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MTGパイオニアのデッキ紹介-「イゼットフェニックス」

デッキ紹介
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「イゼットフェニックス」は、パイオニアフォーマットで人気の高いデッキアーキタイプです。このデッキは、複数の呪文を唱えることで墓地から戦場に復帰する弧光のフェニックスを中心に、軽量のドロー呪文と除去呪文を駆使して戦うことが特徴です。デッキは青と赤のカードを使用し、高速なプレイスタイルと柔軟な対応力を併せ持つため、多くのプレイヤーに愛されています。本記事では、「イゼットフェニックス」デッキの構成とその特徴について紹介します。

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引用・参考

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サンプルデッキリスト

ここでは、「イゼットフェニックス」のサンプルデッキリストを紹介します。

メインボード (60枚)

クリーチャー (12枚)
4x 弧光のフェニックス/Arclight Phoenix
4x 帳簿裂き/Ledger Shredder
4x 錠前破りのいたずら屋/Picklock Prankster

スペル (29枚)
4x 考慮/Consider
4x 選択/Opt
4x 手練/Sleight of Hand
4x 焦熱の衝動/Fiery Impulse
4x 稲妻の斧/Lightning Axe
3x 呪文貫き/Spell Pierce
1x 感電の反復/Galvanic Iteration
1x 時間への侵入/Temporal Trespass
4x 宝船の巡航/Treasure Cruise

土地 (19枚)
2x ストーム・ジャイアントの聖堂/Hall of Storm Giants
3x 島/Island
1x 天上都市、大田原/Otawara, Soaring City
4x 河川滑りの小道/Riverglide Pathway
4x 尖塔断の運河/Spirebluff Canal
4x 蒸気孔/Steam Vents
1x 嵐削りの海岸/Stormcarved Coast
サイドボード (15枚)

1x 霊気の疾風/Aether Gust
2x 夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render
1x 厚かましい借り手/Brazen Borrower
2x 兄弟仲の終焉/Brotherhood's End
3x 弾けるドレイク/Crackling Drake
2x 神秘の論争/Mystical Dispute
1x 否認/Negate
3x 氷の中の存在/Thing in the Ice

主要カード

「イゼットフェニックス」デッキの中で特に注目すべき5枚のカードを紹介します。

  • 弧光のフェニックス/Arclight Phoenix
  • 帳簿裂き/Ledger Shredder
  • 錠前破りのいたずら屋/Picklock Prankster
  • 宝船の巡航/Treasure Cruise
  • 稲妻の斧/Lightning Axe

弧光のフェニックス/Arclight Phoenix

弧光のフェニックスは、このデッキの象徴とも言えるフィニッシャーです。軽量のインスタントやソーサリーを3枚唱えることで、墓地から復活し速攻で攻撃を仕掛けることができます。これにより、相手に継続的なプレッシャーを与え、短期間でライフを削ることが可能です。

このカードを最大限に活用するために、考慮や稲妻の斧、帳簿裂き、錠前破りのいたずら屋などを使用して積極的に墓地に弧光のフェニックスを送りつつ、デッキを掘り進めましょう。墓地により多くの弧光のフェニックスがいるほど、復活後の攻撃力が増し、相手に対するダメージ効率が大幅に向上します。

帳簿裂き/Ledger Shredder

帳簿裂きは「謀議」能力を持つクリーチャーで、自分や相手がターン中に2つ目の呪文を唱えるたびに「謀議」が誘発します。この能力により、新しいカードを引いて、手札のカードを捨てることができます。この手札調整の過程で弧光のフェニックスを墓地に送ることで、効率的に攻撃の準備を整えることが可能です。

また、帳簿裂きは飛行能力を持つため、対戦相手の防御を突破しやすく、空中戦において強力なアタッカーとしても機能します。本デッキは軽量のインスタントやソーサリーを多用するため、帳簿裂きの謀議能力を誘発しやすく、デッキの回転率を向上させながらパワーとタフネスを上げられます。

錠前破りのいたずら屋/Picklock Prankster

錠前破りのいたずら屋は、出来事で唱えることでデッキトップ4枚を切削することが可能です。この切削効果によって、デッキから弧光のフェニックスを墓地に送り込むチャンスを増やし、さらに墓地に送られたインスタントやソーサリーを回収することで、弧光のフェニックスを戦場に戻すための条件を整えられます。これにより、デッキの戦略とシナジーを最大限に活かすことができます。

また、このカードはタフネスが3あり、ブロッカーとして優れた性能を持っています。さらに、飛行と警戒を持っているため、攻撃に参加しながら防御に備えることが可能です。このようにして、相手のライフを少しずつ削りながら、防御態勢を崩すことなくゲームを進行させることができます。

宝船の巡航/Treasure Cruise

宝船の巡航は、墓地のカードを追放することでコストを軽減し、最大で1マナで3枚のカードをドローできる強力な呪文です。これにより、手札の枯渇を防ぎ、必要なカードを迅速に引き込むことが可能になります。

本デッキでは、序盤に軽量のインスタントやソーサリーを多く使用するため、墓地が早期に肥え、このコスト軽減効果を効果的に活用できます。また、宝船の巡航を唱えること自体が弧光のフェニックスを戦場に戻すための呪文カウントにもなり、さらなるインスタントやソーサリーのドローが可能になることで、攻撃の持続力を高めます。これにより、対戦相手に対して継続的なプレッシャーをかけ続けることができます。

稲妻の斧/Lightning Axe

稲妻の斧は、1マナで5点のダメージを与える強力な除去呪文です。本来は5マナ追加もしくは手札からカードを1枚捨てるというデメリットがあるものの、本デッキでは弧光のフェニックス捨てるという無駄の無い動きが可能です。

このカードは、戦場の制圧と弧光のフェニックスの墓地送り、戦場に戻すためのスペルカウントとすべてが本デッキに噛み合ったカードです。

デッキの弱点と対策

「イゼットフェニックス」は非常に強力ですが、いくつかの弱点も抱えています。これらの弱点を理解し、適切な対策を講じることで、デッキのパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能です。本記事では、以下の2つの弱点について解説します。

  • 墓地対策への脆弱性
  • 速攻アグロデッキへの防御の手薄さ

墓地対策への脆弱性

本デッキは弧光のフェニックスに依存しているため、墓地を無効化するカード(安らかなる眠り虚空の力線など)に弱いという特徴があります。これらの墓地対策カードが戦場に出ると、弧光のフェニックスが追放され、デッキの勝ち筋がほぼ無くなってしまいます。

対策としては、墓地対策カード(置物系)を割るカードを採用することが効果的です。さらに、弾けるドレイクのようなカードも有効です。弾けるドレイクは墓地だけでなく追放領域のインスタントやソーサリーも参照するため、墓地が封じられていても強力なアタッカーとして機能します。

また、氷の中の存在 (Thing in the Ice) も墓地に依存せず、呪文を唱えることでカウンターを取り除き、大型クリーチャーを場に出しつつ、戦場のすべての非ホラークリーチャーをバウンスする能力を持っています。これにより、墓地対策を気にせずに戦場を制圧することが可能です。

速攻アグロデッキへの防御の手薄さ

本デッキはアグロ系のデッキに対して防御が薄くなりがちです。特に、序盤から高い攻撃力を持つクリーチャーでプレッシャーをかけてくる速攻デッキに対して、必要な時間を稼ぐのが難しい場合があります。

対策としては、兄弟仲の終焉などの全体除去カードを採用しましょう。本カードは低マナコストで複数のクリーチャーを除去でき、相手の攻撃の勢いを削ぐために有効です。

まとめ

「イゼットフェニックス」は、パイオニアフォーマットで人気の高いデッキです。軽量なドロー呪文や除去呪文を使いながら、弧光のフェニックスを墓地から戦場に戻して攻撃を繰り返すことが特徴です。これにより、対戦相手に継続的なプレッシャーをかけることができます。

デッキの魅力は、素早く攻撃に移行できるスピード感と、必要に応じて戦場をコントロールする柔軟性です。ドローで手札を補充し、除去で相手のクリーチャーを対処しつつ、フェニックスの攻撃を続けることで、勝利を目指します。ぜひ、このデッキでパイオニアフォーマットの対戦を楽しんでみてください。

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