新たな次元『ダスクモーン:戦慄の館』で、恐怖と謎に満ちた冒険が始まります。
2024年9月27日にリリースされるこの最新セットは、ホラーをテーマにした世界が舞台となっており、これまでのマジック:ザ・ギャザリング(MTG)に新たな恐怖の息吹を吹き込みます。プレイヤーは不気味な館で生き残りを懸けた戦いに挑むことになります。
この記事では、『ダスクモーン:戦慄の館』の全貌を探り、この次元の核心に迫ります。
新たに登場するカードやメカニズム、特別な仕様について詳細に解説し、また、プレリリースやイベント情報を通じて、この次元での戦いを有利に進めるためのヒントを提供します。既存プレイヤーも新規プレイヤーも、この記事を読むことでこの新セットに対する理解を深めることができるでしょう。
不気味な館の中に足を踏み入れる準備はできていますか?
ここで得た知識を武器に、新たな次元での冒険を始めましょう。恐怖の館に隠された秘密を解き明かし、勝利をつかむための情報を手に入れてください。さあ、物語の扉を開き、『ダスクモーン:戦慄の館』の世界へと旅立ちましょう…。
当ブログの管理人が運営するカードショップ「naokuroshop」も、ぜひよろしくお願いいたします!
イントロダクション
不気味な次元『ダスクモーン:戦慄の館』へようこそ
2024年9月27日にリリース予定の『ダスクモーン:戦慄の館』は、ホラーをテーマにした新次元を舞台にしています。プレイヤーは、この不気味な館の中で繰り広げられる恐怖と戦い、謎を解き明かす冒険に挑むことになります。
このセットの中心となるのは、「生き残り」と「恐怖」という二つのテーマです。次元全体が一つの巨大な館として存在し、その館を支配する悪意あるデーモン「ヴァルガヴォス」が、プレイヤーの行く手を阻みます。館内のあらゆる場所には危険が潜んでおり、一瞬の油断が命取りとなる世界です。
この館は、常に変化し続ける不気味な環境を持ち、プレイヤーが直面するのは予測不可能な展開です。『ダスクモーン』の世界では、恐怖が物質化してプレイヤーを次々と試練に追い込みます。これまでのMTGセットとは異なる独自の世界観が、プレイヤーに新たな戦略と挑戦を求めることでしょう。
セット略号と使用可能フォーマット対応表
『ダスクモーン:戦慄の館』には以下3種類のセット(3文字略号併記)が含まれています。
- メインセット(DSK)
- 統率者セット(DSC)
- スペシャルゲスト(SPG)
フォーマット | DSK | DSC | SPG |
---|---|---|---|
スタンダード | ○ | ✕ | 収録カード依存 |
パイオニア | ○ | ✕ | 収録カード依存 |
モダン | ○ | ✕ | 収録カード依存 |
レガシー | ○ | ○ | ○ |
ヴィンテージ | ○ | ○ | ○ |
統率者戦 | ○ | ○ | ○ |
主要フォーマットの対応表(パウパーなどは便宜上割愛)
セット毎のレアリティ・シンボル一覧表
セットごとのレアリティ・シンボル一覧表を以下にまとめました。これは、各セットにおけるカードのレアリティを示すシンボルを一覧にしたものです。
レアリティ | DSK | DSC | SPG |
---|---|---|---|
神話レア | |||
レア | |||
アンコモン | |||
コモン |
ダスクモーンの次元とその背景
『ダスクモーン:戦慄の館』の舞台となる次元ダスクモーンは、ホラーの要素を色濃く持つ世界です。元々は普通の住居だった館が、デーモンのヴァルガヴォスによって次元全体を飲み込み、不気味で恐怖に満ちた世界へと変貌しました。この次元には、さまざまな謎と恐怖が潜んでおり、その中で生き延びるための知恵と勇気が求められます。
ダスクモーン館とは?
ダスクモーン館は、かつてはただの住居に過ぎなかったものが、悪魔ヴァルガヴォスの影響によって次元全体を包み込む恐怖の館へと変貌を遂げました。この館は、ヴァルガヴォスの飽くなき恐怖への渇望によって支配され、次元の全てを飲み込んでしまったのです。
館は、住民の恐怖によって生きているかのように振る舞い、その内部は常に変化し続けています。廊下や部屋は絶えず組み替えられ、固定された道筋が存在しないため、館内の探索は非常に危険です。この不気味な館がプレイヤーを待ち受ける舞台となり、その謎を解き明かすことがセット全体の目的の一つとなっています。
ヴァルガヴォスとの関係
ヴァルガヴォスは、この次元全体の支配者であり、ダスクモーン館の創造者でもあります。彼の意識は館全体に浸透しており、館の内部で起こるすべての出来事を監視し、操作することができます。ヴァルガヴォスの力により、館の住人は絶えず恐怖に苛まれ、それが彼の力の源となっています。
ダスクモーンの支配者「ヴァルガヴォス」
ヴァルガヴォスの起源と目的
ヴァルガヴォスは、ダスクモーン次元の最も恐ろしい存在であり、この世界を支配する悪魔です。かつては他の次元への影響力を持つことはできませんでしたが、彼は自らの監獄とされた館を拡張し、次第に次元全体を飲み込む存在となりました。
ヴァルガヴォスの唯一の目的は、恐怖を通じて飢えを満たすことです。しかし、その飽くなき欲望は決して満たされることはなく、次元全体を恐怖で満たし続けています。
惨劇の刻と静穏の刻のサイクル
ヴァルガヴォスの影響下にあるダスクモーン次元では、「惨劇の刻」と「静穏の刻」という二つのサイクルが存在します。惨劇の刻は、ヴァルガヴォスが脱皮し、新たな姿に生まれ変わる時期であり、次元内の恐怖が最大限に高まります。この期間中、館の内部はさらに不安定になり、新たな怪物や危険が出現します。
対照的に、静穏の刻は、ヴァルガヴォスが新たな成長に集中する時期であり、館内は一時的に静かで安全な状態に近づきます。この期間は、生存者たちが次の惨劇の刻に備えるための貴重な時間です。
館の構造と主要な領域
ダスクモーン館は、常に変化し続ける不気味な建物で、その構造は予測不能です。廊下がどこにも繋がらない、寝室の扉が突然密林の真ん中に開くなど、館内の探索は非常に困難で、地図を作成することはほぼ不可能です。また、館の構造はヴァルガヴォスの意識によって操作され、生存者たちを混乱させるために意図的に変化させられることもあります。
この館は、独自の雰囲気と特徴を持つ5つの主要な領域に大まかに分類されます。それぞれの領域は異なるテーマを持っており、プレイヤーに多様な体験を提供しますが、領域間の境界は曖昧で、部屋同士が頻繁に接続されています。
5つの領域
- ミストムーア
- フラッドピット
- ベイルマーク
- ボイラービルジ
- ホーントウッド
そして、舘の最奥には、ヴァルガヴォスの棲む暗黒の地下室、ビロウがあります。ビロウは唯一固定された領域であり、館全体を支配するヴァルガヴォスの触手がここから館の至る所へと伸びています。この領域は他の領域とは異なり、館の本当の出口があると噂されていますが、そこに辿り着いた者は誰もいません。
ミストムーア
ミストムーアは、ダスクモーン館の中でも特に不安と緊張感が漂う広大な領域です。このエリアは、音がこだまするような空っぽの空間で満たされており、訪れる者に常に不気味な静寂を感じさせます。
玄関広間は大理石の奇怪な彫像が並び、微風に揺れる白布がかけられた廊下が続いています。その上には、蜘蛛の巣が張り巡らされた屋根裏部屋が広がり、さらに高くそびえるアーチの下では、砂が容赦なく侵食して積み重なったテラスが沈みゆく様子が見られます。
この領域にある部屋の多くは、白い石造りの建築物、波打つカーテン、風に舞う砂、そしてどこまでも広がる灰色の空が特徴です。太陽が見えないため、常に薄暗い雰囲気が漂っており、訪れる者に終わりのない不安感を与える空間となっています。
フラッドピット
フラッドピットは、ダスクモーン館の中でも最も物理法則を無視した、異様な環境が広がる領域です。このエリアでは、現実離れした通路や建築物が混在し、訪れる者に強烈な違和感を抱かせます。
領域内には、視界を遮る冷たい霧が漂う廊下や、凍りついた地下湖が広がり、足を踏み入れると降りることができないよじれた階段が待ち受けています。図書室では、腰まで浸かるほどずぶ濡れになったページが散らばり、滝が流れ込んでいるという異様な光景が広がります。また、湿ってかび臭い寝室には、不気味な水の染みがまだら模様に広がり、訪れる者に圧倒的な不快感を与えます。
この領域の部屋では、さまざまな形態の水(固体、液体、気体)が存在し、壁一面に広がる静電気のスクリーンなど、通常ではありえない現象が日常的に見られます。フラッドピットは、その物理的な異常さが一層、探索者にとっての恐怖を増幅させる場所となっています。
ベイルマーク
ベイルマークは、ダスクモーン館の中でも特に薄暗く、不気味な雰囲気が漂う領域です。このエリアに足を踏み入れると、まず目に入るのは明かりのない腐った床板の玄関ホールで、不快なほど垂れ下がった蜘蛛の巣が絡みついています。周囲には墓石が点在する沼地が広がり、萎れた木々がまるで掴みかかってくるかのようにそびえ立っています。
地下室に至ると、不吉な暗闇が支配する中で、視界の隅に映る影が動いているかのような錯覚に陥ります。ベイルマークは、その薄暗さや腐敗の進んだ環境だけでなく、有機的で実体を持つかのような影が異様に濃い場所でもあります。
ギザギザの裂け目や腐った床板が随所に見られ、その隙間には腐敗した沼地や枯れた植物が不気味に横たわっています。ベイルマークは、その見た目以上に深い恐怖を与える領域であり、探索者にとっての最大の試練が待ち受ける場所です。
ボイラービルジ
ボイラービルジは、ダスクモーン館の中でも特に危険な領域で、息苦しいほどの熱気が充満しています。ここには、硫黄の噴出口へと続く急な下り階段や、壁の裂け目が鮮やかに輝く廊下が広がっており、その輝きは美しさというよりもむしろ不吉な雰囲気を醸し出しています。火災で荒廃し、黒焦げになったガラクタ置き場もこの領域の特徴です。
ボイラービルジの地形は、急峻な崖や鋭く尖った建築物、そして噴き出す炎など、明らかに危険な要素で満ちています。この領域では、地震や炎竜巻といった暴力的で破壊的な現象が頻繁に発生し、探索者が生き延びることは非常に困難です。ボイラービルジに足を踏み入れる者は、この領域がもたらす極度の危険性に常に警戒を怠らない必要があります。
ホーントウッド
ホーントウッドは、ダスクモーン館の中でも特に異質な領域で、内部的な場所と外部的な場所の境界が最も曖昧になっています。この領域では、棘だらけの蔓や茨が廊下を覆い尽くし、有毒植物や肉食植物が自由に繁茂する温室が特徴的です。また、光の差さない密林の中に孤立した小屋や、枝編みの呪い品がぶら下がるドームも存在します。
ホーントウッドでは、木々や草が晩餐室や回廊に侵入し、樹冠の一部が失われた梁の代わりに屋根を支えていることがあり、館の内部が自然によって侵食されている様子が見られます。特に、貪欲かつ自由奔放な植物の成長は、館の構造自体を腐敗させているように感じられ、探索者たちはこの領域で常に自然の力と向き合うことになるでしょう。
ビロウ
ビロウはダスクモーン館の最も深い場所に存在する、ヴァルガヴォスが棲む暗黒の地下室です。この領域は、館全体で唯一、決して移動しない固定点として存在しています。ヴァルガヴォスはここから館全体に触手を伸ばし、彼の意志を隅々にまで及ぼしています。
ビロウに辿り着くためには、ベイルマークの奥深くに位置する館のかつての姿であった住居の地階を抜けなければなりません。この領域には、ヴァルガヴォスが脱皮を繰り返してできた抜け殻で形成されたトンネルが存在し、そのトンネルは彼が脱皮するたびにさらに深く掘られていきます。
館の唯一の出口がビロウに存在すると噂されていますが、これまでにそこに辿り着き、真実を確かめた者はいません。この領域は、探索者にとって最も危険で、かつ逃げ場のない場所として恐れられています。
ダスクモーンに存在するその他の勢力と生物
ダスクモーンの恐ろしい世界には、多様な勢力と生物が存在し、それぞれが独自の特性と役割を持っています。
ナイトメア
ナイトメアは生存者の最も深い恐怖が具現化した存在です。個々のナイトメアは、生存者が持つ特定の恐怖を象徴しており、同じ恐怖を共有する複数の生存者によって、ナイトメアの力や大きさが増幅されることもあります。ナイトメアは、創造主である生存者を再び恐怖に陥れることを目的としており、その恐怖を克服することで初めて打ち勝つことが可能です。
館底種
館底種は、ヴァルガヴォスの白昼夢が形を持った恐怖の存在です。彼らは生存者を純粋な恐怖で圧倒し、その精神を崩壊させることを目的としています。館底種を出し抜くことは非常に困難であり、彼らの興味を失わせることが唯一の逃れる方法とされています。
光霊
光霊は、館の中で生存者たちを支える善意の存在です。彼らは生存者の希望や思い出を形にしたもので、ヴァルガヴォスの悪意に対抗する魔法的な庇護を提供します。光霊との出会いは、過酷な館内での探索において生存者にとって大きな支えとなるでしょう。
ヴァルガヴォスの教団
ヴァルガヴォスの教団は、館を支配するヴァルガヴォスを崇拝し、その栄光を広めることに専念する集団です。彼らは「門閾の賜物」と呼ばれる儀式を通じて、恐怖からの解放を信じていますが、その実態はヴァルガヴォスへの完全な服従と奉仕を強いるものです。教団は生存者を欺き、強制的に教団員へと引き込むためにさまざまな手段を講じます。
錯霊
錯霊は、ヴァルガヴォスの神格化以前に亡くなった霊たちが館の中に入り込んだ存在です。彼らは館の壁の隙間や鏡などから侵入し、歪んだ姿で現れます。錯霊は自分たちが死んだ瞬間の感情に囚われており、生存者に助けを求めたり、時には怒りと飢えで襲いかかったりします。
剃刀族
剃刀族は、生存者が絶え間ない苦痛に陥ることを楽しむ歪んだ存在です。彼らは他の生存者を捕え、拷問や罠にかけることで自分たちの欲求を満たします。剃刀族から逃れるのは極めて難しく、唯一の対抗手段は彼らを完全に無力化することです。
木人
木人は、かつて人間だった者たちが儀式によって木の構築物へと変わった存在です。彼らは外見的には木や枝編み細工に見えることが多く、生存者に気づかれることなく襲いかかります。木人は炎や大きな刃物に弱く、それらを使うことで退けることが可能です。
生きた玩具
生きた玩具は、ヴァルガヴォスの力によって知覚と生命を得た無生物の存在です。彼らは一見無害に見えますが、実際には生存者を油断させて襲いかかる狡猾な生物です。生きた玩具を倒すには完全に破壊するしかなく、部分的な損傷では活動を止めることはできません。
デーモン
デーモンたちは、かつてヴァルガヴォスに挑んだが敗北した存在です。彼らは今でも危険な存在であり、人間との契約を通じて再び力を取り戻そうとしています。ヴァルガヴォスに対抗する力を得るために、人間に悪意を持って接近し、破壊行為を行います。
けだもの
けだものは、大型で毛むくじゃらの生物であり、生存者たちを守護する存在です。彼らは愛情を求め、忠誠心を持って生存者を助けますが、仮面の下の素顔を見られることを極度に恐れています。もし素顔を見られた場合、けだものは激怒して攻撃することがあるため、注意が必要です。
グレムリン
グレムリンは、いたずらや悪ふざけを楽しむ無秩序な存在です。彼らは生存者の装備を損ねたり、重要な瞬間に悪影響を及ぼすことがありますが、その行動が結果的に生存者を助けることもあります。グレムリンは館のどこにでも現れる予測不可能な存在です。
生存者たちと彼らの運命
館に捕らわれた生存者たちの生活
ダスクモーン館に取り込まれた生存者たちは、恐怖と絶望に満ちた過酷な生活を強いられています。館内で生き延びるためには、彼らは常に移動し、注意を払って周囲を警戒しなければなりません。館はその構造を絶えず変化させるため、生存者たちはいつも不安定な環境の中で生き延びる方法を模索しています。
館研究所や後援者、ドアブレードといった生存者の組織
生存者たちは、いくつかの組織に分かれて館内で生き延びる術を探しています。
- 館研究所
館研究所は、ダスクモーン館の超常現象を研究し、その弱点を見つけ出そうとする集団です。彼らはフラッドピットの使われていない手術室に基地を構え、館内の生物や現象を分析し、最終的には館を打ち倒す方法を探しています。 - 後援者
後援者は、館内で必要な物資を隠し持ち、他の生存者たちを助けることを目的とする集団です。彼らは館内の地理に精通しており、生き延びるために必要な物資を手に入れる術を知っています。 - ドアブレード
ドアブレードは、館内の怪物を狩り立てて倒すことを目的とする戦闘集団です。彼らは館研究所と協力し、怪物の弱点を利用して襲撃を行い、敵を一掃しようと試みます。ドアブレードの活動は危険を伴いますが、彼らの果敢な行動によって多くの生存者が救われています。
生存者たちの最後の希望と運命
ダスクモーン館での生活は、常に死と隣り合わせです。しかし、生存者たちは希望を捨てず、なんとかしてこの恐怖の館から脱出しようとしています。彼らにとって唯一の希望は、館の最深部にあるとされる「唯一の出口」であり、そこに辿り着けば外の世界へ逃げられると信じられています。しかし、その出口が実際に存在するかどうかは、未だ明らかにされていません。
生存者たちの運命は、彼らがどれだけ勇敢に、そして賢明に行動するかにかかっています。館内での過酷な日々が続く中、彼らは自分たちの運命に立ち向かい、最後の希望を追い求めるのです。
主要キャラクターの紹介
『ダスクモーン:戦慄の館』の舞台となる奇妙で恐ろしい館に、各々の理由で集うこととなった運命の人物たち。彼らは、それぞれの過去や力、そして未解決の問題を抱えながら、館の謎と危険に立ち向かいます。
ナシ
タミヨウの息子であり神河の一員。母を失った悲しみの中で、彼は母の記憶を取り戻すために行動していたが、奇妙な扉を通り抜けた後に行方不明。
漆月 魁渡
神河の忍者で、影の中を自在に移動する能力を持つ。冷静かつ敏捷であり、任務の遂行に全力を尽くす。神河の古代からの遺物を守るため、また失われた友人ナシの救出のために奔走する。本作では、タミヨウの巻物を取り戻す任務を果たしつつ、放浪皇の依頼でナシの救出作戦に参加する。
放浪者(放浪皇)
神河の皇であり、次元を越えて旅する能力を持つが、その力を制御できなくなったため「放浪者」として知られている。灯を失った後、ようやく自らの次元を学び、そこに根を下ろす自由を得た。魁渡にナシの行方不明を伝え、彼に協力を求める。
タイヴァー・ケル
カルドハイム次元のエルフの王子で、戦士としての力を誇る。敵を前にして勇敢に戦い、肉体を石に変化させる能力を持つ。魁渡の依頼を受けてナシの救出作戦に参加することを快諾し、特に破壊的な役割を担う。基本的にシャツの一枚すら着ていない。
ニコ・アリス
元プレインズウォーカーで、テーロス次元の出身。魔法の破片を操り、戦闘での正確な攻撃を得意とする。灯を失い、自身の力と存在意義に対する複雑な感情を抱えている。魁渡の提案を受け、ナシ救出のためにラヴニカに同行することを決意する。
ジモーン・ウォーラ
ストリクスヘイヴン大学のクアンドリクス所属の学生で、イゼット団と共同で異次元空間理論に関する研究を行っている。科学者としての知識と技術を駆使し、ナシの捜索に協力する。彼女は新たな発見を楽しみにしているが、その軽い態度が他の者たちに不安を与えることもある。
アミナトゥ
運命の糸を紡ぐ力を持つ少女。年齢に似合わず強力な魔法を操り、運命を変える能力を持つ。今回の冒険では自身が直接扉を通ることはないが、その力で仲間たちを助ける。彼女の存在は、ナシ救出作戦において非常に重要な役割を果たすことだろう。
公式ストーリー
「ダスクモーン:戦慄の舘」のストーリーは以下公式ページで公開されています。ここでは各ストーリーの簡単なあらすじを紹介します。
メインストーリー
サイドストーリー
第一話「暗く古い館を通り過ぎてはいけない」
物語は、長年放置されていた朽ちた古い館に、新たな住人が引っ越してくるところから始まる。この館は他の家々とは異なり、長く空き家のままで放置され不気味な雰囲気を漂わせている。新たに引っ越してきた家族が館の前に到着すると、玄関の扉がひとりでに開いて家族を迎え入れた。
一方、神河では、漆月魁渡がタミヨウの遺品である巻物を取り戻す任務を遂行していた。任務の途中で放浪者と再会し、彼女からタミヨウの息子ナシが行方不明になったことを知らされ、彼の救出に協力を求められる。魁渡はナシを救うため、タイヴァー・ケルとニコ・アリスを仲間に加えることを決意する。
その後、一行はラヴニカへ向かい、ギルドパクトのリーダーであるニヴ=ミゼットと会い、次元を越える謎の扉について議論する。ここで、異次元空間に関する知識を持つジモーン・ウォーラが加わることが提案される。彼女の専門知識が重要であると判断され、ジモーンも同行することとなる。
また、アミナトゥという未来を見通す力を持つ少女が登場し、彼女が予見した未来が、彼らがダスクモーンへ向かう道を示す手がかりとなる。アミナトゥの助言を受けた一行は、ナシを救出するため、恐怖の館「ダスクモーン」へと足を踏み入れる。
第二話「パーティーを分けてはいけない」
救助隊がダスクモーンの館に足を踏み入れると、館内は薄暗く不気味な雰囲気に包まれていた。探索を進める中で、彼らは入ってきた扉が突然消えて館内の構造が自ら変化していることに気づく。ニコ・アリスが過去にテーロスで経験した迷宮の教訓から「右折を続ける」という戦術を提案し、一行はその方針に従って探索を続ける。しかし、館の罠によってタイヴァー・ケルとジモーン・ウォーラが他の仲間たちから引き離されてしまう。
その後、漆月魁渡も館の罠にかかり仲間たちと離れ離れになってしまう。残された放浪者とニコ・アリスは館の深部へと進む中で、剃刀族と呼ばれる謎の存在と遭遇する。彼らは館に住む謎の人物ウィンターと出会い、その場を切り抜けることに成功するもののウィンターから「ダスクモーンに捕らわれた者はもはや逃れることはできない」と警告される。
館の持つ異常な力によって仲間たちは次第に分断され、絶望的な状況に追い込まれていく。館の恐怖と謎が深まる中で、三つに分断されてしまった彼らはナシを救出するための道をそれぞれ模索し続けることになる。
第三話「振り返ってはいけない」
ニコと放浪者は、剃刀族から救ってくれたウィンターと共に行動する。彼らは館の客間にいるが、ウィンターは絨毯の蛾の模様を避けるように歩き、ニコたちにも注意を促す。ウィンターは、館には知性があり、狩りをするように動いていると説明する。ニコは館の脅威を感じながらも、ウィンターを信じて進む決意を固める。彼らが進むと、放浪者の前に金色の光でできた小さなドラゴンの光霊が現れる。ウィンターはそれが館に囚われた人々の希望や夢の残り物であり、道案内をする存在だと説明する。光霊に従うことを決めた彼らは、ナシを探すために館の奥深くへと向かう。
一方、魁渡は落下して森の中に到着する。森は腐敗し、霧に覆われている。頭上には炎を放つドラゴンが飛び交い、魁渡は避けるために必死に逃げるが、やがて平原に出る。そこはすでに灰と煙が舞う荒れ果てた場所であり、魁渡は幻のドラゴンに遭遇する。彼は地下室へと転移し、そこでジェイスと再会する。互いに対立していたが、危険が迫っていることを悟り、共闘することにする。
同時に、タイヴァー・ケルとジモーン・ウォーラは図書室にいる。タイヴァーは図書室が安全であることを確認しながら、ジモーンが古い書物を調べている様子を見守る。しかし、突如として異形の怪物が現れ、彼らを襲う。タイヴァーは怪物と戦い、石の力を使って一時的に撃退するが、怪物は再び立ち上がる。二人は退避し、図書室の奥深くへと逃げ込む。館の恐怖がますます増していく中、彼らは生き延びるための策を模索し続ける。
第四話「諦めてはいけない」
放浪者、ニコ、ウィンターの三人は、ナシを捜索するため、光霊の導きでダスクモーンの館内を進んでいた。彼らは鏡の間に入り込み、そこで錯霊と呼ばれる幽霊のような存在に遭遇する。ニコは、鏡の中から現れた錯霊に対して魔法を使い、その攻撃を見事に撃退する。その後、光霊が彼らを森のような場所へと導き、そこでナシと他の鼠人(ねずみびと)たちが木人に囚われているのを発見する。放浪者とニコは木人と戦う中で、アミナトゥから渡された運命変えの細工によって最悪の未来を回避する。最終的に放浪者たちは、火を使って木人を撃退し、ナシたちを解放することに成功する。ナシは放浪者たちに感謝しながらも、母親の捜索を諦めない決意を新たにする。
一方、タイヴァーとジモーンは、館の別の場所でジモーンの亡くなった師匠キアン学部長の幻影に遭遇する。キアン学部長はかつてジモーンにとって大切な存在だったが、彼女が目の前に現れたことでジモーンは混乱する。タイヴァーは、この幻影が館の罠であることを見抜き、ジモーンを守ろうとする。タイヴァーたちは窮地に陥るものの、アミナトゥから渡された運命変えの細工によって幻影を退けることに成功する。二人は、この館が多元宇宙にわたって罠を仕掛け、飢えたように人々を捕らえていることに気づく。ジモーンとタイヴァーは、館の力に抗いながら進むことを決意する。
魁渡とジェイスは館の地下室でナイトメアに襲われる。ナイトメアは人の恐怖を実体化させた存在であり、二人に襲いかかってくる。ジェイスは精神魔法を駆使し、ナイトメアの恐怖を取り除くことでこれを撃退する。その後、彼らは巨大な洞窟にたどり着く。洞窟の奥には一つの扉があり、二人はその扉に向かって歩き始めるが、途中で足元の床が崩れ、濃厚で粘つく物質で満たされた穴に落ちてしまう。粘つく物質は二人の動きを妨げ、魁渡は足枷に捕らえられるが、ジェイスが助けようと手を差し伸べる。だがその時、ジェイスは天井に映し出されたヴラスカの姿を見て、彼女を救うために急いでその場を去ってしまう。魁渡は、独力で粘体から抜け出すため、最終的にラヴニカへとプレインズウォークして脱出を図る。
第五話「屈してはいけない」
タイヴァー・ケルとジモーンは、館内の探索を続けている。タイヴァーの変成魔法により、館の肉体を利用して怪物から身を隠しつつ進んでいた彼らは、やがて安全そうな部屋にたどり着く。そこには、若い少女マリーナが座っており、彼女は以前ジモーンが見た古い肖像画に描かれていた人物と同じ姿をしていた。マリーナが部屋を出ると、館は不気味な姿に戻り、ジモーンとタイヴァーは彼女を追うことになる。
マリーナと出会った二人は、彼女が館の変化を抑える力を持っていることを知る。ジモーンはマリーナの日記を手に入れ、彼女が過去に悪魔ヴァルガヴォスと交流していたこと、そしてその結果として館が現在の異常な状況に陥ったことを知る。マリーナは、館の変化を恐れ、誰も傷つけたくないと願っているが、その意志に反して館とヴァルガヴォスの力は広がっている。
一方、放浪者、ニコ、ナシ、ウィンターの一行は、館の中の異様な森を進んでいた。ナシは母親の声を感じ取り、その声に導かれるように進むべき方向を決める。途中で、彼らはヴァルガヴォスの教団と遭遇し、捕らえられている生存者たちを解放しようとするが、教団の指導者による反撃を受ける。放浪者は拘束され、ナシとニコも危機的な状況に陥る。
一方、魁渡はダスクモーンからラヴニカへと逃げ帰るが、ジェイスに見捨てられたことに怒りを抱いていた。彼はアミナトゥやエトラータと再会し、館の危険について警告を受ける。魁渡は今後の行動を考えながら、プロフトと共に新たな策を練る。
第六話「死んではいけない」
ニコ、ナシ、放浪者はヴァルガヴォスの教団に捕らえられ、館内の部屋で厳重に拘束されていた。ヴァルガヴォスとその信者たちは、彼らを利用して次元の門を開き、貪食の父ヴァルガヴォスの勢力を拡大しようと企んでいた。ナシは母タミヨウの霊を目にし、彼女を助けようとするが、タミヨウは自分の物語の終わりを悟り、ナシに自らの解放を求める。母の意志を汲み取ったナシは、彼女を解放する決断を下す。
その最中、タイヴァーとジモーンが救援に現れ、信者たちと戦いながらニコたちを解放しようと奮闘する。混戦の中、魁渡とプロフトも助けに駆けつけ、ヴァルガヴォスとの激しい戦いを繰り広げる。最終的に、彼らはヴァルガヴォスを撃退し、館から脱出することに成功するが、ウィンターはヴァルガヴォスに捕らえられてしまう。
その後、神河に戻ったナシは、母タミヨウの教えを胸に、新たな物語の始まりを感じる。一方で、プロフトはニヴ=ミゼットの地図作成事業の完了に伴い、通常業務に戻っていた。しかし、彼の執務室に不穏な気配が現れ、背後の壁に白い翅の蛾が刻まれた扉が現れる。不穏な空気の中、扉がゆっくりと開かれ、冷たい風が吹き込むが、そこには何も見当たらなかった。
「ようこそ、舘へ」
語り手がダスクモーンの館の中で新たに訪れた者たちを迎え入れる場面から始まる。語り手は訪問者たちに館の一部である晩餐室に招き、ここが一時的に安全な場所であると告げる。しかし、ダスクモーンの館は一時的な安全を与えるだけであり、その中に潜む脅威についても暗示する。
語り手は、ダスクモーンがかつては普通の次元であり、人々が魔法を利用して便利な生活を送っていたことを語る。しかし、次第に強力な生物を召喚するようになり、制御不能な存在が館に現れたことで、館は次第に全てを飲み込む存在へと変貌を遂げた。この館は、飢えた異形の生物たちによって支配され、その中に取り込まれた者たちは逃れることができない。
さらに、館は新たな犠牲者を引き寄せるため、外の世界に扉を開くことができるようになったと語り手は続ける。訪問者たちがこの館に引き寄せられたのもそのためであり、彼らは館の飢えを満たすための新たな犠牲者となる運命にあることが示唆される。語り手は訪問者たちに、館が持つ異常な力とその飢えに警戒するよう警告し、館の中で声を上げないようにと忠告する。
物語は、語り手が訪問者たちを見送りながら、館の飢えが次なる犠牲を求め続けることを暗示して終わる。ダスクモーンの館が持つ恐怖と謎は深まり、訪問者たちの運命は不確かなままとなる。
「遊園地の子供たち その1」
遊園地の境界であるバラ園の石垣に座るドーンは、館の異変を感じながらも、食料調達班が戻るのを待っている。遊園地はかつて安全な地域とされていたが、最近の変化で危険が増していた。やがて、シティ、リル、サンセットの3人が調達から戻ってくるが、彼らは負傷しており、館内で何かが起きていることを示唆する。
シティは、館が変化し、これまでの生存戦略が通用しなくなったことを語り、ドーンにヴァルガヴォスの教団に加わるよう誘う。彼は「今や館は狩りを行える」と述べ、上着を脱ぎ捨てると、けばけばしい色彩の大きな蛾の翅が刺繍された官服を見せる。シティは両腕を広げ、ダスクモーンの支配下にあることを示すかのように不気味に微笑む。その笑みは見るだに恐ろしく、ドーンはシティがもはや味方ではないことを確信する。
突然、剃刀族を含む館の化け物たちが遊園地を襲撃し始める。ドーンは恐怖に駆られ、唯一の希望として奇妙な扉を探し求めて走り出す。遊園地が悲鳴とともに崩壊していく中、ドーンは館の支配から逃れるために必死に進んでいく。
「遊園地の子供たち その2」
ドーンは、燃え盛る遊園地から命からがら逃げ出し、仲間が次々と命を落とす様子を目撃しながらも、屋根裏の宿営地に避難する。屋根裏で他の生存者たちに遊園地での惨劇を伝えたものの、彼らは彼女を疑いの目で見ていた。彼女は屋根裏での生活に適応しながら、自身の発明に集中して過ごしていた。
ある日、ドーンは自分の工房で電撃を発する装置を完成させたが、その矢先、シティの声が聞こえた。彼は貪食の父に従うようにドーンを誘い、屋根裏の静寂の谷へ招いたが、彼女はその誘いを断り、屋根裏部屋を出ることにした。そこには殺された生存者たちの残骸があり、館の化け物たちが襲ってきた形跡が見られた。
屋根裏からフラッドピットへと向かう途中、ドーンは錯霊に遭遇し、完成したばかりの電撃装置でそれを撃退することに成功する。しかし、その直後に誰かに背後から捕まえられ、劇場へと連れ込まれる。そこには後援者の集団がおり、彼らがドーンを歓迎し、助けの手を差し伸べる。ドーンは一時的な安堵を感じたが、シティの言葉が彼女の心に残り続けていた。自分の選択が命運を分けることを悟りながら、彼女は生き残るための道を模索し続ける。
「死なせない」
ダスクモーンの館に住む奇妙な存在が、新たに繭から生まれた仲間に語りかけるところから物語は始まる。この存在は、館の中で生まれ変わり、四本の脚と二本の腕、鋭い歯と爪を持ち、館の恐怖に立ち向かう使命を負っていた。館は生き物のように意識を持ち、住人たちを変化させる力を有しており、新たな存在もその一部となりつつあった。
語り手は、自身の過去の経験を基に、かつてのリーダーであるスピンドルワイトの物語を語る。スピンドルワイトは、館の奥で「死なせぬもの」と呼ばれる存在たちに出会い、彼らを守る使命を見出す。スピンドルワイトは、多くの危険に立ち向かい、犠牲を払いながらも「死なせぬもの」を守り抜く。これによって、館の住人たちは「死なせぬもの」を守るという共通の目的を得ることになる。
新たに生まれた存在は、この教えを胸に、「死なせぬもの」を守るため館内の旅に出ることを決意する。彼らは失敗しても挑戦を続け、いつかは成功するという信念を抱きながら館での使命を追い続ける。
「おしまい」
かつては単なる一軒家だった館は、成長し続け、次第に都市や周囲の自然を飲み込みながら拡大していった。ロトゥルーの森のエルフたちは、森が強い力で守られていると信じ、館の影響が自分たちに及ぶことはないと考えていた。しかし、館の脅威は着実に迫っていた。
エルフの戦士シェバラは、森の中で遊ぶ子供たちを目撃し、それが館の存在の兆候であると直感する。彼女は王や他のエルフたちに危機を伝えようとするが、彼らは館の侵入を信じず、警戒を強めることはなかった。シェバラの警告は聞き入れられず、館が迫る恐怖に対して有効な手立てを打つことができないまま、時が過ぎていく。
最終的に館はロトゥルーの森に侵入し、森そのものを飲み込み始める。シェバラの懸念は現実となり、エルフたちは館の中に閉じ込められていく。館はその圧倒的な力で自然をも支配し、エルフたちの生きる最後の場所までも奪い去ってしまう。
物語は、館が世界全体を飲み込み、自然の循環すら破壊し、すべてを支配する存在となったことを示して終わる。エルフたちは館の内部で生き延びようと必死に抵抗するものの、館に取り囲まれた状況からは逃れられず、最後の森は崩壊する。
カードの特別な仕様
このセットでは、カードのデザインや仕様にも特別な工夫が施されています。それぞれのカードが持つ特別なデザインや演出は、プレイヤーに新たな興奮をもたらします。
「屋敷」フルアート基本土地
『ダスクモーン:戦慄の館』で登場する「屋敷」フルアート基本土地は、他の次元では見られない独特の美しさと恐怖を併せ持つデザインが特徴です。ダスクモーン館は、ただの建物ではなく、住民の恐怖によって生きる次元全体に広がる館。この館は、プレイヤーを常に変化する部屋へと誘い込みます。
この「屋敷」フルアート版基本土地は、それぞれがダスクモーン館の一部を描写しており、次元の恐怖と不気味さが余すところなく表現されています。これらの土地カードは、『ダスクモーン:戦慄の館』のプレイ・ブースターやコレクター・ブースターから手に入れることができ、コレクターやプレイヤーにとって、手元に置いておきたい特別な一枚となるでしょう。
種類 | カード画像 |
---|---|
平地 | |
島 | |
沼 | |
山 | |
森 |
「二重露光」ショーケース/テクスチャ-フォイル
『ダスクモーン:戦慄の館』では、ホラー映画の象徴的な要素である「二重露光」をモチーフにした特別なカード仕様が登場します。これらの「二重露光」ショーケース版カードは、まるでカメラのフラッシュが館内を照らし出した瞬間を捉えたかのような、恐ろしさと美しさが融合したデザインです。
この特別なカードには、ダスクモーンの次元で登場するキャラクターたちが、悪霊と遭遇する瞬間が描かれています。例えば、《放浪する救い手》や《けだものの友、トビー》といったカードがこのシリーズに含まれています。これらのカードは『ダスクモーン:戦慄の館』のプレイ・ブースターやコレクター・ブースターから入手可能で、独特のアートがホラーの雰囲気を一層引き立てています。
さらに、特に注目すべきは「二重露光」ショーケース版のテクスチャー・フォイル仕様です。これは、アートにさらに深みを与えた豪華なバージョンで、コレクター・ブースター限定で登場します。カードの表面に施されたフォイル加工が、まるで写真の中からキャラクターが飛び出してくるかのようなリアリティを生み出しています。
「二重露光」ショーケース版カードは、まさにホラー映画の一シーンを切り取ったようなデザインであり、その特別な仕様は、プレイヤーやコレクターにとって見逃せない一枚となるでしょう。
「超常」フレーム
『ダスクモーン:戦慄の館』には、恐怖とテクノロジーが交錯する「超常」フレーム版カードが登場します。このカード仕様は、まるで呪われたカメラが生存者たちを撮影し、その結果として現れた歪んだ映像のように見えます。
「超常」フレーム版カードは、テクノロジーがプレイヤーに牙を剥く瞬間を捉えたもので、通常のカードとは一線を画す特殊なデザインが特徴です。カードのアートには、不可解なノイズが走り、目を離せない異様な雰囲気を醸し出しています。例えば、《望まれぬ復活》や《チェーンソー》のようなカードがこの「超常」フレーム版として収録されています。
「超常」フレーム版カードは、ホラー映画の呪われたテクノロジーが生き生きと具現化されたような、不気味で魅力的な一枚です。このカードを手にすることで、プレイヤーはダスクモーンの恐怖をより深く体験することができるでしょう。
これらのカードは、『ダスクモーン:戦慄の館』のプレイ・ブースターやコレクター・ブースターから入手可能です。
「鏡の怪物」カード
『ダスクモーン:戦慄の館』では、特別なカード仕様として「鏡の怪物」カードが登場します。このカード仕様は、館内に潜む恐ろしい怪物たちをボーダーレスアートで描き出しており、プレイヤーに強烈な印象を与えることでしょう。
「鏡の怪物」カードは、プレイヤーがまるで鏡を覗き込んだかのように、怪物たちの恐怖を直接体験できるデザインが特徴です。《終末の加虐者》や《叫ぶ宿敵》のようなカードがこのシリーズに含まれており、通常のカードとは異なる特別なアートが施されています。
これらのカードは、『ダスクモーン:戦慄の館』のプレイ・ブースターやコレクター・ブースターから入手可能で、コレクターやプレイヤーにとって貴重な一枚となること間違いありません。『ダスクモーン:戦慄の館』の世界観をさらに深く味わうために、この「鏡の怪物」カードをぜひ手に取ってみてください。
「ジャパン・ショーケース」
『ダスクモーン:戦慄の館』では、新たなカード仕様として「ジャパン・ショーケース」版が登場します。このシリーズは、日本の才能あるアーティストたちが手掛けた独特なイラストをフィーチャーしており、伝統的なマジックカードとは異なる新鮮な魅力を放っています。
「ジャパン・ショーケース」版は、日本の美学やデザインを取り入れたアートスタイルで彩られており、特に日本のホビーショップなどで親しまれているアートが世界に広く紹介される形となっています。これにより、MTGファンにとって新たなコレクションの喜びを提供します。
カードの例として、《ホーントウッドの大主》や《永劫の不屈》が「ジャパン・ショーケース」版として登場しています。これらのカードは、通常版フォイル仕様とともに、特別な「フラクチャー・フォイル」仕様があり、通常のカードよりも一層の輝きを放つ特別な一枚となっています。
「ジャパン・ショーケース」はコレクター・ブースターパックから手に入りますが、パックの言語によって封入されている内容・確率が異なります。
コレクター・ブースター 言語 | 「ジャパン・ショーケース」 日本語版 | 「ジャパン・ショーケース」 英語版 |
---|---|---|
日本語 | 100% | 0% |
その他言語 | 33% | 67% |
日本語版のコレクター・ブースターからは必ず日本語版の「ジャパン・ショーケース」カードが封入されていますが、その他の言語版のコレクター・ブースターからは英語版が主に出現し、33%の確率で日本語版も手に入る仕組みです。
「隠れ潜む邪悪」カード
『ダスクモーン:戦慄の舘』には、「隠れ潜む邪悪」と呼ばれる一部のカードにカード番号が異なる別イラスト版が用意されています。別イラスト版には背景にダスクモーンの怪物が描かれているので、じっくりイラストを観察して見てみましょう。これらは、プレイ・ブースターおよびコレクター・ブースターから手に入ります。
別記事で一覧化していますので、併せて読んでみてください。
拡張アート
過去セットと同様に「拡張アート」版のカードも収録されます。
ボーダーレス
過去セットと同様に「ボーダーレス」版のカードも収録されます。「ボーダーレス」版は、プレインズウォーカー(悪夢滅ぼし、魁渡)1種、レア土地サイクル5種、部屋カード10種があります。
スペシャルゲスト
『ダスクモーン:戦慄の館』セットでは、ナシの救出に挑むため、多元宇宙のあらゆる場所からキャラクターたちが集結しました。これらのキャラクターたちは、「スペシャルゲスト」として特別なカード仕様で登場します。
「スペシャルゲスト」カードは、マジック全体の人気カードを集めた特別なバージョンであり、プレイヤーたちにとって馴染み深いキャラクターが一堂に会する形となっています。中でも、《集合した中隊》の特別バージョンは、これらの救出チームを描いたカードとして注目されています。
これらの「スペシャルゲスト」カードは、『ダスクモーン:戦慄の館』のプレイ・ブースターやコレクター・ブースターから出現し、ゲームプレイやコレクションにさらなる深みをもたらします。彼らの力強いイメージは、ダスクモーンの恐ろしい悪霊たちにも立ち向かう勇敢な姿を象徴しています。
ボックス購入特典
お近くのWPN店舗でブースターボックスを購入すると、ジョン・テドリック/John Tedrick氏による限定アートの拡張アート版プロモカード《ひきつる人形》を手に入れることができます。(数量限定)
フォイル仕様
さらに、今回のボックス購入特典はこれだけではなく、WPN店舗で未開封の『ダスクモーン:戦慄の館』プレイ・ブースターボックスやコレクター・ブースターボックスを購入した方は、プロモカードに加えて『ダスクモーン:戦慄の館』コレクター・ブースター1パックも受け取ることができます。
このキャンペーンは、店舗での購入や受け取りのみが対象ですので、ぜひお近くの店舗を訪れてください!
5種類の新メカニズム
『ダスクモーン:戦慄の館』では、プレイヤーに新たな体験を提供するために、5種類の新しいメカニズムが導入されます。
- 部屋/ROOMS
- 戦慄予示/MANIFEST DREAD
- 生存/SURVIVAL
- 違和感/EERIE
- 兆候/IMPENDING
これらのメカニズムの概要については、以下の記事に詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。
製品ラインナップ
『ダスクモーン:戦慄の館』にはさまざまな製品が用意されており、プレイヤーのプレイスタイルや目的に応じて選べるようになっています。ここでは、それぞれの製品の特徴とおすすめの選び方(参考)について解説します。
- プレイ・ブースター/ボックス
- コレクター・ブースター/ボックス
- 統率者デッキ
- Bundle
- Nightmare Bundle
- プレリリース・パック
プレイ・ブースターパック/ボックス
プレイ・ブースターは、リミテッドプレイ(ドラフトやシールド戦)を楽しむプレイヤーに最適な製品です。パック開封の楽しみを提供し、初心者からベテランまで幅広いプレイヤーに適しています。また、各パックにはさまざまなレアリティのカードが含まれており、デッキ構築のベースとしても活用できます。
プレイ・ブースターボックスは、リミテッドプレイ用に大量のパックを一度に手に入れたいプレイヤーや、大規模なパック開封を楽しみたいプレイヤーにおすすめです。イベントや友人同士での使用にも適しています。
- 各パック内容:
- 14枚のカード
- 1枚のトークン/広告カード、またはアート・カード
- カード内訳:
- レア以上が1枚
- アンコモンが3枚
- コモンが6~7枚 ※SPGが出現する可能性あり
- 不特定レアリティ(非フォイル)が1枚
- 不特定レアリティ(フォイル)が1枚
- 土地が1枚(20%の確率でフォイル仕様)
- ボックス:36パック入
プレイ・ブースターでは、スペシャルゲストのカードを含めて「1~4枚」のレア以上のカードが手に入ります!以下にその詳細を紹介しますが、レアカードが4枚入ったパックは、非常に希少であることがわかるでしょう。(特別仕様はショーケースなど)
- レア確定枠:以下の封入率で1枚
- レア:75%
- 神話レア:12.6%
- レア(特別仕様):8.2%
- 神話レア(特別仕様):1.4%
- レア(隠れ潜む邪悪):2.5%
- 神話レア(隠れ潜む邪悪):0.3%
- コモン枠:1/64パック(約1.56%)の割合でスペシャルゲストのカードが1枚出現(非フォイル)
- 不特定レアリティ(非フォイル):1枚 ※細かな封入率は不明
- 不特定レアリティ(フォイル):1枚 ※細かな封入率は不明
コレクター・ブースター/ボックス
コレクター・ブースターは、希少で豪華なカードを求めるコレクター向けに設計されています。特別アート仕様やフォイル仕様のカードが豊富に含まれており、カードの価値や見た目を重視するプレイヤーにとって魅力的な製品です。
コレクター・ブースターボックスは、コレクター・ブースターをまとめて購入したい方に最適で、一度に多くの特別仕様カードを手に入れることができます。特にコレクションの充実を図りたい方におすすめです。
- 各パック内容:
- 15枚のカード
- 1枚のフォイル仕様両面トークン
- カード内訳:
- レア以上(通常フォイル)が1枚
- レア以上の統率者(非フォイル/通常フォイル)が1枚
- レア以上(特別仕様)が2枚
- レア以上(各種フォイル)が1枚
- アンコモン(通常フォイル)が4枚
- コモン(通常フォイル)が5枚
- 土地(通常フォイルの屋敷フルアート)が1枚
- ボックス:12パック入
- レア確定枠:以下の封入率で1枚(通常フォイル)
- レア:76.9%
- 神話レア:12.8%
- レア(隠れ潜む邪悪):9.0%
- 神話レア(隠れ潜む邪悪):1.3%
- レア統率者確定枠:以下の封入率で1枚
- レア(拡張アート):81.9%
- 神話レア(ボーダーレス、非フォイル):12.1%
- 神話レア(ボーダーレス、通常フォイル):6.0%
- レア(特別仕様)確定枠:以下の封入率で2枚
- レア(拡張アート):18.8%
- 神話レア(拡張アート):3.6%
- レア(ボーダーレス):14.4%
- 神話レア(ボーダーレス):4.0%
- レア(超常):29.0%
- 神話レア(超常):1.5%
- レア(二重露光):17.4%
- 神話レア(二重露光):3.3%
- レア(鏡の怪物):5.8%
- 神話レア(鏡の怪物):2.2%
- レア(各種フォイル)確定枠:以下の封入率で1枚
- ジャパン・ショーケース(通常フォイル):9.0%
- 日本語パック(日本語版:9.0%、英語版:0.0%)
- 英語パック(日本語版:3.0%、英語版6.0%)
- ジャパン・ショーケース(フラクチャーフォイル):1.0%
- 日本語パック(日本語版:1.0%、英語版:0.0%)
- 英語パック(日本語版:0.3%、英語版:0.7%)
- 二重露光(テクスチャーフォイル):1.0%
- スペシャルゲスト(通常フォイル):3.1%
- その他(通常フォイル):85.9%
- ジャパン・ショーケース(通常フォイル):9.0%
統率者デッキ(4種)
統率者デッキは、統率者戦を楽しむプレイヤー向けの構築済みデッキです。すぐにプレイを開始できるため、初心者にも安心して利用できます。また、それぞれのデッキが異なるテーマを持っており、プレイスタイルに合わせて選ぶことができる点が特徴です。
- 奇跡の人(白青黒):未来予知と奇跡をテーマにしたデッキ
- 積み上がる死者の山(黒緑):墓地利用と再生をテーマにしたデッキ
- ジャンプスケア(緑青):対戦相手を驚かせる戦術をテーマにしたデッキ
- 終わりなき懲罰(黒赤):怪物を操る攻撃的なデッキ
- 統率者デッキ(カード100枚入)1個 ※新規カード10枚
- 通常フォイル仕様のボーダーレス版統率者カード1枚
- 非フォイル仕様のカード98枚
- フォイル仕様のボーダーレス版統率者カード2枚
- カード2枚入りのコレクター・ブースター・サンプルパック1個
- フォイル仕様または非フォイル仕様のレア以上の別枠版カード1枚
- フォイル仕様のアンコモン1枚
- アーチエネミー戦用の計略カード10枚
- 両面トークン10枚
- デッキボックス1つ
奇跡の人(白青黒)
積み上がる死者の山(黒緑)
ジャンプスケア(緑青)
終わりなき懲罰(黒赤)
Bundle
Bundleは、マジックの基本的なアイテムが一通り揃ったセットで、初心者からベテランまで幅広いプレイヤーに対応しています。特別仕様のカードやグッズが含まれており、コレクションを充実させたいプレイヤーにも最適です。
Bundleの内容
- プレイ・ブースター9パック
- フォイル仕様のプロモカード1枚
- 土地カード30枚
- 屋敷フルアート基本土地(通常フォイル)5枚
- 屋敷フルアート基本土地(非フォイル)5枚
- 基本土地(通常フォイル)10枚
- 基本土地(非フォイル)10枚
- 特別仕様のスピンダウン・ライフカウンター1つ
- デッキボックス1つ
Nightmare Bundle
Nightmare Bundleは、豪華な限定グッズや特別なプロモカードを求めるプレイヤー向けのセットです。ホラーをテーマにした特別なアイテムが含まれており、マジックの世界観を深く楽しみたい方にとって魅力的な内容となっています。
注意:本製品のみ発売日が異なります(2024年10月18日)
- コレクター・ブースター2パック
- プレイ・ブースター6パック
- フォイル仕様の「屋敷」フルアート版土地20枚 ※4枚ずつ
- ボーダーレス版プロモカード1枚 ※全3種類
- 「映画ポスター」版カード1枚 ※全3種類
- 両面映画ポスター3枚
- デッキボックス1つ
- 暗闇で光るスピンダウン・ライフカウンター1つ
プレリリース・パック
新セットをいち早く体験できる製品で、プレリリースイベントでの使用を前提としています。ランダムなカードとともに、限定プロモカードが含まれているのが特徴です。
- プレリリース限定プロモカード1枚(日付が刻印された通常フォイルのレアや神話レア)
- プレイ・ブースター6パック
- スピンダウン・ライフカウンター1つ ※全5種類(色)
- MTGA用のコード
- デッキボックス1つ
イベント情報とコミュニティへの参加
このセットのリリースに合わせて、様々なイベントが開催されます。プレリリースやコマンダー・パーティーなど、MTGコミュニティで楽しめるイベントが盛りだくさんです。プレイヤー同士の交流や競技を通じて、『ダスクモーン:戦慄の舘』の世界を存分に楽しんでください。
プレリリース
プレリリースは、新セットの発売前にいち早くカードを体験できるイベントです。このイベントでは、参加者が特別な「プレリリース・パック」を使用してデッキを構築し、対戦を楽しむことができます。プレリリースは、通常のリミテッドフォーマット(シールド戦形式)で行われ、参加者は6つのプレイ・ブースターパックを開封し、それらのカードを使用して最低40枚のデッキを組みます。
特徴:
- 新セットをいち早く体験:発売前に新しいカードを使って遊べる、非常に貴重な機会です。
- 特別なプロモカード:参加者には、日付入りのフォイル仕様プロモカードが1枚配布され、これがプレリリース限定のアイテムとなります。
- リラックスした環境:通常の競技イベントとは異なり、よりカジュアルで楽しむことを目的としたイベントなので、初心者でも気軽に参加できます。
プレリリースは、新セットの魅力を体感しながら、友人や新しい仲間と楽しいひと時を過ごす絶好のイベントです。
コマンダー・パーティー
コマンダー・パーティーは、統率者戦(Commander)を中心に行われる特別なイベントで、プレイヤー同士が集まって楽しむ多人数戦の形式です。このイベントは、統率者戦の楽しさを最大限に引き出すために特別なシナリオやルールが設けられており、通常のゲームプレイにユニークな要素が加わります。
特徴:
- シナリオベースのゲームプレイ:特定のテーマやシナリオに基づいたゲームが行われ、通常の統率者戦とは一味違った戦略と協力が求められます。
- 多人数戦の楽しさ:通常の1対1とは異なり、複数のプレイヤーが一緒に対戦するため、より複雑で戦略的なプレイが楽しめます。プレイヤー同士の交渉や同盟が重要になることも。
- 限定プロモカードやグッズ:参加者には、コマンダー・パーティー限定のプロモカードや特別なグッズが配布されることが多く、これらはイベント参加の大きな魅力です。
このイベントは、特に友人やコミュニティと共に集まって楽しむことが推奨されており、参加者には特別なプロモーションカードやグッズが用意されることもあります。新旧のプレイヤーが集い、戦略と友情を深める絶好の機会です。
ストアチャンピオンシップ
ストアチャンピオンシップは、店舗単位で行われる競技イベントで、プレイヤーが自分のスキルを試し、地域のトッププレイヤーを決定する大会です。このイベントは、競技的なプレイヤーにとって腕試しの場となり、コミュニティの中で名誉ある「チャンピオン」の称号を獲得するチャンスです。
特徴:
- 競技性:カジュアルなイベントとは異なり、競技志向のプレイヤーが集まるため、ハイレベルな対戦が楽しめます。
- 特別な賞品:優勝者や上位入賞者、参加者には、特別なプロモカードなどの限定アイテムが贈られます。これらの賞品は、ストアチャンピオンシップでしか手に入らない貴重なものです。
- 地域コミュニティの中での名誉:優勝者はその店舗の「チャンピオン」として認定され、地域のコミュニティ内での名声を高めることができます。
「トリック・オア・トリート」
「トリック・オア・トリート」イベントは、ハロウィンの季節に合わせて行われる特別なマジック:ザ・ギャザリングのイベントです。このイベントは、「トリック」イベントと「トリート」イベントの二部構成になっています。
「トリック」
トリック・イベントは、ハロウィンの季節に合わせて行われる特別なシールド戦形式のイベントです。プレイヤーは特定の条件下でデッキを構築し、対戦を楽しみます。
特徴:
- 特別なシールド戦:
プレイヤーは『ダスクモーン:戦慄の館』のプレイ・ブースターパック4つとランダムなブースターパック2つを使用して、40枚のデッキを構築します。 - 特別な紋章カード:
全てのプレイヤーが、ゲーム開始時に特別な紋章カードを持ち、エンチャントが戦場に出るたびに「トリック(宝物トークン)」または「トリート(食物トークン)」を選んで生成することができます。 - 参加者特典のグッズ・バッグ:
参加者には、イベント専用のグッズ・バッグが配布されます。中には、プレイ・ブースターパック4つ、ランダムなブースターパック2つ、紋章カードが含まれており、事前にランダムに封入されるため、プレイヤーが選ぶことはできません。
「トリート」
トリート・イベントは、ハロウィンの期間に合わせた特別な販売促進キャンペーンです。店舗で一定金額以上の商品を購入したお客様に特別なグッズ・バッグがプレゼントされます。
特徴:
- 販売促進キャンペーン:
10月31日から、75ドル相当の『ダスクモーン:戦慄の館』製品を購入したお客様に、特別な「トリート」グッズ・バッグを配布するキャンペーンが開始されます。 - グッズ・バッグの内容:
「トリック」イベントで使用されたグッズ・バッグを流用し、さらにランダムなマジック:ザ・ギャザリングのブースターパック2つを加えて配布されます。イベントで余った『ダスクモーン:戦慄の館』プレイ・ブースターもバッグに含めることができます。 - 柔軟な運用:
グッズ・バッグの配分は店舗側で自由に決定でき、「トリック」イベントで使用しなかったバッグを「トリート」イベントに流用することができます。
おわりに
『ダスクモーン:戦慄の館』は、その独特なホラーとミステリーの要素を通じて、プレイヤーにこれまでにない驚きと興奮を提供します。古びた館を探索し、隠された謎や恐怖に立ち向かうことで、ダスクモーンの世界観をより深く体感できるでしょう。このセットが皆さんのプレイに新たなインスピレーションを与えることを願っています。
今後も続報があり次第、本記事を随時更新していきますので、ぜひチェックしてプレイ体験の向上に役立ててください。
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