという点もポイント
069《霧氷盾のフロスト・ジャイアント》
評価点数:
レビュー結果
- 護法③持ちなので非常に除去しづらい中型クリーチャー
- 地上の攻守両面で役に立つステータス
070《ステュギアの末裔》
評価点数:
レビュー結果
- 相手クリーチャーを一時的に無効化できるクリーチャー
- 相手のブロッカーを寝かせて盤面のテンポ・アドバンテージを獲得できる
- 本カードを複数枚採用し、殴り続けるという動きも可能
071《隠し扉》
評価点数:
レビュー結果
- 序盤の守り要員
- 終盤に余ったマナでダンジョン探索によるアドバンテージ獲得が可能
072《ショッキング・グラスプ》
評価点数:
レビュー結果
- キャントリップ付きバットリカード
- 手札が減らないので気軽に使いやすい
073《近道探し》
評価点数:
レビュー結果
- 4マナ 2/5というステータスの強弱は不明だが、装備や他能力でパワー強化や回避を付与しない限り積極的にアタックできない
- 地上のブロッカーとしては優秀
- 継続的な探索トリガーではあるものの現状弱めの評価
074《シルヴァー・レイヴン》
評価点数:
レビュー結果
- 1マナ 1/1飛行クリーチャー、相手のクリーチャー次第ではあるがチクチクとライフを削ってくれる優秀なアタッカー
- 場に出た時に占術1が使えるので、序盤のデッキ回りを安定化してくれる役割も持つ
075《魂刀のスパイ》
評価点数:
レビュー結果
- プレイヤーへの戦闘ダメージでリソース回復が可能なクリーチャー
- 回避能力を持たないので他のカードでサポートしてあげよう
- 回避能力の付与
- 装備品などで単体強化
- 除去カードで盤面制圧
- リソース回復できるので手札を惜しまずに殴れる状況を作り出すのもアリ
076《パーティーの分裂》
評価点数:
レビュー結果
- 相手の盤面を半壊(バウンス)可能なスペル
- 端数が切り上げなのでちょっと嬉しいポイントあり(相手が3体コントロール→2体バウンス)
- 問題は対象を選ぶのが誰なのか?→リリースノートでコントロールしているプレイヤー(唱えたプレイヤー)が対象を選べることが判明!!
- フレーバーテキスト=唱えられたプレイヤーの心の声
077《突然の洞察》
評価点数:
レビュー結果
- 超絶重たいドロースペル
- 唱えるまでに2~5マナまでは1枚ずつ墓地に落ちていそうなので、4枚くらいドローできそう
078《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》
評価点数:
レビュー結果
- 相手のライブラリーから6~7枚のカード+土地N枚を追放可能な強力スペル(平均3マナのカードと仮定)
- 《精神異常のソーサラー》で再利用できればライブラリーアウトも狙える
- 墓地に落とすのではなく、追放という点も優秀
079《ペテン師のタリスマン》
評価点数:
レビュー結果
- 青絡みのデッキで役立ちそうな特殊な装備品
- +1/+1の装備品で運用するのも良し、序盤に飛行クロックを横展開するも良し、強力な能力や大型クリーチャーをコピーするも良し
080《トゥルー・ポリモーフ》
評価点数:
レビュー結果
- 色々な使い方ができそうな面白スペル
- 大枠としては2通りの使い方となるだろう
- 相手の強力なクリーチャーやアーティファクトを弱体化
- 自分の弱いクリーチャーやアーティファクトを強化
- インスタントなのでバットリとしても使える
081《ウィザード・クラス》
評価点数:
レビュー結果
- 盤面を維持できる状態であれば非常に強力なサポートカード
- レベル3+複数回ドローできる状態を整えるのに時間が掛かり過ぎるのではないか
- レベル1:手札上限なし→リミテではほとんど役に立たないのでは?
- レベル2:2ドロー
- レベル3:ドロー時に単体強化(+1/+1カウンター)
082《ウィザードの呪文書》
評価点数:
レビュー結果
- 7マナと重たいが、毎ターン墓地にあるスペルを再利用することが可能
- ダイスロールの出目によってコスト軽減や踏み倒しが可能
083《君は川にたどり着いた》
評価点数:
レビュー結果
- 2マナのバウンスカードとアンブロ付与を使い分けられるスペル
084《君は悪党の住処を見つけた》
評価点数:
レビュー結果
- 確定カウンターを構えつつ、必要ならルーティング2枚と使い分けが可能
085《君は近づいてくる護衛兵に気づいた》
評価点数:
レビュー結果
- 邪魔なクリーチャーを寝かせたり、味方クリーチャーを守ることが可能なスペル
086《ユアンティの呪われし者》
評価点数:
レビュー結果
- 2Tにプレイし、以降単独であればアンブロで継続的にライフを削ることが可能
- さらにダンジョン探索によるアドバンテージも獲得できる
まとめ
「フォーゴトン・レルム探訪」のカードレビュー”青”の内容を紹介しました。
他のカードレビュー記事もありますので読んでみてください。
Naokuro
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