どうも、Naokuroです。
本記事の内容は、MTGの新セット「ストリクスヘイヴン:魔法学院」のカードレビュー結果です。
主にリミテッド視点(シールド・ドラフト)で評価した内容となります。
今回は「緑カード編」です。
- 収録カード(緑)を一通り確認できる!
- 弱いカード、強いカードを把握できる!(注:管理人視点)
なお、各カードの評価点数は以下の基準で付けています。
- 5点1枚でゲームに勝てるカード
いわゆるボムレアと呼ばれるカード
- 4点必ず採用したいカード
カードパワーが強く、積極的にデッキに採用・ピックしたいカード
- 3点平均的なパワーのカード
枠があれば採用したい平均的なカードパワーのカード
- 2点条件によって採用したいカード
お互いのデッキや場面によって強い/弱いが大きく変化するカード
- 1点アンプレイアブルなカード
カードパワーが低すぎてどんな場合でも採用したくないカード
本記事に掲載しているカード情報は、以下の公式カードギャラリーの情報を基にしています。
- カードタイプ×レアリティ別分布表を更新(2021.04.04)
- 13枚のカード情報を追加→全カード情報(2021.04.04)
- 5枚のカード情報を追加(2021.04.03)
- 5枚のカード情報を追加(2021.04.02)
- 1枚のカード情報を追加(2021.04.01)
- カード情報を追加(2021.03.31)
- ストリクスヘイヴンの新メカニズム
- カードタイプ×レアリティ別分布
- 119《成し遂げた錬金術師》
- 120《使役学基礎》
- 121《湿地帯のグロフ》
- 122《大技》
- 123《本のワーム》
- 124《突っ走り》
- 125《封印突破法》
- 126《貪る触手》
- 127《龍護りの精鋭》
- 128《生態学的な理解》
- 129《創発的配列》
- 130《指数関数的成長》
- 131《現地調査》
- 132《籠城用投薬》
- 133《節くれだった教授》
- 134《優等生トロール》
- 135《カロークの世話人》
- 136《力線の発動》
- 137《魔道士の決闘》
- 138《練達の対称主義者》
- 139《草むした拱門》
- 140《獣魔術の教授》
- 141《無謀な増強術師》
- 142《スカーリドの群棲》
- 143《有刺カローク》
- 144《春たてがみのサーヴィン》
- 145《絡み罠》
- 146《新緑の熟達》
- まとめ
ストリクスヘイヴンの新メカニズム
「ストリクスヘイヴン:魔法学院」には以下4つの新メカニズムが収録されています。
- 履修
- 講義
- 魔技
- 護法
カードの内容を確認する前に、これら4つの新メカニズムのポイントを把握しておきましょう。既に把握済みの方は読み飛ばしてください。
カードタイプ×レアリティ別分布
カードタイプ×レアリティ別のカード枚数を以下の表に記載します。
レアリティ表記:C(コモン)、U(アンコモン)、R(レア)、M(神話レア)
カード タイプ | C | U | R | M | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
クリーチャー | 6 | 5 | 3 | 0 | 14 |
エンチャント | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
アーティファクト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
インスタント | 3 | 1 | 0 | 0 | 4 |
ソーサリー | 3 | 3 | 3 | 1 | 10 |
プレインズウォーカー | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
合計 | 12 | 9 | 6 | 1 | 28 |
119《成し遂げた錬金術師》
評価点数:
- 4マナ 2/5とタフネスが高く火力などの除去耐性あり
- マナクリとして好きな色を出せ、ライフゲインした点数に応じて大量のマナを出すこともできる
120《使役学基礎》
評価点数:
- ライブラリートップから6枚を見てクリーチャーカードを1枚手札に加えられる
- リミテッドではクリーチャーを多めに採用している&6枚見れるという点から何かしらのクリーチャーは引けるだろう
- 強力なクリーチャーがいればいるほど強く使えるカード
- 講義でサイドボードで控えていられる点も優秀
121《湿地帯のグロフ》
評価点数:
- 2マナ 5/4という破格のコスパ
- クリーチャーを1体生贄にするか、3マナを追加で支払う必要あり
- 5マナ 5/4でもよいが、1ターン目に1マナクリーチャーを出して2ターン目に出せると一気に有利な盤面を形成可能
122《大技》
評価点数:
- 2マナのコンバットトリックカード
- 一時的に+3/+3と到達を得ることができ、その後も+1/+1カウンターが置かれるので効果が持続する
123《本のワーム》
評価点数:
- 最近の緑のカードでよく見かける感じの大型クリーチャー
- 8マナと重たいが7/7 トランプルという強力なステータスを持つ
- ETB能力で3点ゲインと1ドローのオマケ付き
- 墓地から回収(ライブラリートップから3枚目)も可能
- マナ加速やリアニメイトで早めに出したいクリーチャー
124《突っ走り》
評価点数:
- 1マナのキャントリップ付きコンバットトリック
- ステータス修正が無くトランプルのみ付与される
- ブロックではバットリの意味が無く、攻めているとき&パワーが高いクリーチャーの場合だけ有効
- 単純に緑の1マナ1ドローカードとして見ると強い
125《封印突破法》
評価点数:
- アーティファクトやエンチャントの除去カード
- 邪魔者トークンを生成できる場合あり
- 普段はメインに採用しづらいカードだが、講義カードなので気軽に使える
126《貪る触手》
評価点数:
- 緑の貴重な除去カード、格闘ではなくパワーに等しいダメージという点が強力
- ライフゲインの誘発も狙える
127《龍護りの精鋭》
評価点数:
- BOX購入特典としてプロモ版もあるカード
- 魔技の誘発のたびに+1/+1カウンターが置ける育てがいのあるクリーチャー
- 2マナ 2/2という安定ステータスに加えて、マナフラ受けも良く使いやすい
128《生態学的な理解》
評価点数:
- 3マナ+Xマナのコストで唱えるスペル
- ライブラリーと墓地から異なる名前かつマナ総量がX以下のクリーチャーを最大4枚探し、対戦相手が選んだ2枚をライブラリーに、残りの2枚を戦場に出すという効果
- 相手が選ぶ枚数が2枚なので4枚のカードを選ぶべき
- 追放領域からは探せないので注意
- クリーチャーカードのコスト分、Xマナを支払っておかないといけない点に注意
129《創発的配列》
評価点数:
- 土地サーチ&クリーチャー化スペル
- サーチしてきた土地をクリーチャー(0/0)に変化させ、ターン中に戦場に出した土地と同数の+1/+1カウンターを置く
- 基本 1/1クリーチャー、多くても2/2や3/3程度だろう
- 多色環境となるので重要な土地サーチスペルと判断
- 魔技シナジーあり
130《指数関数的成長》
評価点数:
- 2X+2マナで打てる単体超強化スペル
- 4マナで2倍、6マナで4倍、8マナで8倍、10マナで16倍・・・
- インスタントではないので、トランプルや飛行などの回避能力持ちクリーチャーに使用して一気に勝負を決められる
131《現地調査》
評価点数:
- 基本”森”カードのサーチという点がどこまで生かせるのか不明なので評価低い
- ”森”カードで多色マナが出る土地カードがあれば評価UP
132《籠城用投薬》
評価点数:
- 1マナでライフゲイン(2点)と強化(+2/+2)が可能なスペル
- 他のライフゲインと組み合わせると強化できるサイズが上がる
133《節くれだった教授》
評価点数:
- 4マナ 5/4 トランプルとフィニッシャーレベルのクリーチャー
- ETB能力で履修も可能
134《優等生トロール》
評価点数:
- ライフゲイン量を+1できる
- 自分のライフが25点以上の場合は4/4警戒クリーチャーに強化される
135《カロークの世話人》
評価点数:
- 5マナ 3/3とステータスは弱いが、能力が強いシステムクリーチャー
- 魔技によって任意のクリーチャーに+1/+1カウンターを置ける
136《力線の発動》
評価点数:
- マナフラ受けの良いフィニッシャースペル
- コントロールしている土地の数に等しいパワー、タフネスのクリーチャーを生成する
- +1/+1カウンターシナジーあり
137《魔道士の決闘》
評価点数:
- 3マナの格闘除去(+1/+2)スペル
- 他のスペルを唱えていると1マナにコスト軽減可能
- コスト軽減しなくても十分強い
138《練達の対称主義者》
評価点数:
- 4マナ 4/4 到達持ちと飛行クリーチャーにも強いクリーチャー
- 特定条件のクリーチャーが攻撃するたびにトランプルを付与できるので、相手にダメージを通しやすい
- パワーとタフネスが等しい=1/1、2/2、3/3、4/4・・・というサイズのクリーチャー
139《草むした拱門》
評価点数:
- 序盤をガッチリ守る壁クリーチャー
- 中盤以降も毎ターン1点ライフゲインが可能
- 有事の際は生贄にすることで履修できる
140《獣魔術の教授》
評価点数:
- 4マナで1枚で2体のクリーチャーを同時に出せる
- 2体合わせて4マナ 5/4とコスパ〇
- 邪魔者トークンでのライフゲインシナジーも狙える
141《無謀な増強術師》
評価点数:
- 序盤は2マナ 2/2として中盤以降は4/4以上として運用可能なクリーチャー
- マナフラ受けとしても良く、単体強化していると突然超大型クリーチャーに進化できることもある
142《スカーリドの群棲》
評価点数:
- 2マナ 2/2 到達持ちのクリーチャー
- 土地を8つコントロールしている終盤になると4/4になるが、それ以上の利点なし
- 《無謀な増強術師》の方が使い勝手が良い
143《有刺カローク》
評価点数:
- 3マナ 2/4だけという本セットでは珍しいバニラクリーチャー
- 3マナ 2/4というステータスが環境的にどの立ち位置かで評価が変動する
- 他カードとのシナジーも狙えないので現状は採用しない寄りの評価
144《春たてがみのサーヴィン》
評価点数:
- 3マナ 3/2 でライフゲイン系のシナジーも狙えるクリーチャー
145《絡み罠》
評価点数:
- 毎セット収録される緑の飛行クリーチャー除去(5点ダメージなので確定除去ではない点に注意)
- アーティファクトも破壊可能
146《新緑の熟達》
評価点数:
- マナ加速カード
- ライブラリーから基本土地カードを最大4枚探して、2枚をタップイン、2枚を手札に加える効果
- 6マナコスト or 4マナコストで唱えることが可能
- 軽減コストで唱える場合は、探した4枚のうち1枚を相手のコントロール下でタップイン
- 最速4マナで唱える使い方が最も強いと思うが、相手にも1枚マナ加速してしまう点に注意
- 色事故ケア、デッキ圧縮=ドローを濃くする=マナフラケアの効果あり
- 本カードを使うのであればマナカーブを後ろ側に寄せたい(重め)
まとめ
「ストリクスヘイヴン:魔法学院」のカードレビュー”緑カード編”の内容を紹介しました。
他のカードレビュー記事もありますので、よろしければ読んでみてください。
本記事の内容が少しでも皆さんのお役に立てたのであれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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