MTGの今週のトピックスは、2025年1月24日発売の最新セット「イニストラード・リマスター」のすべてのカードが公開され、良くも悪くも話題沸騰中という点ですよね。
さて、いきなりですが今週から「今週のMTG注目カードTOP5」をお届けします!この記事では、各種構築フォーマットで注目されるカードを厳選し、ランキング形式でご紹介します。それぞれのカードの特徴や採用デッキ、価格の動向などを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください!皆さんの注目カードがあればぜひコメントで教えてください!
注目カードランキング
第5位:脚当ての補充兵/Pawpatch Recruit
《脚当ての補充兵》は、現在スタンダード環境の緑系アグロデッキで採用率が上昇している注目の1枚です。その採用理由として、軽量でありながら高い性能を持つ点が挙げられます。このカードは、序盤からの攻撃性能に加え、長期戦でも効果的な戦力を提供する点で、アグロデッキに最適です。
高スタッツとトランプル
《脚当ての補充兵》は1マナで2/1という高いスタッツを持ち、初期ターンから相手にプレッシャーをかけることができます。さらに、トランプルを持つため、序盤のブロッカーをものともせず、ダメージを通すことが可能です。また、+1/+1カウンターによるサイズアップとも相性バツグンです。
新生能力による展開力
3マナで唱えることで1度に2体を盤面に出せるため、相手の単体除去では対処し切れないケースが多いでしょう。
単体除去への耐性
自軍のクリーチャーが相手の呪文の対象(例:除去スペル)になった際、それ以外のクリーチャーのサイズアップにより盤面に一定の戦力を保持し続けることが可能です。
第4位:拒絶の閃光/Flare of Denial
《拒絶の閃光》は、モダン環境で注目されている打ち消しカードです。特に、《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》を勝利手段とする「ベルチャー」デッキに採用され、その価値が一層高まっています。
ピッチスペルの打ち消し呪文
《拒絶の閃光》の最大の特徴は、マナを支払う代わりに青のクリーチャーを生け贄に捧げることで呪文を打ち消せる点です。「ベルチャー」デッキでは、用済みの《ファラジの考古学者》《稲妻罠の教練者》などを効率よく活用することで、マナのリソースを節約しつつ、相手の妨害に対応できます。
第3位:稲妻罠の教練者/Thundertrap Trainer
《稲妻罠の教練者》は、現在スタンダードやモダンで注目を集めているカードの1つです。このカードは、テンポデッキからコンボデッキまで幅広く活躍し、青系のデッキ全般において潤滑油としての役割を果たしています。その採用率は発売後徐々に上昇し、相場価格も右肩上がりとなっています。
コンボデッキの潤滑油
デッキからカードを引き込む能力がコンボパーツのサーチを補助し、安定性を向上させます。
汎用性の高さ
スタンダード環境では、単純にリソース供給源として優秀なため、青系のさまざまなデッキで採用されています。デッキのタイプに関わらず、手札補充と盤面の展開を一手に担える点が高評価の理由です。
第2位:嵐追いの才能/Stormchaser’s Talent
《嵐追いの才能》は、現在スタンダード環境で注目度が急上昇しているエンチャント・クラスのカードです。その主な特徴は、トークン生成やスペル回収の能力を持つ点にあり、これをセルフバウンス戦略と組み合わせることで、繰り返しアドバンテージを稼ぎ、対戦相手との差を広げていくことが可能です。
カワウソデッキで一時的に高騰した後、セルフバウンスを主体とした新たな戦略に採用されることで需要がさらに高まりました。その結果、このカードの価格も右肩上がりに上昇しており、注目すべきトレンドとなっています。
第1位:ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought
《ファイレクシアン・ドレッドノート》は、レガシー環境において根強い人気を誇るアーティファクト・クリーチャーです。このカードは、再録禁止カードとしての希少性や、美しいイラストによるコレクター需要も相まって、ここ1年で急速に価格が高騰しています。さらに、新しい相棒である《忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculus》との相性が注目され、再びデッキ構築の中心として注目を集めています。
新しい相棒:《忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculus》
《ファイレクシアン・ドレッドノート》の活用には、通常そのデメリットを回避するためのコンボが必要です。最近注目されているのが、《忌まわしき眼魔》を使った新たなコンボです。戦慄予示の効果によってドレッドノートがめくれたときの快感に中毒性が高いというウワサも。
「Stiflenought」デッキでの活躍
レガシー環境では、《Stifle》などの呪文を使用してETB(戦場に出たとき)の能力を無効化し、《ファイレクシアン・ドレッドノート》を簡単に戦場に残す戦略が広く知られています。この「Stiflenought」デッキは、その独自性と高い爆発力から愛好者の多いアーキタイプです。
再録禁止カードとしての価値
再録禁止リストに含まれているため、カードの供給が非常に限られており、時間の経過とともに価値が上昇しています。特にコレクター市場では、美しいイラストと合わせて高い需要を誇っています。
まとめ
今週のランキングの総括として、特に注目すべきカードとその特徴を振り返ります。
- ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought
レガシー環境の強力なアーティファクト・クリーチャーで、希少性と独自のコンボ戦略から価格が高騰中。再録禁止リストに入っていることも価値を押し上げています。 - 嵐追いの才能/Stormchaser’s Talent
スタンダード環境で大きな存在感を放つエンチャント・クラスのカード。セルフバウンスデッキを中心に活躍しており、需要がますます高まっています。 - 稲妻罠の教練者/Thundertrap Trainer
テンポデッキからコンボデッキまで幅広く活用され、スタンダードとモダンでの採用率が上昇中。優れた盤面形成とリソース管理を提供します。 - 拒絶の閃光/Flare of Denial
モダン環境のBelcherデッキで高い採用率を誇る打ち消し呪文。クリーチャーを使用するピッチコストがデッキの戦略にマッチしています。 - 脚当ての補充兵/Pawpatch Recruit
スタンダードの緑系アグロデッキで注目される1マナクリーチャー。トランプル持ちの高スタッツに加え、新生能力による柔軟性が評価されています。
今週のランキングでは、スタンダード、モダン、レガシーそれぞれの環境で重要な役割を果たすカードが揃いました。特に、カードの価格が高騰しているものや、新しい戦略で再評価されているカードが目立っています。
次週以降もこれらのカードがどのような進化を見せるのか、さらなる注目が集まります。ランキングに関するご意見や注目しているカードがあれば、ぜひコメントで教えてください!
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