こんにちは。Naokuroです。
今回は、「ゼンディカーの夜明け」に収録される黒のカードレビュー記事です。
カードリストは、MTG公式(日本)から公開されている情報を引用しています。
神話レア
最後の血の長、ドラーナ
・5マナ 4/4飛行と優秀なステータス
・アタック時の誘発能力でリアニメイト+強化可能(防御プレイヤーが選ぶ)
・毎ターン、コスト不要でリアニメイト可能
・飛行があるためアタックしやすい
スカイクレイブの災い魔
・可能性の塊ですね
・自分と相手のライフを双方削る必要あり
・エルドレインの王権の《嵐拳の聖戦士》と相性が良いのでは?
・自分のライフが20あるときに召喚すると、場に出て瞬間に泡となって消えますので注意
アガディームの覚醒/地下遺跡、アガディーム
・イラストのように墓地から多数のクリーチャーをリアニメイト可能なカード
・Xマナの支払いで、最大X体のクリーチャーをリアニメイト可
・ただし点数で見たマナコストを別々にする必要があるため採用カードの工夫が肝
・黒単アグロなどでも採用されるか!?
・トリプルシンボルのため、マナベースが弱いローテ後のスタンでは黒単のみでしか採用されないか
レア
切望の報奨
・M21の《不気味な教示者》が涙目(ノД`)シクシク
・パーティー前提となるものの、マナコストを減らすことが可能
・4種類のパーティーが揃っていれば、点数で見たマナ・コストが4以下のカードをそのまま唱えることが可能→色が全く異なっていてもOK
・パーティーが0の場合にマナコストが重すぎる
夜鷲のあさり屋
・3マナ 1/3、飛行、接死、絆魂と強力なクリーチャー
・さらに、タル○ゴイフの劣化版ではあるものの、相手の墓地参照してパワーが強化されるオマケ付き
・3マナのダブルシンボルのため、3ターン目に出すにはマナベースに注意
・タフネスは3のまま
希望の死、タボラックス
・3マナ 飛行 2/2クリーチャー・・・ん、今回黒は優秀な飛行クリーチャーが多いぞ
・生贄含め、死亡参照で強化やドロー(クレリック指定)が可能
・伝説クリーチャー
魂の粉砕
・通常マナコストが大きい=強力なため、相手の一番脅威のカードを除去可能
・《精霊龍、ウギン》を粉砕することが可能
・生贄のため、呪禁や破壊不能も無視できる
・自分で指定できない
ハグラの噛み殺し/ハグラの群れ穴
・4マナ インスタントのクリーチャー確定除去
・条件によっては3マナで唱えることが可能
・クリーチャーのみ
・追放なし
・基本土地をコントロールしていない場面がどれくらいあるか(ローテ後のスタン、リミテでは、ほぼ条件を満たすことが無さそう)
遺跡の碑文
・碑文シリーズの黒バージョン
・ディスカード、リアニメイト、除去と3種類から場面に応じたものを選択可能
・キッカーすると全てを選択可
・一つ一つの効果がそれぞれのジャンルで若干弱め(捨てるカードを指定できない、小型クリーチャーしかリアニメイトできない、大型クリーチャーは除去できない)
スカイクレイブの影
・2マナ 3/1、5マナ 5/3クリーチャー
・序盤は2マナ、中盤以降は5マナとマナに応じてサイズアップ可
・墓地にある状態で上陸すると、墓地から再利用可能
・リソースを切らさずにクロックを出し続けられる
・黒軸のアグロデッキで使われそう
・飛んでいそうなクリーチャーだが、飛行含め回避能力なし
・速攻が付いていないため、次の自分のターンまでアタック不可
・ブロッカーとして利用できないため注意
影の評決
・黒の優秀な全体除去
・マナコスト3以下という条件があるもののクリーチャー&プレインズウォーカーを盤面、墓地から一掃可能
・ウーロも対象となる
・5マナと重たいため、それまで耐えることがコントロールの課題
・通常5ターン目に唱えられるため、相手の4マナ・5マナ(後攻)クリーチャーを除去できない
・自分の墓地からも該当カードが消える
忘却の虚僧
・2マナ 2/1 威迫&絆魂と優秀過ぎるクリーチャー
・威迫持ちのため、絆魂の機会も多く得ることが可能
・ライフゲインシナジーのあるカードと相性◎
・キッカーで唱えると、追加4マナで墓地からクリーチャーをリアニメイト可
アンコモン
血の長の渇き
・1マナで《レンと六番》含め、低マナコストのクリーチャーかプレインズウォーカーを除去可能
・4マナでマナコスト関係なく除去可能
・使用できるマナコストに応じて対象範囲も広がるスゴイやつ
・リミテッドでも強力な除去カードの一つとなるでしょう
・強いて挙げるとすると「ソーサリー」ということ位
収得の熟練者
・盤面にクリーチャーを出しつつ、相手の手札も減らせる憎いヤツ
・このデザインだとそうなるだろうが、捨てる対象のタイプ指定なし
・最低で1枚、最高で4枚、相手が選んだ手札から1枚捨てることが可能
・相手の手札の数次第では全てを公開させられない
・相手の手札>自分のパーティー構成数の場合に、最大の脅威を取り除けない
悪魔の信奉者
・相手が単体特化型の構成だとぶっ刺さる除去カード
・横にクリーチャーが並んでいる場合は効果的に使えない
精神削りの刃
・場に出すと同時に装備可能
・相手の墓地が8枚以上で+3/+1と強力になるため、中盤以降または青/黒の切削系カードとのシナジーあり
・飛行持ちなど回避能力付きのクリーチャーに装備すると心強い
墓入りの妨害
・最大で2枚のクリーチャーカードをリアニメイト可能
・パーティー構成数を参照し、マナコストを軽減可能
・本セットにはパーティ構成カードが多いため、リミテッドで強力なカードと予想
ペラッカの捕食/ペラッカの洞窟
・相手の手札を見ることが可能
・3マナ以上の比較的強力なカードを捨てさせることが可能
・マナスク時に土地として運用可能
ゾフの消耗/ゾフの血溜まり
・終盤の相手のライフを詰め切るための火力として使用可能
・コストが重たい
・盤面に干渉しない
ブラックブルームのならず者/ブラックブルームの沼
・3マナ 2/3威迫持ち
・相手の墓地枚数が8枚以上あるかぎり、5/3に強化される
・青黒の切削系カードとのシナジーが強力
マラキールの再誕/マラキールのぬかるみ
・1マナのインスタントなため構えやすい
・クリーチャーを護る、バットリで相手のクリーチャーを討ち取る、ETB能力を誘発させるなど活用の場面が多そう
・2点のライフを失うため、ご利用は計画的に
・追放には注意
石成の荒廃
・こ、これは相手の土地を妨害するカードですかね?デザインが面白い
・下環境も視野に入れたカードと予想
・強力な土地の効果を妨害しつつ、基本、無色マナしか出せなくする
・色マナも生成できるが、一定の制限(ライフのペイ)を与えられる
・キャントリップのオマケ付き
・リミテッドでは2マナクリーチャーの方が仕事するはず(強い使い方があったらぜひ教えて下さい)
スカイクレイブの影猫
・本セットのサクリ台登場
・4マナ 3/3と及第点のステータス
・クリーチャーをサクるたびに、自身に+1/+1カウンターを置きサイズアップが可能
・オマケで+1カウンターが置いてあるクリーチャーが死亡するたび、1ドロー可
・ね、猫???というデザインに対する不満
・サクるのに2マナ必要でコストが重たい
影のとげ刺し
・3マナ 1/4とタフネスが高く除去されにくい
・プレイヤーへの戦闘ダメージで3枚切削可能
・条件によって接死を付与して殴りかかってくる憎いやつ、防御側は相打ち・チャンプ・通すか悩まされる
・今回、青黒のライブラリーアウトデッキが凶悪な予感(リミテ絶望)
・パワーが1のため、接死付与できないとアタックしづらい(装備品などで強化できればOK)
群れの末裔
・飛行 3/3、ライフゲインするたびに+1/+1カウンター
・素の状態でも充分アタッカーとして役に立ち、ライフゲイン手段があれば途端にフィニッシャーとなる
コモン
血の招き
・1マナで墓地のクリーチャーカードを再利用可能
・4マナで墓地のクリーチャーカード2枚を再利用可能
・1マナで唱える場合は、余ったコストでそのままクリーチャーを召喚しやすい
・リミテッドで強そう
命取りの協力
・5マナで相手のクリーチャーまたはプレインズウォーカーを除去可能
・パーティー構成数を参照し、マナコストの軽減可能
・インスタント除去
・リミテッドで強そう
ハグラの締めつけ蛇
・3マナ 2/2 威迫クリーチャー
・他の+1カウンターが置かれているクリーチャーも威迫付与
・パーティーの構成にカウントされない
大群への給餌
・2マナと軽量なクリーチャー除去(エンチャントも除去可能)
・小型、中型のクリーチャー除去としては非常に優秀
・自分のライフを詰められていると使いづらくなる、大型の除去には注意
探検隊の潜伏者
・2マナ 2/2ステータスかつ、条件によって接死を持つ
マラキールの血僧侶
・2マナ 2/1クリーチャーを盤面に出しつつ、相手のライフを詰めることが可能
・最小1点〜最大4点ドレイン可能
・終盤の詰めにも利用可能なため、クリーチャータイプの構成次第では意外と強力
名門の吸血鬼
・本セットでは珍しいバニラクリーチャー
忘却の飢え
・自クリーチャーの除去を防ぐことが可能
・条件によってキャントリップ
・ステータス強化が無いため、受け寄りのカード
ニマーナの忍び歩く者
・4マナ 3/4クリーチャー、相手の墓地の数次第で4/4威迫クリーチャーに変貌
・切削カードとのシナジーあり
隠然たる襲撃
・タフネス1のクリーチャー除去として利用可能
・相手クリーチャーと自クリーチャーのパワー/タフネスの差を2つ埋められる
戦慄ワーム
・5マナ 5/4というフィニッシャー級のサイズ
・土地が出続ける限り、破壊不能で殴りかかってくる凶悪さ
・装備品などで強化されると手に負えない
・終盤、土地を引いて「くそっ土地か」とならないようにしてくれる
精神流出
・3マナ盛りだくさんカードの黒バージョン?1枚で3役こなす
・2枚ディスカード
・1枚切削
・1点ドレイン
グール・ドラズの泥王
・死亡しても他のクリーチャーをサイズアップし、盤面が不利になりにくい
ドラーナの口封じ
・地味に強い
・盤面に3/2クリーチャーを展開しつつ、相手のクリーチャーを除去可能
・コストが重たいため複数枚の採用は厳しいが、あると安心
・パーティー参照が前提(自身のみだと-1/-1のみ)
恐怖の薄暗狩り
・2マナ 1/1 飛行&絆魂持ち
・飛行持ちのためライフゲインのチャンスが多い
・ライフゲインによる誘発カードと相性◎
・終盤引いても、6マナ 3/3 飛行&絆魂と役に立つ
・序盤、このクリーチャーのみでは盤面が持たないため注意
ニマーナの空踊り
・3マナ 2/1飛行持ちクリーチャー
・瞬速持ちのため、相手の占術などライブラリートップを操作した際に使うと効果的
・ライブラリーアウト系や、相手の墓地枚数参照などとの相性◎
略奪する破戒僧
・ライフゲインをしているだけで、相手のライフを詰めることが可能
・本セットはライフゲインカードも多く、勝ち筋の一つになり得るのでは!?
・白黒はクレリックシナジーも多い
血の対価
・4マナでライブラリートップから4枚掘って、2枚を手札に加えることが可能
・黒の貴重なドローカード、リミテッドでコントロール寄りの構成の場合は採用検討
・加えなかったカードがライブラリー下というのが残念、黒なので墓地に捨てたかった
弱者成敗
・3マナの小型、中型クリーチャー除去スペル
・インスタントのため、相手の対応を待ってから(単体強化など)除去することも可
・3マナと若干重い(2マナが良かった)
・装備品などでパワーが4以上になると除去できないため注意
まとめ
ゼンディカーの夜明けの「黒」のカードリストおよびレビュー内容を紹介しました。
今回も面白いデザインのカードが多く、発売日が待ち遠しいですよね。
私は、以下の内容で「ゼンディカーの夜明け」を楽しむ予定です。
- プレリリースイベント(シールド)への参加
- ブースター・ドラフトイベントへの参加
- 子どもたちとリミテッド(通常版 1BOX)
- パック開封(セット・ブースター 2BOX)
- MTGAのプレミアドラフト連戦
構築フォーマット(紙・デジタル)は、これらを楽しんでからの予定。
新セット「ゼンディカーの夜明け」、みなさんも一緒に楽しみましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
よろしければ、他のMTG関連の記事も読んでみてください。
コメント入力欄