どうも。Naokuroです。
カルドハイムのカード(赤)に関するレビュー記事です。
リミテッド(シールド、ドラフト)視点でのカード評価のため、カルドハイムのメインセットに収録されているカードのみを対象としています。
本記事のポイント
- カルドハイム(メインセット)のすべての赤カードを把握できる
- 120《傷頭のアーニ》
- 121《アクスガルドの騎兵》
- 122《玄武岩の荒廃者》
- 123《語りの神、ビルギ》《豊潤の角杯、ハーンフェル》
- 124《首折りの狂戦士》
- 125《災厄を携える者》
- 126《燃え心臓の巨人》
- 127《臆病な大男》
- 128《弱者粉砕》
- 129《悪魔の稲妻》
- 130《ドゥームスカールのタイタン》
- 131《龍族の狂戦士》
- 132《二重の一撃》
- 133《ドワーフの鎚》
- 134《ドワーフの援軍》
- 135《恐れなき解放者》
- 136《恐れなき仔》
- 137《熱狂した略奪者》
- 138《霜噛み》
- 139《黄金架のドラゴン》
- 140《ハギの群れ》
- 141《イマースタームの略奪者》
- 142《厚顔の無法者、マグダ》
- 143《領界路の開放》
- 144《トロールへの挑発》
- 145《揺れ招き》
- 146《無謀な船員》
- 147《猛り狂い》
- 148《速度のルーン》
- 149《戦利品奪取》
- 150《裏切りの手枷》
- 151《大当たり》
- 152《圧死》
- 153《ティボルトの計略》
- 154《怒りの神、トラルフ》
- 155《拷問者の兜》
- 156《ツンドラの噴気孔》
- 157《タスケーリの火歩き》
- 158《玄室荒らし》
- まとめ
120《傷頭のアーニ》
評価ポイント
- 3マナ 3/3速攻持ちという赤ならではのクリーチャー
- 誇示能力により他のクリーチャーのパワー+1に変更することも可能なため、緑の大型クリーチャーと組み合わせて奇襲をしかけることもできる
121《アクスガルドの騎兵》
評価ポイント
- 割と活躍しそうなカード(先攻)
- 序盤は2マナ2/2で戦闘面で活躍でき、中盤以降大きいサイズのクリーチャーを毎ターン押し付け可能となる
122《玄武岩の荒廃者》
評価ポイント
- 場にクリーチャーを出しつつ、火力を任意の対象に飛ばせる強力カード
- タイプは何でも良いが、アーキタイプとしては巨人またはウィザードで数を稼ぐこととなるだろう(最低でも1点火力)
123《語りの神、ビルギ》《豊潤の角杯、ハーンフェル》
評価ポイント
- 表面のカード、か…顔がコワい( ゚Д゚)
- それはともかく、表裏ともに強力な能力を持っている
- 表面は3マナ 3/3というグッドスタッフながら、呪文(=土地以外)を唱えるたびに追加の赤マナ1点と誇示能力の2回起動が可能になる
- 裏面は、ターン中という条件があるものの不要な手札を2枚のドローに疑似的に変換できる
124《首折りの狂戦士》
評価ポイント
- 3マナ 3/2速攻持ちクリーチャー
- アグロのアーキタイプがあれば就職可能
125《災厄を携える者》
評価ポイント
- 4マナ 3/4クリーチャーだが、実質6/4となるため破格の強さ
- リミテッドの環境(メインセットのカードプール)に、巨人(多相含む)のダメージ源カードのラインナップによって凶悪さがアップ
126《燃え心臓の巨人》
評価ポイント
- 7マナ 7/6トランプルという巨大サイズのクリーチャー、処理されなければ勝負を決める力を持つ
- 死亡時の誘発としてクリーチャーに7点火力を飛ばせるが、対象をランダムに選ぶため使いづらい
127《臆病な大男》
評価ポイント
- 4マナ 4/4と優秀なステータス
- 巨人シナジーあり
- 臆病者なので単体ではブロックできない、ただしアタックは可能・・・あれ?殴れないを期待していたが殴れてしまうため強い!?
128《弱者粉砕》
評価ポイント
- 複数除去用のカード
- カード名の通り、小型クリーチャー(タフ2以下)を軒並み破壊→追放する
- 予顕しておくと、1マナで除去+1アクションを取りやすい
- 中・大型サイズのクリーチャーを並べて小型を一掃できたときは気持ちよさそう
129《悪魔の稲妻》
評価ポイント
- 3マナまたは予顕して1マナで唱えられる火力スペル
- 4点と火力ダメージも高く、インスタントという点が優秀
- プレイヤーには火力を飛ばせないため、このカードでのフィニッシュは不可
130《ドゥームスカールのタイタン》
評価ポイント
- 6マナ 4/4とステータスは低い、予顕した上で5マナで使いたいところ
- ETBで自分の全クリーチャーの全体強化+速攻付与が可能
- マナコストが重たいため、同じターンで追加のクリーチャーを出すのは難しいだろう
- 自身の能力で5/4速攻になり、既に出ているクリーチャーと一緒に殴る使い方になるだろう
131《龍族の狂戦士》
評価ポイント
- 2マナ 2/2先制攻撃持ちのクリーチャー、序盤の盤面を支配できる性能を持つ
- ドラゴンタイプを参照し、誇示能力の起動コストを下げることが可能(ドラゴンがレア以上にしか存在しないため、リミテでは5マナで起動することがほとんど)
- 誇示能力により5/5飛行ドラゴントークンを生成可能、誇示能力が起動できるのであれば玉砕覚悟で殴るのもOK
- 装備やオーラなどで単体強化し、毎ターン殴れるようにすると手が付けられれなくなる
132《二重の一撃》
評価ポイント
- インスタントやソーサリーの呪文(マナコスト4以下)をコピーすることが可能な強力カード
- 複数除去や、大量ドロー、ジャイグロで一気に削り切るなど用途は様々
- 予言すると本来のマナコストより重くなるものの、能力の観点から予顕後に使用したい
133《ドワーフの鎚》
評価ポイント
- トランプルと+3/+0を付与できるので、相手のライフを削りやすい強力な装備品
- 合計5マナ支払うと2/1トークンに装備した状態で出せる優秀な能力を持つ
134《ドワーフの援軍》
評価ポイント
- 4マナで2/1トークンを2体生成可能なソーサリー、インスタントが良かった・・・
- 予顕しておけば2マナで唱えることが可能で使い易い
- 通常のクリーチャー呪文とは異なり、スペルシナジーの恩恵を受けられる
135《恐れなき解放者》
評価ポイント
- 白の《堕ちたる者の案内者》と同様の誇示能力
- 積極的に攻撃可能な場合(飛行や威迫)は強力だが、通常はブロックされて1度だけ誇示能力を使える程度
136《恐れなき仔》
評価ポイント
- 犬かと思ったら狼だった
- 1マナ 1/1、誇示3マナで+2/+0のみだと採用しない派だが、先制攻撃を持っているので装備などで強化すると強く使えそうな予感
137《熱狂した略奪者》
評価ポイント
- 珍しい誇示能力の誘発型能力を持つクリーチャー
- 誇示するたびに+1カウンターでサイズが大きくなれる心強さを持つ
- 序盤に展開しておきたい1枚
138《霜噛み》
評価ポイント
- 1マナ2点火力
- 氷雪パーマネントが3つ以上あれば3点火力に進化
- 氷雪パーマネント3つの達成難度および、環境のクリーチャーのタフネスによってはトップコモン(火力)となり得るポテンシャルの持ち主
139《黄金架のドラゴン》
評価ポイント
- 5マナ 4/4 飛行、速攻とフィニッシャー級のクリーチャー
- 攻撃するたびに宝物トークンを生成できるマナクリとしての役割も担う
- 除去されたとしても亡骸に宝物を置いていってくれる
140《ハギの群れ》
評価ポイント
- 5マナ 5/4という大型サイズのクリーチャー
- タフネス1の人権をはく奪する極悪さ
- 火力の対象範囲が広い(クリーチャー、プレインズウォーカー、プレイヤー)
- トロール・狂戦士というタイプのシナジーがあれば・・・
141《イマースタームの略奪者》
評価ポイント
- 2マナ2/1とパワー2がある安心感
- ETBにて1枚手札を入れ替えられるため、序盤の安定度を増す潤滑油としての働きも担う
- 個人的に評価している赤のコモンクリーチャー
142《厚顔の無法者、マグダ》
評価ポイント
- ドワーフのロード(全体強化)
- ドワーフやドラゴンを大量投入できるアーキタイプがリミテで存在するのか次第
- 2マナ 2/1なので、最低限の役割は何とかこなせそう(1/2だと絶望)
143《領界路の開放》
評価ポイント
- 2つの効果から1つを選べるが、どちらも微妙な印象
- 3マナで4マナ(任意の2色×2マナ)を生成可能、色変換+1マナ多く使える
- 横並べしている場合にクリーチャーを強化して一気に攻める
144《トロールへの挑発》
評価ポイント
- 4マナ3点火力、マナコスト的には火力が弱い
- 別な用途もあり、タフ4以上のクリーチャーに使用して+5/+0することも可能
- 相手がブロックしなかった場合に一気にライフを削り切ることも可
145《揺れ招き》
評価ポイント
- 5マナ 5/4という十分なサイズ
- 対戦相手のライフゲインを封殺可能
- 対戦相手への継続火力となる点も優秀、自身が破壊されても他の巨人(多相含む)がいればOK
- 予顕により最速4ターン目に登場
- 総じて殺意が高いカード
146《無謀な船員》
評価ポイント
- 装備品と機体の合計数のトークンを生成可能
- 装備品と機体ベースのアーキタイプを示唆している?リミテで機体や装備品を盛り沢山にできなさそうなので改めて評価予定
- ソーサリーのため使いにくい印象
147《猛り狂い》
評価ポイント
- 2マナで+3/+3するジャイグロ、コンバットトリックとしても使用可
- トランプルも付与可能なため、相手のライフを詰めることも可能
148《速度のルーン》
評価ポイント
- 赤のルーンは「速攻」と+1/+0のオマケ付き
149《戦利品奪取》
評価ポイント
- 3マナの2ドローカード
- 手札1枚を捨てる必要があるため、実質2枚のカードを使って2枚ドロー
- 不要なカード(マナフラ時の土地など)を有効牌に交換可能
- 宝物トークンのオマケ付き ※一時的なマナブースト
150《裏切りの手枷》
評価ポイント
- 3マナのコントロールマジック(1ターン限定)、赤にほぼ毎回収録されるシリーズ品
- 1ターンのみブロッカー1体の排除+クロックの強化が可能
- クリーチャーに付いている装備品を1つ割った後に返却するオマケつき
151《大当たり》
評価ポイント
- アーティファクト or 土地を破壊可能な除去カード
- 本セットでは強力なアーティファクトや、氷雪シナジーの源となる氷雪土地があるため、本カードの役割が重要と判断
- 氷雪土地が基本的に入ってくると予想し、メインから採用できると判断
- また、宝物トークンのオマケ付きも嬉しいポイント
- 4マナという重たいコストが難点
152《圧死》
評価ポイント
- 5マナ 6点火力スペル、マナレシオ的には及第点
- 巨人をコントロールしている場合に2マナで打てるため、巨人・ウィザードのアーキタイプで多く採用されるだろう
153《ティボルトの計略》
評価ポイント
- 赤には珍しいカウンター呪文
- 確定で打ち消せるが、打ち消した呪文と異なる名前のカードがあればマナコストなしで唱えられるという能力付き
- 呪文1つを対象なので、相手だけでなく自分の呪文にも使用できる
- リミテッドでは1:1交換できないケースがほとんどのため採用しない方がよいだろう
154《怒りの神、トラルフ》
評価ポイント
- 表面は、4マナ5/4トランプルと強靭な力を持ちながら、戦闘以外の余剰ダメージを無駄なく別な対象に飛ばせる能力を持つ(3点火力をタフ2に打った場合、余剰分の1点ダメージを別な対象に飛ばせる)
- 裏面は、装備したクリーチャーに3点火力(相手プレイヤーも可)を持たせる凄い装備品
- 能力起動後、装備品が手札に戻ってくるもののマナとアンタップクリーチャーがいれば再利用も可
- リミテッドでは裏面の方が強力かつ極悪(タフ3以下の人権なくなる)
155《拷問者の兜》
評価ポイント
- 使い易い装備品カード
- 1マナと軽量、装備コストも無色1マナ
- +1/+1という最低限の強化に加え、ブロックされると相手に1点ダメージを飛ばせる火力能力あり
- トークンや終盤での小型クリーチャーを間接的に1点火力に変換可能
156《ツンドラの噴気孔》
評価ポイント
- さすがレアの除去カード
- 氷雪マナで支払った分、無色マナが返ってきてターン終了時まで使うことが可能
- 2アクションし易い点が有力ポイント
157《タスケーリの火歩き》
評価ポイント
- 誇示能力で疑似的に手札が1枚増える
- 起動コストも1マナと軽い
- 土地を探したり、有効牌を探したりと、何度も使えるわけではないが潤滑油となりそう
158《玄室荒らし》
評価ポイント
- 2マナのマナクリーチャー(宝物トークン)
- 墓地のカードを燃料にする必要があるものの、宝物トークンに変換し、色事故の解消や重たい呪文を早く唱えるために使用できる
まとめ
カルドハイム(メインセット)の赤のカードについて、レビュー結果を紹介しました。
他のレビュー結果もありますので、読んでみてください。
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